購入場所 |
エノテカ御殿場アウトレット店(こちらから購入可能) |
購入日 |
2021年07月16日 |
購入金額(税込み) |
1590円 |
テイスティング日 |
2022年01月27日 |
ワインデータ:
国名 |
南アフリカ |
地域 |
フランシュック |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2019年 |
ブドウ品種 |
ピノタージュ100% |
コメント:
こちらの造り手は何度か飲んだ事があり、個人的になかなか好きな味わいだったので「Special Edition」の言葉に釣られて購入。
色は輝きのある濃厚な赤紫色。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁からゆっくりと脚を作る。
グラスに注ぐとその瞬間から芳醇な香りがあたり一面に広がる程の力強い香りを感じる。
濃厚で熟したラズベリーやブラックベリー、カシスのようなジューシーな香りがメインとなり、そこにクローブなどの香辛料や胡椒のニュアンスも軽く感じられる、いかにもニューワールドらしいパワフルな香り。
味わいもその印象に近く、口に含むと最初はラズベリーなどの甘酸っぱいチャーミングな果実感がふわっと広がるが、その後に熟成した干し葡萄のような力強くも甘味がしっかりと感じられる味わいが追いかけてくる。
そして余韻には樽由来なのか軽いバニラ香と爽やかな酸が軽やかに抜けていく。
ニューワールドの特徴的な濃旨系の味わいではあるが、ただ果実感だけが主張しているのではなく余韻の印象も含めてとても上品にまとめられたパワフル系のワイン。
<アルコール度数13.5%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
鮮やか |
色の濃淡 |
濃厚 |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ブラックチェリー |
香り |
強さ |
芳醇 |
果実感 |
ブラックベリー |
香辛料 |
クローブ、胡椒 |
化学臭 |
インク |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★★☆ |
総評 |
★★★★ |
この日はふるさと納税で頂いた「宮崎牛の切り落とし」をシンプルに焼いただけで合わせてみた。
塩胡椒も振らずに焼いたが、肉の脂と旨味が半端ない。
特に肉の脂からは牛肉の旨味が滲み出ており、塩胡椒なしでも十分に楽しめる。
このパワフルな味わいとの相性だが、良くも悪くもお互いを全く邪魔しない。
軽く塩を振ってみると、脂の甘味が一層強く感じられ、ワインの甘味の不思議としっかりと感んじられるような気がする。
当初は肉料理ということでオーストラリアのシラーズを合わせようか悩んだのだが、結果としてこれだけ肉の甘味が感じられるのであればこちらのワインで合わせた方が正解のような気がする。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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