名前:自由軒
場所:〒070-0035 北海道旭川市5条通8丁目左2号
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR旭川駅 徒歩約10分
営業時間:11:00~15:00、17:00~23:00 毎週日曜日
また行きたい度:=☆☆☆=「孤独のグルメ」で紹介されたカリカリ濃厚なカニクリームコロッケとシンプルながらジューシーなホッケフライが味わえる「五郎セット」がオススメの老舗とんかつ・豚肉料理店
外部リンク:自由軒の食べログページへのリンク
備忘録:
(2022/11/22記載)
2022年10月中旬の平日の昼食に訪問。
この日は以前旭川を訪れた際に行こうとして営業終了直度で行けなかった有名なラーメン店にリベンジすべく昼食時に向かったが、なんと臨時休業…。
結局2度も振られてしまい、バックアップとして予め用意しておいたこちらのお店に急遽移動することにした。
こちらのお店はかつてテレビドラマの「孤独のグルメ」の旭川出張編で紹介されたお店のよう。
<お店の場所はどこ?>
場所は旭川駅前の大通り「平和通買物公園」を駅から北に歩いて10分程度の場所にある。
旭川駅降りてターミナルがある方面(北口)に出て駅と反対側に進んでいくと、大きな遊歩道のような感じの通りが駅から一直線に進んでいる。
こちらの通りをずっとまっすぐに進み、10個目の交差点を過ぎた先の右側路地にお店はある。
平和通買物公園の大きな遊歩道に面していないが、お店のある路地の入口には「自由軒」の看板が置かれているのでそれを目印に路地を覗き込んでみると、10メートルほど先にお店が見える。
こちらが平和通買物公園の遊歩道側からの写真。
路地の入口に置かれている「自由軒」の看板が目印。
開店前やランチ時はお店の前に列が出来ているので、ちらっと路地に目をやっただけでもすぐにわかるような状況。
こちらが店舗外観。
路地の奥まった場所にあるのでしっかり調べて行かないとちょっと迷ってしまう。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の開店5分前の11時25分にお店に到着したが、お店の前には既に4組が開店待ちをしていた。
店内は1Fと2Fがあるようで、テーブル席がメインで約20席程度あるいわゆる黒電話がまだ現役で活躍してそうなレトロなイメージの店内は12時前には満席。
12時を過ぎると2Fに案内されるようになるが、12時15分頃には完全に満席となり待ち客が発生していた。
平日の昼間でこの状況なので、休日は間違いなく観光客で混雑するはずなので、時間に余裕を持っていくか、開店前に並ぶのが確実という印象。
お客さんは観光客も多いが、昔から通っている馴染みの常連さんも多く、テレビ効果で有名になったお店というわけではなく、昔からずっと通っているような固定客もたくさんいるような印象を受けた。
こちらが店内の写真。
昔からある定食屋さんという感じではあるが古臭さはあまり感じられるレトロな雰囲気になっている。
1Fは基本的には4名掛けのテーブル席がメインになっており、少し窮屈感はあるが20名程度のキャパであった。
今回は1名であったのでカウンター席を案内されたが、いわゆる黒電話(ここの電話は黒ではなかったが)がまだ現役で活躍しており、昭和レトロなイメージを感じさせる店内であった。
<オススメのメニューは?>
お店の名前には「とんかつ・豚肉料理」となっているが、メニューはそれ以外にもカレーやシチュー、フライものなど、いわゆる洋食屋さんのような、メニューも準備されている。
その中でも、「孤独のグルメ」で井之頭五郎が注文したカニクリームコロッケとホッケフライをセットにした「五郎セット」なるものもあったりとなかなかミーハーな面も。
今回は「五郎セット(1280円)」一択だったのでこちらの迷わずにオーダーしたが、こちら以外にも「塩やき」や「ロースかつ」、「オムカレー」などのメニューもかなりオーダーされており、事前に決めていないと色々と心うつりしてしまう。
隣の席に座った観光客らしき人が、「カニクリームコロッケは単品ではオーダー出来ないですよね?」(メニューには単品の掲載無し)と大将に聞くと「大丈夫だよ~、ここは自由軒だからなんでも自由だからね~」と独特の優しい話し方で対応されていたのが印象的。
なので、色々食べたいときにはセットメニューではなく単品メニューをダメもとで組み合わせてオーダーしてみるものアリかも知れない。
こちらが肉料理、カレー、丼もののメニュー。
塩焼きやロースカツなどのオーダーが比較的多い印象。
単品メニューとして色々記載がされているが、人気の「カニクリームコロッケ」の記載はなし。
ただ、お願いすれば1個から単品で準備してもらえるので、他の料理を頼みつつ、単品でカニクリームコロッケを追加というのも贅沢な食べ方。
そしてこちらがお店イチオシの「五郎セット」。
普通の定食で1280円、味噌汁が大きくなっただけで追加で600円なので、どれだけすごい味噌汁になるのかは少し興味があるところ。
こちらが人気メニューリスト。
何をオーダーしていいか迷ったらこちらの中から決めるのもアリ。
注文してから15分程で料理が提供された。
今回は開店と同時に入店出来たのだが、オーダーのタイミングがちょこっとずれてしまったこともありファーストロットでの提供にならず…。
ファーストロットでの提供であれば10分弱という感じだが、丁寧に料理をしていることもあってか、タイミングが外れると少し料理の提供までに時間がかかるかなという印象。
こちらが「五郎セット」。
カニクリームコロッケとホッケフライがそれぞれ2つずつ、付け合わせのキャベツとマカロニサラダが1つのお皿に盛られている。
その他には定食定番のご飯・味噌汁と漬物という組み合わせ。
まずはカニクリームコロッケから頂くが、粗めの生パン粉で仕上げられたカニクリームコロッケは衣がそれなりに厚くカリカリでしっかりとした歯ごたえのもの。
その中にはアツアツでトロトロの濃厚クリームグラタンを思わせるソースがたっぷりぎっしり詰まっている。
カニ感が強いかと言われるとそこまでではないのだが、チーズを思わせる濃厚なクリーム感のカニクリームコロッケはソース無しでも十分に楽しめる味わい。
サイズも子供の握りこぶし程度の大きさはありかなりボリューム感もある。
一方のホッケフライだが、衣は同じ粗めの生パン粉で仕上げられており、魚の風味を活かしたシンプルでホクホクとした味わい。
ホッケがジューシーに仕上げられており、火の通り具合も絶妙。
そのままだとかなりシンプルな味わいだが、自家製のタルタルと合わせて頂くと丁度良いバランス感になる。
箸休めに味噌汁を頂くが、こちらはとてもシンプルに豆腐とわかめが入ったもの。
ただ煮干しの出汁を丁寧にとった味わにははしっかりとしたこだわりを感じられる。
<まとめ>
今回はミーハーに「五郎セット(1280円)」を注文したが、テレビドラマの影響があろうとなかろうと美味しかったという印象。
カニクリームコロッケはカリッとした厚めの衣中にの濃厚クリームグラタンを思わせるソースがトロトロっとした口当たりと共にたっぷり詰まっており、見た目以上にボリューム感がある。
また、ホッケフライはシンプルながら魚のジューシーな味わいを楽しめる絶妙な火加減ということあって、職人技の経験と勘と共に手間暇かけて作られたこだわりの料理であることを素直に感じられた。
値段はランチながら約1300円ではあるが、食べ終わった後の満腹感やそれぞれの味わいの印象を考えれば決して高い金額ではない。
今回はミーハーどころを攻めたので、次回は地元民のオーダー率が高い(と思われる)オムカレーや塩やきなどのメニューにもチャレンジしてみたい。
「自由軒」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply