
購入場所 | 高島屋(こちらから購入可能) |
購入日 | 2021年03月12日 |
購入金額(税込み) | 1889円 |
テイスティング日 | 2021年03月12日 |
日本酒データ:
地域 | 富山県 |
タイプ | 吟醸 |
使用米種 | 山田錦 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
この酒蔵の日本酒が飲みたくなり、常に取り扱っている店舗に行ってみると数種類冷蔵庫の中に陳列されていた。
その中でも季節限定の生酒であるこちらをチョイスすることにした。
色合いはほんのり緑のニュアンスを感じさせる。
輝きがあり、上質な白ワインのような印象も受ける。
粘度はそこまで高くなく、グラスの縁をスッと落ちていく程度。
香りはしっかりと、しかしながら華やかな印象。
若いパイナップルや熟したバナナのようなジューシーで甘い果実感を感じさえる香りが米の風味と程よく絡み合い、とても上品な香りに仕上がっている。
口に含むとわずかな発泡感を感じさせるような爽やかなの酸味がアタックで感じられ、その直後にジューシーな米の旨味と甘味が広がっていく。
中盤からはしっかりとした日本酒の味わいを感じられ、香りから感じた印象よりは日本酒感ははっきりとしている。
その甘味や旨味はそのまま余韻へとつながっていき、比較的長く口の中にアルコール感と共に残る。
香り含め比較的しっかりと主張するタイプの日本酒で存在感がある。
ジューシーで濃厚、かつ甘味もしっかりとありつつ日本酒感もそこそこ楽しみたいというときにオススメできるちょっと特別な一本であった。
この日はカレイの煮付けと豆腐をベースにキノコを使ったハンバーグと合わせてみた。
ハンバーグは豚ひき肉も使ってはいるものの、思いのほか豆腐の味わいが前面に出ておりかなりヘルシーな味わい。
日本酒がかなり力強いこともあってか、ハンバーグの方が若干負けているような印象もあるが、そこまで相性が悪いという感じではない。
カレイの煮付けは日本酒をしっかりと使い味付けは柔らかめに仕上げた。
カレイの味わいはしっかりと感じられるが味わいとしては比較的あっさりしていることもあってか、こちらも日本酒が少し勝っているような気がしなくもない。
個性が強めの日本酒ではあるので、日本酒だけを少しずつ楽しむのもよし、料理と合わせるなら少し味わいが強めのものと合わせても良いかも知れない。
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