ヌル・ザハン (2022/03)


名前ヌル・ザハン

場所:〒232-0052 神奈川県横浜市南区井土ヶ谷中町126-2
地図はこちらからどうぞ

交通手段:京浜急行線 井土ヶ谷駅 徒歩6分

営業時間:11:00~15:00、17:00~23:00 毎週水曜日

また行きたい度:=☆☆☆=味わいにコクと程よいスパイス感を感じられる現地インド料理をわずかに日本人好みアレンジした街中の隠れた本格派インド料理店

外部リンクヌル・ザハンの食べログページへのリンク

備忘録

(2022/04/03記載)
2022年3月上旬の平日ランチタイムに訪問。
最近は比較的インド料理系を食べる機会が多く、この日もこのエリア付近に用事があったので前から気になっていたこちらの店に行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
店舗は京急線井土ヶ谷駅から徒歩5分程度の場所にある。
お店専用の駐車場はなく、付近にも停めやすい場所にはコインパーキングがないため、車で行く場合は店舗から徒歩3分程度のサミットの時間貸し駐車場の利用が確実。
サミットで買い物をすれば駐車料金も無料になるので、下手に付近の路地に入ったコインパーキングに停めるよりも結果的には良いかも知れない。
もちろん、公共交通機関を利用してのアクセスも悪くないので、電車で行くのもアリ。


こちらが店舗外観。
この付近は小さな店舗や飲食店が軒を連ねていることもあり、注意しないとお店を見逃してしまう可能性あり。
当日も「確かこの辺りだったと思うのだが…」という感じで探しながら見つけた。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の11時半ころということで、もともと周辺にはオフィスビル等がない環境なので混雑は予想していなかったが、予想通り先客は無し。
店内は2Fもある建物ではあるが、イートインのコーナーは両サイドの壁に向かって設けられたカウンター席が計7席のみ。
ハイチェアータイプのみなので要注意。
棚のいたるところにインド系の食材やお菓子が陳列されていたので気になってよく見てみると、どうやらレストラン以外にもハラル食品の販売も行っているよう。


こちらが店内の様子。
こちらのカウンター席は丸椅子タイプだが、我々が利用したカウンター席は軽い背もたれが付いているタイプ。
取り立ててインド感をガッツリ出してきているわけではないが、インド食材が陳列されている。

<オススメのメニューは?>
以前こちらのお店のメニューを見ていた時、ランチタイムにマトンビリヤニを提供していると書いてあったので、ビリヤニの中でも特にマトンビリヤニ好きとしては頼まずにはいられない。
そして同行者は定番のチキンカレーをセレクト。
ランチタイムのメニューとしてはカレーセットや、カレーにチキンティッカのついたセット、そして今回オーダーしたビリヤニセットやビーフテハリなどのメニューがメイン。
今回は「カレーセット(880円)」をバターチキンカレーの一番辛さ少な目のマイルドで、「マトンビリヤニセット(1300円)」をオーダーした。
なお、ランチメニューをひっくり返すと裏側にはお得なメニューが書いてあるので必見。


店の外にはランチ用メニューやディナータイム用のメニューなどの一覧が張り出されている。


そしてこちらが店内のテーブルに置かれているランチメニュー。


このランチメニューの裏にはちょっとお得なランチメニューが。
通常のカレーセットはナンお代わり自由+選べるカレーの種類が豊富だが、こちらのメニューは日替わり、キーマ、チキン、の三種類のみであることに加えてナンのお代わりが出来ないというもの。
ただ、お値段は680円となかなか良心的。
ガッツリ食べない場合はこちらのセットでも十分。

オーダーしてから待つこと5分弱でまずはサラダが提供された。


こちらはセットのサラダ。
フレンチドレッシングのようなドレッシングがたっぷりとかかっており、いわゆる一般的なドレッシングかと思ったらしばらく食べていると意外とピリッとすることに気付いた。
前菜のサラダを食べている時点でインドのスパイシーさを感じられる。


その後10分程度してから提供されたのが「マトンビリヤニ」。
見慣れたカラフルなバスマティライスがキレイに盛られている。
マトンビリヤニということで、中東でよく食べていたものはゴロっとしたマトンの塊がたくさん入っていたのだがその姿が見当たらない。

取り合えず一口頂くが、ハーブやスパイスがバスマティライスにしっかりとしみ込んでおり、決して辛すぎず、それでいてしっかりと味が付いていてスパイス感も感じられる。
香りも良く、パクパクと食べ進めていくとキレイ盛られたバスマティライスの中から突然マトン肉の塊が出てくる。
計6個くらいはあろうかという塊は2口程度で食べられるサイズ感。
柔らかく仕上げられておりこちらにも程よいスパイス感とマトンの味わいを感じられるのだが、肉にまじって甘いペースト状の物が入っている。
よくよく見るとデーツを煮込んでペースト状にしたもののようで、これを混ぜて食べるとスパイスの辛さとデーツの甘さが複雑に絡み合い、ちょっとした味変になる。

こちらのビリヤニセットにはチキンティッカが1つ付いているのだが、しっかりと炭火で焼きあげられた風味と程よい焦げ感、そして辛すぎないスパイス感を感じられる一方で、肉そのものはとてもジューシー。


こちらは「カレーセット」。
今回はバターチキンをオーダーし、辛さは4段階中一番辛くない1でオーダー。
他のインド料理店に比べてカレーの入っている器が大き目という印象。


バターチキンはマイルドにしたこともあり辛さはかなり控えめではあるが、それでも食べ進めているとしっかりとした辛さを感じられる。
ただ、トマトなどの甘味がしっかりと感じられ、よく中東で食べていたようなナッツを使ったクリーミー感は控えめ。
それでも味わいに奥深さとコクが出ており、ナンがどんどんすすむ。

ナンは焦げが控えめのタイプで、ふわふわタイプというよりはどちらかというとモッチリしっかりタイプという印象。
少し冷めてくるとしっかりとした歯ごたえを感じられ、カレーにつけてバクバク食べるというよりは、しっかりと噛んで食べるタイプなので、好みが分かれるところ。


そしてデザートとして提供されたラッシー。
左がマンゴラッシーで右が普通のラッシー。
マンゴラッシーは甘いマンゴジュースの原液がたっぷりと入っており、ラッシーのヨーグルト感を打ち負かし存在感バリバリ。
ただ、口の中が少しピリピリっとした感じということもあって、この甘さがある意味心地よい。

<まとめ>
今回は2名で2000円強とコスパとしてはそこまで高くないのだが、そもそも注文しているものがカレーではなくマトンビリヤニなのでそこは致し方なし。
ただ、ナンのお代わり無しということであれば680円で楽しめるのでコスパ的にも十分。
また、最近食べたインド系の料理店の中ではカレー・ビリヤニ共に味にコクと深みがあり、単に辛さやスパイスだけで表面上に味を付けただけ、という感じではなく、個人的には好みに近い味わいだった。
本格的なインド料理を、それでも単に辛いだけのものはイヤというちょっとわがままな要望にマッチする街中の隠れた本格派インド料理店という印象であった。

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ヌル・ザハンインド料理 / 井土ケ谷駅蒔田駅弘明寺駅(横浜市営)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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