醸し人九平次 うすにごり 純米大吟醸



購入場所 はせがわ酒店(こちらから購入可能
購入日 2020年02月19日
購入金額(税込み) 1980円
テイスティング日 2019年02月19日

日本酒データ:

地域 愛知県
タイプ 純米大吟醸
使用米種 山田錦
好み度(MAX五つ星) ☆☆☆☆

コメント:

毎度の酒屋を定期巡回している際に、たまたま目立つ場所に3列ほどのスペースを取って販売している日本酒を発見。
ただ、そこまで大々的にスペースを取っているにもかかわらず、残っているのはわずか2本。
何かと思ってみてみると、人気銘柄「醸し人九平次」のうすにごりのよう。
調べてみると、基本的には事前予約制らしく、ネットでもあまり見かけない一本であったので2000円とそれなりの金額ではあったが購入することにした。
色はうすにごりらしく、すこしばかり白く濁っているが、「濁っている」という程ではなく白みがかっているという印象。
また、生酒ということもあって若干の発泡感があり、粘度は非常に低い。
香りは非常にフレッシュで若々し酸味が主張しており、そこまで香り高いというよりもシャープという印象。
それと同時にまだ発酵が終わっていないのか、若干ヨーグルトのような香りも感じられる。
口に含むとまず飛び込んでるのは程よい発泡感。
それと合わせて若々しくジューシーでみずみずしい米の旨味をしっかりと感じさせる適度なボリューム感のある甘味。
この味わいは米の旨味はしっかりと感じられるもののしつこさは一切なく、泡の刺激と相まって全く気にすることなくすいすいと飲めてしまう。
飲みごたえのある日本酒を期待していると少し物足りないが、フレッシュさや若々しさは際立っており、「しぼりたての生酒」の味わいにこだわった一本であった。


この日は和食と合わせた。
人参と玉ねぎをきんぴら風に味付けたものと大根と鶏肉の煮物の2品。
きんぴら風に少し甘目に味付けられている人参と玉ねぎは、意外とこのシャープでスッキリとした味わいとマッチする。
大根は比較的醤油味が濃いめということもあってか対照的に少々辛めの味わい。
こちらはその味わいがかなりはっきりしているため、スッキリとした日本酒の風味が負けている。
料理との相性という意味では甘目で柔らかいものの方が馴染みやすい印象を受けた。

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