名前:蜂屋 五条創業店
場所:〒070-8510 北海道旭川市5条通7丁目右6
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR旭川駅 徒歩8分
営業時間:10:30~19:50 毎週木曜日
また行きたい度:=☆☆☆=濃厚ラードが見た目にも味わいにもインパクトを与える一風変わった旭川ブラック醤油ラーメン
外部リンク:蜂屋 五条創業店の食べログページへのリンク
備忘録:
(2022/05/16記載)
2022年4月上旬の平日の昼食として利用。
この日は昼食時間が少し遅めで14時前ということもあり、滞在先から近く手軽に食べられるものを探していたが、そうなるとどこの場所にいても候補に挙がるのが丼ものか麺もの。
ということで、毎度の如くラーメンを探したところ、ちょっと一癖あって独特な味わいながら人気のあるラーメン店が近くにあることが分かったので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所はJR旭川駅からだと歩いて10分弱程度、駅前から続いている歩行者専用の大きな通りである「買物公園通り」を下り、四条通りを超えた先の二つ目の路地を左に曲がったところにある。
この場所には飲食店街が立ち並ぶ小さな雰囲気のある路地「ふらりーと」という場所があるが、その中からもアクセス可能。
こちらが店舗外観。
こちらは正面玄関というよりは車で来た場合に利用する出入口。
店舗は駐車場の奥にあるので、車で来た場合にはかなりゆっくり走らないと見逃してしまう。
なお、隣接する味のある飲み屋街「ふらりーと」の中からもお店に入ることが出来る。
こちらの入口から入ると「夜に飲んだ帰りの締めのラーメン」という雰囲気を疑似的に味わえそう。
<混雑状況・店内の様子は?>
到着は平日の14時前ということもあって、4名掛けのテーブル席のみ60席程度のキャパで味のある店内では数名が食事をしているのみ。
店内に入ると「お好きな席へどうぞ」ということで空いている席を選んで着席。
その後はあまり入店する客もなく、ゆっくりとラーメンを食べることが出来た。
なお、4人掛けのテーブルは実際に4名で座るとかなり窮屈なのと、テーブルの上にはアクリル板があるので丼を4つ置いたらかなりギリギリな感じであった。
タイル張りの床や使われている椅子やテーブルなどがいい感じで昭和の定食屋さん感を醸し出している。
<オススメのメニューは?>
旭川と言えばやはり醤油ラーメンという印象なので、「しお」や「みそ」の選択肢もあったが迷わずに「しょうゆラーメン(800円)」をセレクト。
なお、焦がしラードの濃さは「濃い・普通・なし」の3つから選ぶことが可能で、注文をするとスタッフの方から確認をされる。
メニューのバリエーションとして、チャーシューや野菜などのトッピングが追加されたもの以外にもしょうゆつけ麺やまぜ麺などもあり、複数回訪問した際には色々試すことが出来そう。
また、ご飯ものとしては豚めしやねぎめしといったメニューもあり、15時までのランチタイム限定ではあるが餃子とごはんがセットでプラス200円というお得なランチセットもある。
こちらがメニュー。
しょうゆ・しお・みそのさん種類をベースにそれぞれトッピングや味付けなどのバリエーションがある。
ラーメン以外にはしょうゆつけ麺やまぜ麺等のメニューもあるので、複数回訪れる際には色々と試せる。
なお、この日はセットメニューとして餃子3つとご飯が付いてプラス200円という設定。
オープンから15時までの時間限定のメニューのよう。
オーダーをして待つこと5分強で着丼。
こちらが「しょうゆラーメン」。
提供された時にその色をみて思わずに苦笑い。
今回は「焦しラード濃いめ」で注文したこともあってか、ラーメンそのものが真っ黒。
これが本当に醤油ラーメンなのかというほどの衝撃であった。
まず一口スープを啜るが、文字通り焦げたような独特な香りが口の中一杯に広がる。
その味わいは、このラーメンが醤油ラーメンであることを思わず忘れてしまうほどのインパクト。
ただ、焦しラードの層は一番上だけなので、スープをしっかりと混ぜると、その下には家系トンコツに近しい色合いのスープを確認できる。
こちらのスープは旭川ラーメン独特のダブルスープの特徴を良く感じられ、醤油系の味わいは控えめで動物系の味わいを比較的強めに感じられるタイプ。
麺は中細のほぼストレートタイプ。
デフォルトでも少し柔らかめの印象だが、もちもちしていることもあってか柔らかさはそこまで気にならない。
スープをしっかりと吸ってくれ、啜るというよりはしっかりと食べるに近い印象の麺。
チャーシューは一般的にみられるようなタイプではなく、イメージとしては豚しゃぶに近いような感じ。
比較的しっかりと茹で上げられているような歯触りで大振りのものが3枚入っているが、ラーメン屋さんのチャーシューを想像するとちょっと味わいが異なる。
<まとめ>
ラーメンは800円と、金額的には特に高い・安いという印象は無かったが、最初は黒い色そのものと独特な味わいにかなり驚いた。
だが、次第にこの焦げた感じの味わいが動物系メインの醤油スープとしっかりマッチするように感じられ、後を引く味わいへと変わっていた。
今回は欲張って「焦がしラード濃いめ」で注文してしまったこともあり、ただでさえインパクトがある味わいがさらに強烈になったので、初回訪問時は「普通」でオーダーするのがオススメ。
ちょっと刺激が欲しくなった際や、物珍しい味わいのラーメンを食べたくなった時には間違いなくおすすめのラーメンであった。
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