
名前:のり一
場所:〒892-0844 鹿児島県鹿児島市山之口町9-3
地図はこちらからどうぞ
交通手段:鹿児島市電 高見馬場駅 徒歩約4分
営業時間:11:30~14:00、20:00~翌03:00(月~木)、20:00~翌04:00(金・土) 日曜日
また行きたい度:=☆☆☆☆=スッキリながら後を引く鶏とトンコツがコラボした珍しい味わいのラーメン
外部リンク:のり一の食べログページへのリンク
備忘録:
(2021/05/31記載)
2021年5月下旬に鹿児島を訪れた際に利用した。
この日は夕食にラーメンを食べようと思い、宿泊場所付近の評判の良さそうなラーメン屋に行ってみたが、営業自粛の要請を受けて15時で営業終了とのこと。
念のために調べておいた第二候補であったこちらの店舗もアクセス可能な範囲だったので行ってみることに。
こちらが店舗外観。
到着時刻は19時55分頃。
夜の部の営業時間は20時からと記載があったのでまだ営業していないかと思ったが既に開店していたので早速ないることにした。
店内に入るとすぐ左側食券の販売機がある。
ダブりがある項目やなぜか「ラーメン2杯券」もあったりと、なかなかお茶目。
ただ、ラーメン自体は1種類、それに冷やし中華ととてもシンプル。
今回は初めてだったので「ラーメン中(550円)」、「チャーシュー大もり(100円)」それに折角なので「焼酎(200円)」をオーダー。
こちらが店内の雰囲気。
写真ではわかりにくいが、いかにもラーメン屋さんらしいカウンター席が10席程度、左側には小上がりが3卓あり、キャパとしては30名程度とそれなりに入る感じ。
開店直後?ということもあってか、先客はゼロ。
ただ、食事をしていると続々と来客で、気付けば平日夜にも関わらず7割くらいの客入りとなっていた。
しばらくすると焼酎が提供された。
オーダー時にお湯割りか水割りを選べるので今回は水割りをチョイス。
提供されたのは既に水で割られた芋焼酎と氷。
まずはこちらを頂いてラーメンの提供を待つ。
なお、お茶とたくあんは焼酎のオーダー有無にかかわらず全員に提供される。
待つこと5分強で「ラーメン中+チャーシュー大もり」が提供された。
見た目、九州トンコツラーメンのような濃厚な色合いではなく、どちらかという白湯スープ系の雰囲気。
チャーシューは大もりにしたことにより3枚追加となり、その下にもやしが軽くトッピング。
焦がしネギと刻みネギのブレンドもトッピングされた非常に軽やかななビジュアル。
スープをまず一口頂くが、一口目の印象は「薄っ!」であった。
九州系トンコツ=濃厚というイメージがあった影響か、とにかくスッキリとした味わいという印象。
チャーシューをどかして麺を引きずり出すと、その麺は断面が丸に近く、九州系にしては少し太目のストレートタイプ。
色は白く、今回は固めにしたこともあってかしっかりと存在感のある食感。
その麺を食べながらスープをすすっていくのだが、不思議と飲めば飲むほどコクを感じて病みつきになる味わい。
上質な食材を使った焼鳥屋で出される〆の鶏スープから脂分を少し減らしたような味わいをベースに、そこにトンコツのコクを加えたような絶妙なブレンド。
更に「飲んだあとの締め」を想定してか、焦がしネギの味わいがアクセントになっており、飲み進めることによって「鹿児島は九州トンコツスープ」という先入観も忘れて純粋にスープを楽しめた。
チャーシューは脂身と肉のバランスが良く、程よい肉感と共に煮汁の旨味も味わえるタイプ。
ただ、もともとが小さいので、チャーシュー好きであればチャーシュー増しの食券を2枚買っても良いかも知れない。
天文館エリアには濃厚トンコツ系のお店は何件かあるのだが、この味わい非常に貴重。
濃厚トンコツ系は苦手だが、鹿児島来たからには美味しいラーメン食べたい、という人には絶対にオススメのお店。
また、通常であれば深夜3時まで営業しているので、「飲んだあとの締め」のラーメンにももってこいの店であった。
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