名前：黒福多
場所：〒892-0843 鹿児島県鹿児島市千日町3-2 かまつきビル1F
地図はこちらからどうぞ
交通手段：鹿児島市電 天文館駅 徒歩2分
営業時間：11:30～14:30、17:30～23:00 毎週月曜日
また行きたい度：＝☆☆☆＝郷土料理をつまみに焼酎を飲むもよし、黒豚をガッツリ食べるもよしと、使い勝手の良いお店
外部リンク：黒福多の食べログへのリンク
備忘録：
（2018/10/21記載）
2018年9月上旬の週末、旅行で鹿児島を訪れた際に利用した。
当初は別のトンカツ屋さんに行く予定であったが、行ってみたところ営業時間にも関わらず、「本日の営業は終了しました」の看板が。
聞いてみると、食材切れとの事。
そんな話を聞くと余計に食べたくなったが、残念だが諦めて付近でトンカツを提供している美味しそうな店を検索。
すると、今回滞在予定のホテルから徒歩3分程度の場所になかなか良さそうなお店を発見。
土曜の19時前であったので電話で状況を確認してから伺うことにした。
こちらは店舗外観。
天文館近くの繁華街にあるので付近一帯は女性同士だとなかなか入りにくいが、こちらの店舗の左右はとても落ち着いた雰囲気。
「黒福多」の文字をあしらった大きな看板が目印。
入口を抜けると目の前にはカウンター席が広がる。
今回は事前に予約をしたこともあってこちらのカウンター席を確保して頂いた。
土曜日の19時過ぎであったが、入店時は7割程度。
その後常に8～9割は入っていたが、満席で入れない客はなかった。
落ち着いた造りの店舗。
カウンター席のほかに、小上がり席や、店舗奥には別途座敷席もあるよう。
一見するとキャパシティーはそれほどでもないように感じるが、40名程度ありそうな雰囲気。
カウンター席にはメニューが配されており、早速メニューをチェックすることに。
トンカツが売りの店なので、各種トンカツをベースに、そのほかに鹿児島の名物食材を使った一品料理や鍋などが記載されている。
こちらはドリンクメニュー。
鹿児島だけに焼酎メニューは充実している。
「効き焼酎セット」や焼酎飲み放題など、焼酎ファンにはたまらない。
さて注文だが、この日はお昼に指宿で調子にのって食べてしまった「流しそうめん」がかなり残っており、2名で程よく食べる程度の数を注文した。
一品料理として「黒豚のせ冷奴（550円）」と「もつニンニク炒め（550円）」を注文、メインとして「黒カツヒレ膳（2000円）」を注文した。
当然の事ながら焼酎も注文したので、お通しと一緒に提供された。
こちらと食べながら待っていると、一品料理が順番に提供された。
まずは「黒豚のせ冷奴」から。
半丁程度のサイズの豆腐の上に茹でた黒豚がのせされ、その上からゴマダレがたっぷりとかけられている。
味わい的には至って普通といった感じ。
豆腐の上にのせられている黒豚も「豚しゃぶ」という感じでそこまで特徴を感じられない。
こちらのメニューは値段とのバランスを考えると少々残念な気がした。
次に提供されたのが「もつニンニク炒め」。
こぢんまりとした量ながら、運ばれてきた時からモツとニンニクの香りが周囲に立ち込めるほど濃い香り。
味わいも香り同様で、ニンニクの風味がガツンと効いていてお酒のつまみにはもってこい。
つまみを頂きながら待っていると、いよいよメインんも「黒豚ヒレ御膳」が提供された。
つまみではなく御膳で注文したので、黒カツ以外にもご飯・味噌汁・サラダ・漬物、そして鹿児島名物きびなごの酢和えが提供された。
こちらのカツは、いわゆる普通のきつね色に揚げられているカツと、こちらの真っ黒に揚げられいる黒カツの2種類がある。
一見すると「焦がしてしまったのか？」と思ってしまうほど真っ黒な色合いではあるが、食べてみるとその身の柔らかさに驚く。
また、脂身も「脂臭さ」が一切なく、とにかく甘くていくら食べても胃もたれしなさそうな印象を受けた。
天文館からのアクセスも良く、店内もなかなかオシャレで落ち着く。
お値段も決して高すぎるわけではなく、金額相応もしくは以上の料理をしっかりと提供してくれるので安心。
また、当日の直前の予約でも断られることは少ないと思うので、天文館周辺で手軽に美味しいとんかつ定食を食べたいとき、焼酎と軽く一杯つまみたいときには使い勝手のいい店舗になりそう。
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