らーめんや天金 四条店 (2022/04)


名前らーめんや天金 四条店

場所:〒070-0034 北海道旭川市4条通9-1704-31
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR旭川駅 徒歩12分

営業時間:11:00~20:00 毎週火曜日

また行きたい度:=☆☆☆=トンコツの獣系の味わいと正油の塩分とコクそこにラードの油感と濃厚の味わいが複雑に絡む特徴的で癖になる味の正統派旭川正油ラーメン

外部リンクらーめんや天金の公式HPへのリンク

備忘録

(2022/05/09記載)
2022年4月上旬の平日の夕食時に訪問。
この日は夕食に旭川ラーメンを食べる予定にしていたのだが、一番人気のお店に行くと18時過ぎなのになぜか電気が消えている…。
調べてみると、営業時間が17時半までだったことに気付きショック。
定休日こそ調べたものの、ラーメン店だからそれなりに遅い時間まで営業しているだろうという先入観を持ったのがマズかった。
ということで、第一候補が万が一満席で待ちが大量発生だった場合に備えて事前に調べておいたこちらのお店に急遽目的地を変更した。

<お店の場所はどこ?>
場所はJR旭川駅からだと歩いて10分程度、駅前から続いている歩行者専用の大きな通りである「買物公園通り」を下り、途中見えてくる「家系ラーメン」のお店を通過して先を右に曲がると100メートル弱歩いた先左側に見える。
今回は宿泊先のホテルから向かった関係もあり、大きな通りである四条通り沿いに歩いて探したのだが、店舗は四条通り側ではなくその反対側の裏側にあるので、車で行く場合には注意が必要。


こちらが店舗外観。
キレイな感じの店舗なのだが、看板が裏通り側に向かって出ているので表通りからは全く見えない。


ちなみに店の前にも駐車スペースはあるのだが、満車の時にはすぐ横にある提携駐車場を利用すると、食事の金額によって駐車券のサービスを受けられる。

<混雑状況・店内の様子は?>
到着は平日の19時前ということもあってか店内は満席。
客層的には地元民と出張族が半々程度で、1人客が圧倒的に多い。
我々が到着する前に丁度1組先に待ちが発生したこともあり、10分程度待ってからの入店となった。
ただ、我々が食事を済ませた19時頃になると店内は逆に3割程度の客入りになっていた。
店内はテーブル席を中心に30席弱のキャパ。
カウンター席が少な目でテーブル席が多めなので、家族連れの観光客でも気兼ねなく入れる。
店内の雰囲気はこれと言って特徴的な点はないが、旭川の人気店らしく壁には有名人の色紙が大量に飾ってある。


カウンター席が少な目ということもあって、席がフル稼働していなくとも待ちが発生してしまうのは仕方ないところ。
テーブル席の片側はカウチになっており、子連れでも気兼ねなくラーメンを食べることが出来る。

<オススメのメニューは?>
旭川と言えば「旭川正油ラーメン」しか考えていなかったので、当然「正油ラーメン(800円)」を注文することは確定。
同行者は折角なら違う味をということで「野菜ラーメン味噌味(900円)」をオーダーした。
また、ちょっとつまみにということで丼ものの「山わさびごはん(200円)」もオーダー。
なお、メニュー的には正油・味噌・塩をベースに、トッピング派生版として野菜・コーンバター・チャーシューなどがラインアップされていた。


こちらがメニュー。
比較的シンプルだが、野菜やコーンバターなどのラーメンはそれぞれ正油・味噌・塩の三種類を選ぶことが出来るのがちょっとわかりずらい。

オーダーをして待つこと5分強で順次着丼。


こちらが「正油ラーメン」。
想像していた正油ラーメンとは少々異なり、少しトンコツスープに近いような色合い。
その上には旭川ラーメンの特徴であるラードの層が見える。

そのスープの上にはチャーシューが2枚とメンマ、それに刻みネギと、とてもシンプル。

まずスープを啜るが、スッキリ系のトンコツスープに正油の味わいが加わり、文字だけで書いてしまうといわゆる「トンコツラーメン」のような印象だが実際には全く異なる。
スープからはトンコツの獣感は一切なく、旨味だけを使っていることもあってかトンコツスープ単体としてみるとかなりアッサリした味わい。
しかしながら、そこに正油の塩分とコク、ラードの風味が混ざることによって、なんとも特徴的で複雑な味わいになりこれがまたクセになる。

麺は中細のやや縮れタイプで加水率を低めにしてスープに絡みやすくしているとのこと。
デフォルトでもそこまでしっかりとした歯ごたえはではなく、しっかりとスープに絡んでその旨味とアツアツの温度をまとめて口まで運んでくれるタイプ。

一方のチャーシューはいたって普通のもので、しっとり系ではあるがそこまで特筆すべきポイントは無かった。


そしてこちらが「野菜ラーメン味噌味」。
少し赤味がかった色合いのスープの上にはたっぷりもやしなどの野菜と刻みネギがのせられている。

スープは味噌の甘味を感じつつ、しっかりとピリ辛感も感じられるタイプ。
濃厚というよりはスッキリ系の印象で、比較的スイスイの飲めてしまうのだが、調子に乗って飲み進めると後で少し口の中がピリピリする。


こちらは「山わさびごはん」。
たっぷり一膳のご飯の上には刻み海苔と、その上に山わさびがのっている。
一見すると山わさびの量がかなり少なく見えるのだが、ご飯と一緒に食べるとその存在感に圧倒される。
市販されている山わさびの瓶詰などは比較的ワサビの風味がマイルドにされているが、こちらはワサビの風味をダイレクトに感じられるパワフルな味わい。
ガッツリ山わさびの風味を味わいたい人にはオススメのサイドメニュー。

<まとめ>
今回は複数名かつ初訪問ということで正油ラーメン以外も注文してみたが、やはり旭川は正油ラーメンがテッパンメニュー。
味噌ラーメンもなかなかの味わいなのだが、味噌ラーメンだけで見れば他にもレベルの高い味わいの店が各地にありそうという印象であった。
一方で正油ラーメンは、トンコツの獣系の味わいと正油の塩分とコク、そこにラードの油感と濃厚の味わいが複雑に絡み、なんとも特徴的な味わいで実際に食べてみて納得。
トッピングも無しでシンプルにラーメンを味わい、それでもちょっと物足りなければいくらご飯や山わさびごはんなどのサイドメニューと一緒に楽しむのが一番よいという印象であった。

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らーめんや天金 四条店ラーメン / 旭川駅

夜総合点★★★☆☆ 3.4

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