再度山荘 (2023/02)


名前再度山荘

場所:〒650-0007 兵庫県神戸市中央区神戸港地方63
地図はこちらからどうぞ

交通手段:神戸市バス 諏訪山公園下駅 徒歩25分

営業時間:11:30~14:00(平日)、11:00~15:00(土・日・祝) 毎週月曜・火曜

また行きたい度:=☆☆☆=爽やかな空気を楽しみながらハイキングした後に頂けるご褒美スペアリブが名物のオシャレな別荘チックなイタリアンレストラン

外部リンク再度山荘の公式HPへのリンク

備忘録

(2023/04/01記載)
2023年2月上旬の休日のランチタイムに利用。
神戸に行った際に地元の知人とランチをすることにしたのだが、その知人が最近ハマっているというのがこちらのお店。
アクセスに難あり(車や公共交通機関でお店の近くまで行くことが出来ない)ではあるが、天気が良ければハイキングがてらお店に向かえるとの事なので晴れることを祈りつつ予約当日を待った。

<お店の場所はどこ?>
お店はかなりマニアックな場所にあり、車での来店は不可。
公共交通機関利用の場合は通常期であれば三宮駅から神戸市バスの7系統で「諏訪山公園下」バス停で下車してゆっくり歩いて25分程度のアクセスがもっとも歩く距離を少なくするコース。
なお、最寄りのバス停からは軽いハイキングのようイメージで山を登るのでスニーカーでの移動が必須。
バス停を降りてからは基本一本道ではあるが、ところどころ細かい分岐があるので地図アプリ等で場所を確認しながら登っていくのが無難。


バス停を降りて目の前の通りを反対側に渡ると、目の前には急な坂道がそびえたつ。
お店へは左の細い道を登っていく。
写真には写っていないが、左側には諏訪山公園という公園がある。


途中の景色はここが三宮であることを忘れるほどのどかで自然が豊か。


20分くらい時間をかけて坂を登っていくと、トレッキングコースとへ続く道が見えてくる。
お店へは左の階段を上がっていく。


階段を上がっていくと「燈籠茶屋」と書かれた看板があるが、こちらは別のお店へ続く道。
目的のお店は写真奥の階段方面へ向かう。


階段の手前には「再度山荘」とかかれた看板がある。
ここまでくるとゴールは目と鼻の先。


なお、看板の横にはお店のメニューも掲示されている。


こちらが今回の目的のお店。
お店というよりは文字通り山荘という感じ。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日のランチタイムであったが、知人が事前に予約をしておいてくれたので席の確保は問題なし。
開店時間の11時少し前になると、予約組が店の前で列をなして待っている。
時間になると予約順に名前を呼ばれ店内に案内されるのだが、お店は20席超のテラス席と同じく20席程度の室内の席がある。
ところどころ少し凹んでいるような木張りの床に木のテーブルや暖炉が置かれており、誰かの別荘に来たようなイメージの造り。
春や秋などの気候が良い時期は断然テラス席がオススメ。
この日は予約席で満席ではなかったので飛び込みで何組か入ってきたのだが、ただ流石にこちらの店に来るまでの道のりを考えると事前に予約しておくのが絶対にオススメ。
万が一入れなかった場合は周辺には代わりになるような店が無いので、最低でもまた30分弱かけて山を下って、更に三宮方面まで戻る必要があるのでかなりリスクが高い。


入口入ると目の前がこちらのテラス席になっている。
テラス席の奥ではスペアリブやピザなどを調理しており、香ばしい香りが辺り一面に広がる。


反射して見にくいが、こちらが店内の席。
長テーブルの両サイドに座るようなイメージ。

<オススメのメニューは?>
オーダーは全て知人に任せてしまったのだが、やはりこちらのお店の名物と言えばスペアリブ。
これは絶対に外せないということで骨を入れて200グラム程度のボリューム感のある「スペアリブ大(1200円)」はマストアイテム。
その他のメニューはピザとなるので、その中から「マリナーラ(1350円)」と「マルゲリータ(1650円)」をオーダー。
そしてもう一品ということで「スパイシーチキン(450円)」もオーダーした。
この日はとても暖かかったこともあり、またスペアリブを頼むならということで赤ワインのデキャンタ「アルタ マルベック(1700円)」もオーダー。


こちらが料理のメニュー。
パンとサラダ、スープとスパイシーチキンにスペアリブがセットになった「スペアリブランチセット」は2000円と単品でオーダーするよりもかなりお得になっている。


ピザは9種類から選ぶことが出来る。


その他にコースメニューもあるがこちらは4名以上限定1組で要事前予約のメニューとのこと。


こちらがワインのメニュー。
フランスやスペイン、そしてアルゼンチン、アメリカと比較的幅広いエリアからセレクトしている。
市価プラス1000円程度とかなり良心的な価格設定での提供。


オススメのワイン以外にもワインリストがある。
基本は全てボトルだが、「アルタ マルベック」のみグラスとデキャンタでも提供している。


そしてどういうわけだから八海山の純米吟醸のみ専用のPOPを作って推し日本酒としてアピールしている。

オーダーしてまずはビールを楽しんでんでいると15分程度で料理の提供が始まった。


最初に提供されたのは「マリナーラ」。
テラスにある釜で焼き上げられたピザは生地が厚めでモチモチ感がある。
こんがりと焦げ目が付いており香ばしく焼きあがった生地に濃厚でトマトの甘味たっぷりのトマトソースがたっぷりと塗られれている。
そこにガッツリとフレッシュガーリックの旨味が効いており、シンプルながらインパクトのある味わい。
25センチ程度のサイズ感は4人で2枚程度つまむと丁度良いバランス感。


そしてこちらが「スペアリブ大」。
今回は3名での利用だったのでトータル3本オーダーした。
大だと骨入りで200グラムとなっており、大人なら大を一本オーダーしてピザなどをつまむと丁度良いサイズ。


なお、スペアリブやスパイシーチキンをオーダーすると必ずサラダが付いてくるのも嬉しい。


こちらがスペアリブを取り分けたあとの写真。
スペアリブが20センチほどあるので取り皿が小さく見えてしまうが、決して取り皿が小さいわけではない。
こんがり香ばしく焼きあがっており生姜とニンニクの味わいがしっかりと染み込んでいる。
骨の部分にナプキンを巻いてそのままかぶりつくが肉離れも良く、程よい肉感を残した柔らかい仕上がりになっている。
こんがりとした焼き上がりと濃厚な味わいは赤ワインがどんどん進んでしまう。


しばらくすると「スパイシーチキン」が提供された。
こんがりと炭火で焼き上げられたチキンはスパイシーというネーミングではあるがそこまでガッツリと辛い味付けではない。
カリっと焼き上げられた皮とジューシーで脂が染み出る肉に香辛料と山椒の風味が混ざりあう。
写真ではわかりにくいがそれなりのサイズ感があり、1つ頂くと十分に満腹になる。


そして最後に提供されたのが「マルゲリータ」。
こちらもマリナーラ同様に生地は厚手でもちもち感のあるタイプ。
マルゲリータなのでチーズが乗っているが、そのチーズはふわふわ柔らかい。
そこにマリナーラ同様の濃厚トマトソースとたっぷりオリーブオイルがかけられており、こちらもはっきりとした味わいが特徴的。

<まとめ>
今回は4名でスペアリブ大、チキン、ピザ2枚とビール、ワインデキャンタをオーダーしてトータルで13000円程度。
1名あたり3000円少々なのでランチとしては少し贅沢な金額ではあるが、まさに山荘のような雰囲気でスペアリブやスパイシーチキン、ピザを味わえるので近場にあれば時々来たくなるようなお店であった。
神戸ポークを使って前日から仕込むスペアリブは大をオーダーすれば20センチほど、200グラムというの大きなサイズ。
こんがり香ばしく焼きあがっており生姜とニンニクの味わいがしっかりと染み込んでおり、肉離れも良く程よい肉感を残した柔らかい仕上がりになっている。
チキンも同様に香ばしく焼き上げられておりカリっと焼き上げられた皮とジューシーで脂が染み出る肉に香辛料と山椒の風味が混ざりあうワイルド感たっぷりの味わい。
ピザは生地が厚手でモチモチ感のあるタイプとなっており、濃厚トマトソースの味わいが印象的なシンプルながらインパクトのある味わい。
これらに合わせるワインも10種類以上揃っており、いずれも市価プラス1000円程度と良心的なのも嬉しいポイント。
そして締めのデザート替わりにマショマロを串にさしてセルフサービスで焼きマショマロを作れるのも山荘チックな雰囲気を演出してくれる。
今回は晴れていたので気分良くハイキングがてら行けたが、悪天候時は少々アクセスが厳しいのが玉に瑕。

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再度山荘肉料理 / 県庁前駅元町駅(JR)三宮駅(神戸市営)

昼総合点★★★☆☆ 3.6

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