購入場所 | こちらから購入可能 |
購入日 | 2021年10月18日 |
購入金額(税込み) | 1570円 |
テイスティング日 | 2021年10月20日 |
日本酒データ:
地域 | 佐賀県 |
タイプ | 特別純米 |
使用米種 | 佐賀の華、山田錦 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
晩酌飲み比べセットと称して田酒や飛露喜などの四合瓶詰め合わせを購入した際の1本として入っていたもの。
どれから飲むか迷ったが、こちらも好きな銘柄なので詰め合わせのトップバッターとして頂くことにした。
一部の鍋島製品についている「開栓時に栓が飛ぶことがある」と記載されたPOPがボトルにぶらされられているタイプで、フレッシュ感を期待して抜栓。
色は若干グリーンのニュアンスを感じさせ、ボトルにかかっていたPOPの通り、グラスの中にはわずかに気泡が見られる。
粘度は高めで、グラスの縁からゆったりと、そして多くの脚が出てくる。
香りは控えめな印象。
スワリングしてもその印象は大きくは変わらず、鼻を近づけると柔らかな甘味と軽やでフレッシュさを感じさせる酸のニュアンスがわずかに感じられる。
口当たりはかなりフレッシュでシャープ。
スッと爽やかな日本酒らしい味わいとともに、舌先にはわずかに発泡感を感じさせる刺激とフレッシュな酸のニュアンスを感じる。
中盤からは程よい旨味と甘味を感じさせつつも、味わいにもそこそこ厚みがあるのでシャープな味わいながら物足りなさや水っぽさは感じさせない。
キレもよく、余韻はかなり控えめで喉を抜けた後にわずかに米の旨味の印象を残していく程度。
いわゆる辛口タイプでキレと刺激がある味わいながらも米の旨味をしっかりと感じさせ、味わいのバランスを偏らせることのない上品な飲み口に仕上がっている。
この日は既に夕食は済ませていたのでおつまみとしてシューマイとまだ少し残っていた羅臼産のいくらを合わせることにした。
シューマイは出来合いのものなので、特にそこまで特徴のないいわゆるシューマイ的な味わい。
ただ、崎陽軒のシウマイのように豚肉だけでなくホタテなどの海鮮系の味わいはないシンプルなもの。
それなりに主張する料理ではあるので、決して相性が悪いわけではないが、取り立ててそこまで相性が良いという印象もない。
一方のいくらだが、こちらは正直そこまで相性が良いとは言えななさそう。
いくらの脂感が意外にも日本酒と合わせることによって少し口の中がガサつくような感覚になる。
同じ日本酒でもいくらと相性が良いものもあるので、やはり料理とお酒の相性はミステリアス。
<マリアージュ指数:2いまいちの相性>
Leave a Reply