購入場所 |
不明 |
購入日 |
不明 |
購入金額(税込み) |
不明 |
テイスティング日 |
2022年03月18日 |
ワインデータ:
国名 |
アメリカ |
地域 |
ナパ |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2005年 |
ブドウ品種 |
メルロー |
コメント:
大昔に良くカリフォルニアに遊びに行っていた時代に、地元のスーパーで日本であまり見かけない面白そうなワインを買い漁っていた時に購入したもののよう。
今となってはいつどこでいくらで購入したかは全く不明。
最近は古くても2015年程度のヴィンテージを飲んでいたので、たまにはもう少し古めの熟成したものが飲みたくなり、コレクションの中から料理に合いそうなものを開けることにした。
ワイナリーのHPを調べてみると、「過去のリリース」として同じシリーズのものがあったが、それでも2009年ものが最後で当時の金額で70ドルだったよう。
色は吸い込まれそうなほど美しい深みと輝きのあるルビー色。
粘度は非常に高く、グラスの縁には数多くの脚がゆっくりとグラスの縁をたどっていく。
香りはナパのワインらしくかなり力強く、抜栓と同時にあたりに優雅な香りが立ち込める。
その香りは若々しさこそ感じないものの黒い果実をぎゅっと凝縮したものにしっかりとした甘味が加わり、とてもジューシー。
アタックは柔らかくも厚みのある黒い果実をぎゅっと濃縮したジューシーな味わい。
中盤からはそのジューシーな果実感とともに比較しっかりとしたタンニンが口の中に残るが、角が取れていることもあってかキツさは感じられない。
そしてタンニンが抜けた後の余韻には華やかな樽香がふわっと香りそのまま綺麗に消えていく。
とても17年熟成とは思えないほど果実感と力強さを備えつつ程よく角の取れた熟成感を感じられるナパらし味わいの一本。
<アルコール度数14.5%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
深みのある |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
シロップのよう |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ルビー |
香り |
強さ |
芳醇 |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
レーズン |
香辛料 |
クローブ、胡椒 |
味わい |
アタック |
強い |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
十分 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
- |
総評 |
★★★★ |

この日は脂の旨味がしっかりと滲み出た牛すじの煮込みを合わせてみることにした。
野菜の甘味と牛すじの旨味が熟成されたナパワインと良いコンビになると予想したのだが、予想通りのかなりのマッチング。
果実感と樽熟成由来の甘味がトマトベースの甘味や酸味に、そしてしっかりとしたタンニンの刺激が牛すじの肉の旨味と脂の味わいにしっかりとマッチ。
20年近く熟成してもなおこれだけしっかりとした味わいの料理と合わせても負けずにしっかりとマリアージュできるのは流石としか言いようがない。
<マリアージュ指数:5ばっちりマリアージュ>
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