購入場所 | こちらから購入可能 |
購入日 | 2021年09月22日 |
購入金額(税込み) | 3520円(一升瓶) |
テイスティング日 | 2021年10月18日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 雄町100% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
時々プレミアム日本酒を普通に定価で売っていることがあるサイトを覗いていたら、以前購入して美味しかったこちらの酒蔵の雄町を使ったお酒があったので一升瓶ではあったが購入してみることにした。
色はわずかに緑のような色付きを感じるがほぼクリアで輝きがある。
粘度はかなりあり、時間をかけてゆっくりとグラスの縁を伝わり落ちる脚が出る。
香りは力強い吟醸香とほどよくジューシーな甘味と酸のバランスが良く、フレッシュで豊潤な印象を感じる。
アタックは滑らかで一瞬油断するが、その後にパワフルでボリューム感のある甘味がしっかりと感じられる。
中盤からは適度な酸味も加わり、しっかりとしたボディーの厚みを感じる雄町らしい味わいとなる。
一方で余韻はかなりスッキリとしている。
中盤から感じたパイナップルやメロンのようなジューシーな果実感は喉を過ぎるとスッと消えていく。
甘味と酸味の要素が比較的前面に出てくる味わいは最初はグイグイ楽しめるが、意外とパンチがあり日本酒だけだと飲み進めていくと少々疲れてしまうかもしれない。
この日は羅臼産のいくらがあったのでいくら丼に仕立てて頂いた。
シンプルに炊き立てのご飯と合わせただけだが、薄めの味付けで仕上げられた大粒のいくらはその濃厚な味わいが印象的。
いくらの濃厚な脂感と甘めの味付けが日本酒の方向性としっかりとマッチ。
両者違和感なくとてもバランスよく楽しむことができる安心できる味わいであった。
そのほかにも鯛の塩焼きもあったので合わせてみたが塩の風味とジューシーな鯛の身の味わいが意外とマッチする。
お酒単体ではなかなかボリューム感はあるが、食事と合わせると幅広いタイプのものと相性が良さそう。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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