購入場所 |
エノテカグランツリー武蔵小杉店(こちらから購入可能) |
購入日 |
2022年03月24日 |
購入金額(税込み) |
3666円 |
テイスティング日 |
2022年11月30日 |
ワインデータ:
国名 |
チリ |
地域 |
コルチャグア ヴァレー |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2016年 |
ブドウ品種 |
カベルネソーヴィニヨン90%、メルロー10% |
コメント:
特にワインを買う予定はなかったのだが、別件でこちらのショッピングモールに行った際にたまたま立ち寄り3本まとめ買い11000円のセールに遭遇。
みてみると、通常価格だと5000円以上するものが選べ、その中にこちらのワインを発見。
普段だとなかなか手が出ない5500円というお値段だが、結果としては3666円と2000円近く安くなるので思い切って購入した。
色は艶やかで深みのあるダークチェリーを思わせる赤紫でわずかに朱色のニュアンスも見え隠れする。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に時間をかけてゆっくりと脚を出す。
スワリングをすると周囲には豊かな香りが広がるが、同じモンテスであってもヴィンテージセレクションということで熟成が進んでいることもあり、ガッツリジューシー系の香りではなくフワッと柔らかく香るようなイメージ。
カベルネらしい力強い果実感はカシス系のチャーミングな甘酸っぱさと感じつつも、メインはしっかりと水分を飛ばした濃厚なレーズンやプルーンの印象。
加えてシナモンや胡椒のようなハーブやスパイスのニュアンスも感じられ、それらが力強くも上品にまとまっている。
口当たりはとてもまろやか。
カベルネらしい濃厚は果実感はしっかりと感じられるものの、決して派手なジューシーさはなく凝縮された果実の甘味がじわじわと口の中に広がる。
その味わいはとても優雅で、熟成を経ただけあり若いヴィンテージのモンテスとは異なる味わい。
中盤にはレーズンや干しプルーンの豊かな果実感を感じ、タンニンもしっかりと感じられるものの決して渋みに角はなく、柔らかく主張する。
そしてきれいな酸と果実の甘味、柔らかな樽香が口の中にその余韻を長く残す。
優雅で濃縮された果実感や柔らかいタンニンを楽しめるモンテスアルファシリーズの熟成ヴィンテージワイン。
<アルコール度数14.5%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
深みのある |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ブラックチェリー |
香り |
強さ |
豊か |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
レーズン、干しプルーン |
香辛料 |
ミント、シナモン、胡椒 |
味わい |
アタック |
滑らか |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★ |
総評 |
★★★☆ |

この日は宮崎牛の切り落としをシンプルにソテーしたものと合わせた。
脂のしっかりと乗った宮崎牛は塩胡椒なくともそれだけで十分に楽しめる。
その牛肉のパワフルな味わいに若干熟成が始まっている柔らかいワインが負けないか不安ではあったが、そこはさすがモンテス。
ベースとなるワインそのものがしっかりとしているので、味わいから若干角が取れていても全く問題なくマッチする。
今回は定番の牛肉と合わせたが、ステーキ系のしっかりとした料理はもちろんのこと、少し甘味のあるようなシチューやデミグラスソースと合わせたハンバーグなどとの相性もよさそう。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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