購入場所 |
カクヤス(こちらから購入可能) |
購入日 |
2020年07月01日 |
購入金額(税込み) |
550円 |
テイスティング日 |
2020年07月01日 |
ワインデータ:
国名 |
スペイン |
地域 |
N/A |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
NV |
ブドウ品種 |
ピノノワール、トレパット |
コメント:
この日は久しぶりにお手軽ディナーということで、ケンタッキーをテイクアウトすることが決定していたので、それに合いそうなワインを毎度のカクヤスで探していた。
何となく、ケンタッキーのチキンに合いそうなのは泡、かつカクヤス定番の「ほぼワンコインスパークリング」から探してみることに。
色々見てみたが、意外と既に試しているものが多く、その中でも試してなさそうなものがこちらだったので購入してみた。
こちらは瓶内二次発酵方式で作られたカバで、通常のカバの規定(9か月)よりも少し長い12か月の瓶内二次発酵をしているよう。
スペインのカバは泡がシルキーでコスパが高いのだが、そうであったとしてもほぼワンコインは文字通りカクヤス。
色はとてもキレイな赤に近いピンクでしっかりと色付いているという印象。
粘度はそこまで高くなく、若干涙ができるかどうかというような状態。
泡はしっかりと力強く湧き出てはいるが、きめ細やかさという点では少々物足りなさも感じる。
ただ、グラスに次いだ後もしっかりと湧き出ており、ボリューム感という点では申し分ない。
香りは辺りに香るまでではないが、グラスに近づけるとしっかりと感じられる。
その香りは甘味と酸味のバランスが良く、とてもフレッシュで凝縮された赤い果実という印象。
口に含むと、まずはしっかりとした酸味を感じる。
その後には少々刺激の強い荒々しさを感じる泡の舌触りととともにフレッシュな柑橘系の酸味、そしてしっかりと熟した赤い果実のジューシーな味わいを感じる。
キレは良く、その酸味がスッと甘味を洗い流していくのだが、余韻で感じられるわずかな苦みが少々気になるところではある。
香りや色からは甘口の印象を受けたが、飲み口は意外とさっぱりしており「酸味の中に程よく甘味を感じられる」という味わい。
見た目の印象と実際の味わいにギャップがあるので、「ロゼ=甘口」という視点で飲むと少々驚くかもしれない。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
鮮やか |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
涙が出来る |
発泡度 |
十分 |
気泡大きさ |
ほどほど |
色調 |
ローズピンク |
香り |
強さ |
ほどほど |
果実感 |
ストロベリー、木苺、さくらんぼ |
乾燥果実 |
イチゴジャム |
味わい |
アタック |
心地よい |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
鋭い |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
★★★★☆ |
総評 |
★★★☆ |
この日はケンタッキーと合わせてみた。
ジューシーな鶏肉の脂と様々なスパイスが効いた味わいがちゃんとマッチするかを心配しながら頂いてみた。
予想ではケンタッキーの濃厚は味わいに負けると思っていたが、予想外に甘味と酸味はしっかりと感じられるが、逆に苦みが若干強調されているような気もする。
相性は悪くはないが、この組み合わせに関してはそこまで相性が良いという感じでもない。
この酸味や苦み、甘味を考えると意外と和食との相性が良いのではないかという気もしなくもない。
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