鍋島 クラシック白菊 特別純米酒



購入場所 こちらから購入可能
購入日 2021年02月07日
購入金額(税込み) 1377円
テイスティング日 2021年02月08日

日本酒データ:

地域 佐賀県
タイプ 大吟醸
使用米種 白菊
好み度(MAX五つ星) ★★★☆

コメント:

良く立ち寄る日本酒専門店に行った際、大量に入荷していた鍋島の中でも「開栓注意 シャンパンの栓のように飛ぶことがあります」というボトル首にかかったPOPにつられて購入したもの。
色はクリアで艶やかな印象でグラスの縁にはわずかながらに泡が付着する。
ボトルの首かかったPOPに「わずかにチリチリとしたガス感を感じる」と記載があったが、その気泡が付着しているのかもしれない。
粘度はほどほどあり、グラスの縁をゆっくりと伝わり落ちて脚が出来る。
香りは控えめながら柔らかくまろやかな米の旨味と甘味を中心に、わずかにフレッシュな酸味を感じられるバランスの良い香り。
口に含むとその の通り、ほんのわずかにチリチリとした舌先を刺激する味わいを感じる。
アタックはそこまで強くなく、水のような透き通った舌触りととともにフレッシュな甘味をそこそこ感じられる。
中盤からは若干日本酒らしいパンチのある味わいを感じるが、その後に続く余韻はスッキリとしている。
アタックとボディーではそれなりに味わいを感じるものの、全体的に非常にスッキリとした味わいに仕上がっており、チリチリっとした刺激が特徴的な味わいはお酒のみでも食事と合わせても楽しめる万能な味わい。


この日は長芋の海苔醤油和え、肉豆腐、もち巾着という和食コテコテの和食たちと合わせた。
長芋の味わいと軽めに効いた醤油の風味が日本酒の味わいに驚くほどスムーズにマッチする。
お互いを全く邪魔することなく、それぞれの素材の味わいを高めあっている感じさえする。
もち巾着はその甘味が原因なのか、日本酒の酸味がなぜか強調されてしまい少々残念な印象。
そして肉豆腐は肉の旨味と少し甘めに味付けをした豆腐だが、やはりその甘味が日本酒の酸味を強調してしまっている感じがした。
甘味のある料理との相性はあまりよくなさそうではあるが、醤油などの少ししょっぱい料理との相性の方が良さそうという印象。

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