名前:居酒屋 とっくり
場所:〒080-0011 北海道帯広市西1条南10-15
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR根室本線 帯広駅 徒歩約4分
営業時間:17:00~00:00 不定休
また行きたい度:=☆☆☆=地元食材を使った料理と豊富な種類の日本酒を楽しめる落ち着いた雰囲気の居酒屋さん
外部リンク:居酒屋 とっくりの公式HPへのリンク
備忘録:
(2021/11/05記載)
2021年10月上旬の平日の夕食時に利用した。
夕食なので折角ならば地元の美味しい食材とお酒を肩肘張らずに楽しみたい、と思い色々お店を検索すると、このエリアは比較的喫煙可能なお店が多いことに気付かされる。
また、検索の上位で出てきた「たけとんぼ」は以前帯広に来た際に利用しているので今回はパス。
こちらが店舗外観。
いわゆる普通のお店を想像してきたので、地図を見ながら自分たちが確かに店の前にいるのが分かっているのだがなかなか店が見当たらずにキョロキョロしていると、なんとか「とっくり」と書かれた看板を見つけてお店を発見。
ビルの自動ドアの中に改めて店舗入口があるというトリッキーなスタイル。
こちらは店舗内の雰囲気。
木をベースに仕立てられた店内には提灯もぶら下げられており、ザ・居酒屋感満載。
店舗奥に進むと掘りごたつ形式の席がトータル10席程度あり、入口側にあったカウンター席等を含めると、トータルのキャパは100席弱程度ありそう。
さてメニューだが、料理・飲物ともに手書きのオススメメニューとレギュラーメニューが準備されている。
こちらは料理のオススメメニュー。
地元産の食材を使った料理が多くラインナップされている。
そしてこちらがオススメの日本酒メニュー。
北海道だけでなく、全国の比較的有名な地酒が掲載されている。
なお、「本日の日本酒」は1合385円と破格なので注文してみたところ、18時過ぎの時点で既に売り切れ…。
聞いてみたところ、この日は福島県の大七のお酒だったとのこと。
そしてこちらが日本酒のレギュラーメニュー。
全国各地のメジャーどころの酒蔵のものがまんべんなく取り揃えられている。
料理メニューもかなり充実している。
その他には農場とのコラボメニューやご飯もの・デザートのメニューまである。
注文はやはり地元らしいものを食べたかったので「刺身三点盛り(1078円)」、「ザンギ(638円)」、「特製イカの丸焼き(1375円)」、「北あかりのポテトフライ(462円)」、「コーンバター(330円)」そして「すじことたらこのおにぎり(各262円)」を注文した。
こちらはお通しのポーチドエッグ。
出汁醤油系のタレがかかっており、黄身はトロりと仕上げられている。
この日のオススメメニューにあった北海道の地酒「二世古」の特別純米生原酒と共に頂く。
この日本酒はきたしずくで作られているようで、甘味が程々にありつつもしつこさはなく、とてもバランスの良い味わいであった。
調べてみると年一回の限定販売、かつネット販売では比較的手に入りにくいよう。
四合瓶で1700円程度なので、普通に購入出来るなら是非ともリピートした味であった。
こちらはおにぎりたち。
筋子とたらこのおにぎりを注文したが、ご飯はふわふわで海苔の風味がしっかりと感じられる味わいは、具が無くても美味しく頂けてしまう程であった。
こちらは北海道のプレミアムじゃがいもである「北あかり」を使ったポテトフライ。
ホクホクというよりは舌に絡みつく濃厚な味わいが特徴的。
シンプルに揚げられただけだが、ここに濃厚なバターを少し加えると、居酒屋のポテトフライという域を超える。
こちらは「刺身3点盛り」
しめ鯖、マグロ、ホタテの組み合わせであった。
しめ鯖はもはやしめ感がなく、とても柔らかくねっとりとした舌触りとともに鯖の旨味が感じられた。
ホタテも貝の旨味に加えて甘味も感じられついつい日本酒がすすんでしまう。
これで1000円なら悪くはない、という印象であった。
こちらは「ザンギ」。
北海道といえばザンギだが、場所やお店によって全く味が異なるのが面白い。
こちらのお店は大きな鶏モモ肉の塊をカリッと揚げて中はとてもジューシーに仕上げている。
サクサクした食感とガッツリと効いたニンニクの味わい、そして鶏肉の脂感がビールと合わせたらたまらないと思わせる味わい。
こちらは「コーンバター」。
北海道の食材同士がコラボしたおつまみはお酒のお供として絶対に外さない。
コーンの甘味と濃厚なバターがしっかりマッチし、ついついお酒と共に食べ進めてしまう。
そして最後に「特製イカの丸焼き(ごろ入り)」が提供された。
こちらのお店の看板メニューのよう。
写真ではわかりにくいが大きさは30センチ弱ぐらいあり、こんがりと焦げ目のついたイカが濃厚なワタによく絡んだ状態で提供される。
いわゆる「イカの丸焼き」ではあるが、やはりワタの濃厚な風味が味わいをワンランク上のものに仕上げている。
結局醤油などの調味料は一切使わずに、提供されたままの状態で食べきってしまった。
今回は料理に加えて日本酒を二合と瓶ビールを1本注文したが、トータルで7000円程度。
お酒を頼んだことを考えるとなかなかのコスパという印象ではあるが、とりたててとても印象に残ったというメニューが無かった気もする。
ただ、禁煙(比較的喫煙可の飲食店が多い)であることや、どのメニューもそれなりに美味しい、そしてお値段も良心的ということを考えると、地元在住であれば定期的に飲みに行くお店の候補になるかも知れない。
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