豚とろ 天文館本店


名前:豚とろ 天文館本店

場所:〒892-0844 鹿児島県鹿児島市山之口町9-41
地図はこちらからどうぞ

交通手段:鹿児島中央駅 徒歩約20分(市電を使うと最寄り駅から数分圏内)
営業時間:11:00~翌3:30 不定休

また行きたい度:=☆☆☆☆=鹿児島に行った際には時間を見つけて必ず行きたい

外部リンク豚とろ 天文館本店の食べログへのリンク

備忘録

2103年11月上旬、私用で鹿児島を訪れた際に1年ぶり位で食べに行った。
今回は鹿児島中央駅近くのホテルに宿泊したので、徒歩15分位でお店に辿り着いた。

土曜日の14時過ぎという時間帯であったので、観光客で混雑しているかと思いながら恐る恐るお店を覗くと、7割程度の客入りであった。
店内はカウンター席が数席、小上がりになった4人掛けテーブルが5席程度の広さで、今回は1名での来店であったためカウンター席に通された。

以前来た時に「チャーシューめん(850円)」が非常に美味しかった記憶があったので、今回もチャーシュー麺を麺固めで注文した。
テーブルに置かれたツボの中に入っている漬物をかじりながら待つこと数分で着丼。

サンプル写真のようなキレイな形をしたチャーシューは見えないが、箸で探ってみると、トロトロに煮込まれたチャーシューが所狭しと入れられているのがわかる。
また、トッピングのように散らされた、揚げたニンニクの粒が香ばしい香りを感じさせている。
スープの色はかなり濃い色で、九州の白濁系のトンコツスープではなく、どちらかと言うと、関東の家系トンコツを更に濃い色にしたようなイメージ。

味も見た目同様に九州系のものとは異なる。
確かに濃厚なトンコツと脂の味わいは感じるが、脂ギトギトというたぐいのものではなく、むしろ少し甘みさえ感じさせる。
柔らかすぎて原型をとどめていないチャーシューの旨味も溶け込み、更にはニンニクの小さい粒もスープに溶け出し、なんとも言えない複雑な味わいになっている。

一方の麺も特徴があった。
家系トンコツ等でよく見るタイプのものとは異なり、どちらかと言うと冷やし中華に使いそうなタイプのものであった。
中細のやや縮れタイプで、透明感がありモチモチとしたものであった。
一瞬、このスープ・チャーシューとこの麺があうのか?という疑問も湧いたが、意外とお互いの邪魔をしなかった。
普段食べ慣れた組み合わせではないので、逆にそれがとても新鮮でもあった。

チャーシューだが、これはもはや言うこと無しのレベル。
原型をとどめていられない程トロトロだが、決して脂身が多いからというわけでも無い。
肉の繊維質の部分もしっかりとあるが、その肉自体がトロトロで、箸でつかむとすぐに崩れてしまう。
味付けはやや濃い目だが肉の味わいがよく感じられ、また、チャーシュー麺には数個程度に相当するブロックチャーシューが入っており、ボリューム感も満点。

天文館本店以外に、鹿児島中央駅近くにも支店があるので、その時の滞在場所によって使い分けが出来るのもありがたい。


店舗外観。
メインの通りから少しだけ入った場所にある。
混雑時は外まで行列が出来ている。


サービスで用意されている漬物。
少し甘めの味わいだが、ラーメンが提供されるまでの間の箸休め(?)にちょうど良い。


この説明を見ると、豚トロという部位がどれだけ貴重なものかがよく分かる。


見た目はそこまでキレイな感じはしないが、味は間違い無い。
チャーシューがあまり見えないのは荷崩れて原型をとどめていないだけで、箸で探すとたくさん見つかる。

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