| 購入場所 | クイーンズ伊勢丹（こちらから購入可能） |
| 購入日 | 2021年04月28日 |
| 購入金額（税込み） | 1650円 |
| テイスティング日 | 2021年04月28日 |
日本酒データ：
| 地域 | 愛知県 |
| タイプ | その他 |
| 使用米種 | 山田錦 |
| 好み度（MAX五つ星） | ★★★★ |
コメント：
夜ご飯に合わせるお酒を探しに行ってみると、以前にも飲んだことのあるラベルと同じ「La Maison」のラベルのこの日本酒を発見。
このシリーズはコロナ騒動で外飲みがしにくくなっている状況で「家飲み」で楽しめるお酒を提供したい、ということで急遽仕込まれたもののよう。
ただ、よく見てみると以前飲んだことのある雄町を使った純米大吟醸ではなくこちらは山田錦版のよう。
色は少しだけ緑のニュアンスを感じさせる輝きのある色合い。
また、僅かながらに気泡が見える。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁にはたくさんの脚がゆっくりと出来上がっていく。
香りは芳醇でしっかりとしている。
フレッシュな酸、柔らかな米の旨味、ジューシーな果実のような甘味がバランスよく、そして上品に感じられる。
口に含むとフレッシュで少し刺激的な酸味と共に、米の旨味がジュワっと広がる。
アタックの印象は少し強めだが、その後は思ったほど広がりはなく、スッキリとした味わい。
余韻も柔らかく、米の旨味がゆっくりと喉に抜けて行き、僅かに樽香のニュアンスも感じられる。
とてもバランスが良く、日本酒らしさを出しながらも上品さと飲みやすさもあり、少し贅沢な家飲み酒にはぴったりの味わい。
この日は熊本産和牛の切り落としをシンプルに焼いただけの料理と合わせた。
霜降りでも何でもない肩ロースの切り落としだが、肉の風味と脂はかなりしっかりと感じられ、そこにトリュフ塩でアクセントをつけた。
なかなか主張する味わいだが、この日本酒はその味わいと競争するわけでもなくケンカするわけでもなく、しっとりと寄り添う感じ。
日本酒だけでも十分楽しめるが、食事と合わせても楽しめる万能なワンランク上の期間限定の家飲み酒。
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