PAVINA 2017(ボデガス アルタパヴィーナ)



購入場所 キッショーセレクト
購入日 2021年09月05日
購入金額(税込み) 1089円
テイスティング日 2021年11月02日

ワインデータ:

国名 スペイン
地域 N/A
地区 N/A
ヴィンテージ 2017年
ブドウ品種 テンプラリーニョ75%、ピノノワール25%

コメント:

2本買うと1本あたり990円(税抜き)というなかなかお得なセールをやっている際に、「ピノとテンプラリーニョ」の珍しい組み合わせに惹かれて購入したもの。
調べてみると国内ではあまり流通していないようだが、おおよそ1500円程度のよう。
色はかなりしっかりとしており、何も知らなければピノノワールが入っているとは思えないほどしっかりとした赤紫色。
4年熟成ながら輝きと深みがあり、まだ若々しささえ感じられる。
粘度もしっかりとあり、長い脚がほどよく出ている。
香りはかなり強く、グラスに注いだ瞬間に、あたりに芳醇で果実感たっぷりのジューシーな香りが広がる。
その香りは複雑で、言われてみればピノのようなフレッシュな赤い果実の甘酸っぱさ、テンプラリーニョの凝縮された果実感、そして炭を連想させる濃厚な香りが入り混じる。
最初の口当たりはピノノワール。
爽やかでフレッシュな甘酸っぱさが口に中に広がり、アタックはそこまでパンチがない。
ボディーもそこまで厚みは感じられないが、ピノにはないしっかりとした果実感をほどよく感じられる。
そして余韻にもしっかりとした酸を感じるが、思いの外キレがよく、スッと喉の奥に抜けていく。
時間の経過とともに、テンプラリーニョの果実感と渋みのニュアンスも強く主張を始めるが、抜栓直後は甘酸っぱいピノのニュアンスが強めに感じる。
その味わいにテンプラリーニョでアクセントと果実の凝縮感を加えているというイメージのほどよいバランス感を保った比較的軽めな味わいであった。

インプレッション:

外観 清澄度 深みのある
色の濃淡 やや濃い
粘度の高さ 脚が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 ブラックチェリー

香り 強さ 十分
果実感 木苺、黒すぐり、ブラックベリー
乾燥果実 レーズン、イチゴジャム
樹木
味わい アタック 爽やか
甘辛度 辛口
酸味 適度な
タンニン 適度
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★☆
コスパ ★★★★
総評 ★★★☆


この日は餃子の皮を使ったラザニアもどき合わせてみた。
チーズ感控えめでたっぷりとハーブを効かせており、シンプルながら深みのある味わい、かつ食材の甘味が強調された味わいとなっている。
その味わいにワインの甘酸っぱさとジューシーな果実感がバランスよくマッチ。
そこまで強い味わいのワインではないが、やはり優しく甘めの味わいの料理とは相性が良さそう。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>

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