イタリア料理 モナリザン (2022/01)


名前:イタリア料理 モナリザン

場所:〒210-0005 神奈川県川崎市川崎区東田町4-10
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR各線 川崎駅 徒歩8分

営業時間:11:00~22:00 無休

また行きたい度:=☆☆☆=キャセロールに入れて焼き上げたグラタン風のパスタが人気メニューの古くから川崎に根付く歴史のあるイタリアン

外部リンクイタリア料理 モナリザンの公式HPページへのリンク

備忘録

(2022/01/27記載)
2022年1月上旬の休日に川崎滞在時の夕食として訪問した。
当初は川崎界隈で一番人気の店に行こうとしていたのだが、行ってみると週末19時過ぎということで満席。
そんな状況を想定して予めチェックしておいたこちらのお店に行くことにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は川崎駅からたちばな通りを少し東側に向かったところ、駅から5分程度のところにある。
先日利用したベトナム料理の「ベトナム料理専門店 サイゴン キムタン 川崎本店」のすぐ近くにある。
駅からのアクセスは悪くないのだが、飲み屋がたくさん軒を連ねる飲み屋街を抜けていくので、途中で心変わりしないか心配しながらお店に向かった。
お店は周囲のビルと同化しておりそこまでしっかりと主張する感じではないので、しっかり地図を見ながら行かないと思わず行き過ぎてしまうかも知れない。


こちらが店舗外観。
店先をライトで飾っているので辛うじ目立つのだが、決してキラキラと目立つような造りではなく、古くからこの場所にあったような雰囲気(実際にかなり長くあるよう)なので初めて行く際には通り過ぎないように注意が必要。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日の19時過ぎ、加えて予約無しでの訪問ということで、店内1Fは満席。
どうやら2Fにも席があるようだが2Fも満席で、最終的に通されたのが3F。
外からだとあまりわからないが、こちらのお店は3Fまで席がありトータルキャパ100席程度はありそう。
ただ、イタリアンらしい活気のある1Fと比較して、3Fは各テーブルをパーティションで仕切ってある半個室状の席となっており、少々殺風景ではなる。
が、落ち着いて食事をするには3Fの方が良いかも知れない。


こちらが1Fの様子。
カウンター席やテーブル席が配されており、ワイワイガヤガヤしながら食事を楽しめる雰囲気。


そしてこちらが今回通された3Fの席。
雰囲気がガラッと変わり、とても落ち着いている。
この時間帯で我々しかおらず、初回注文後はスタッフの方も2Fに降りてしまうので呼鈴を使って追加オーダー等を行う。

<オススメのメニューは?>
今回は全く下調べをしないでの来店であったので、気になるメニューをオーダーすることにした。
ワインをハーフサイズのハウスワインの白「ヴェルデッキオ ラヴィオ(2300円)」にしたこともあり、まずは「スズキのカルパッチョ金柑風味(1180円)」、加えて「サラーメ盛り合わせ(1800円)」、「小ヤリイカのセモリナ粉揚げ(700円)」をオーダーした。
そしてメインを色々探していると、こちらのお店で人気だという「キャセロールスパゲッティー(1300円)」なるものを発見したので追加でオーダー。


こちらがこの日のオススメの特別料理。


そしてこちらが季節限定のオススメメニュー。


もちろん通常メニューもパスタ・ピザ含めてかなりの種類がラインナップされている。


こちらはグラスワインやオススメワインのメニュー。


その他にもボトルワインのイタリアに限らずアメリカやフランス、日本等なかなかの品揃え。


金額的にも市価の2倍強~と、そこまで高いという印象ではない。


なお、コースメニューも5000円からあるので、何度かアラカルトで利用した後にはお任せという意味で注文するのもアリかも知れない。


注文してからすぐにワインが提供されたが、このワインがなかなかの味わい。
ヴェルデッキオということで爽やかな酸と共に比較的飲みやすく、気付いたら無くなっているというようなタイプのものを想像していたが、実際にはかなりしっかりとしたジューシーな果実感と穏やかな酸を感じられ、思っていた以上にしっかりとしたボリューム感があった。


さて、ヴェルデッキオを楽しんでいるとまず最初に提供されたのが「スズキのカルパッチョ金柑風味(1180円)」。
スライスされた金柑とディルがスズキのカルパッチョの上に添えられており見た目もキレイ。
また、スライスされた金柑の下にはペースト状の金柑も添えられており、スズキの魚の味わいと甘い柑橘系の風味が想像以上にマッチする。
そして、この味わいがヴェルデッキオとなかなかマッチする。


その後に提供されたのが「小ヤリイカのセモリナ粉揚げ」。
いわゆるイカのフリットという感じで、柔らかくジューシーなイカを少し少な目の衣で揚げており、フリット感というよりはイカの味わいと食感を重視したタイプの料理であった。


続いて提供されたのが「サラーメ盛り合わせ」。
3種のサラミ、生ハム、ローストビーフとボルケッタ、それにパテを塗ったバゲットがたっぷり2人前盛られている。
サラミと生ハムはイタリア産のものも、ローストビールとボルケッタとパテは自家製ということで、こちらもワインによく合うおつまみ。


そしてこちらがメインの「キャセロールスパゲッティー」。
一見すると、キャセロールで提供されたドリアかグラタンのように見えるが…。


中にはたっぷりのパスタが仕込まれている。
トマトとクリームを使ったソースはカルボナーラ4のような味わいを彷彿とさせるが、しっかりと焼かれていることもありソースの旨味に香ばしさも加わる。
また、海老などの具材もしっかりと入っており、2名でシェアして頂くには十分な量であった。


そして最後にデザートとして「ティラミス」を追加。
よくある「大きく作って提供時にカットする」ものではなく、お皿に乗せたスポンジの上にしっかりとシロップとクリームをかけて一つずつ仕上げている。
それなりにボリューム感はあるが、甘さ控えめということもありコーヒーと美味しくペロリと平らげられる。

<まとめ>
今回は2名でトータル8000円程度であった。
ワイン込みでの値段なのでそこまで高いという印象はなく、料理のボリューム感もしっかりとありコスパはまあまあの分類。
味わいは洗練されたというよりは「親しみやすい街中のイタリアン」という印象で、今回はワインがハーフサイズ、かつデザートとコーヒーは1名分であったが、フルボトルで注文してしっかりとデザートを頂くと1万円少々超えてくるかなという金額感であった。
そこまで肩肘張らずに美味しいイタリアンを食べたいという時に選びたいお店であった。

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イタリア料理 モナリザンイタリアン / 京急川崎駅川崎駅港町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.6

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