購入場所 |
成城石井(こちらから購入可能) |
購入日 |
2020年10月08日 |
購入金額(税込み) |
2189円 |
テイスティング日 |
2020年10月08日 |
ワインデータ:
国名 |
オーストラリア |
地域 |
バロッサバレー |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2017年 |
ブドウ品種 |
シラーズ100% |
コメント:
以前から時々このワインを見かけ、黒い力強いエチケット、「ダブルバレル」というなんとも樽樽しい名前に惹かれて、いつか飲みたいと思っていたもの。
ワインの名前の「ダブルバレル」は、最初にオーク樽で熟成させ、その次にさらにスコッチウィスキーの樽で熟成させていることに由来しているとのこと。
色はかなりしっかりとした赤紫色で力強さを感じる。
粘度もしっかりとあり、グラスの縁にはリングが出来た後にゆっくりと脚がでてくるような感じ。
香りも色に負けずに濃厚。
ジューシーでインパクトがあるというよりは重厚さがしっかりと感じられる香りは、主にブラックチェリーなどの果実感と、しっかりとしたスパイス感が感じられる。
加えてスコッチウィスキーの樽で熟成させたことによるのか、樽の甘味のようなニュアンスも感じられる。
時間の経過とともにバニラのような香りも感じられるようになる。
口に含むと一瞬甘味を感じるが、直後からチェリーそのものが頭にすぐ浮かんでくるような濃厚でフレッシュな果実感が口の中を駆け巡る。
中盤からは程よい渋みとともに酸味がしっかりと主張し、余韻に向かうときには香辛料のような刺激とともにマックスに。
そのあとの余韻は樽の味わいが優雅に続く。
起承転結の味わいがとても分かりやすくしっかりとしたボリューム感満点のオーストラリアらしいシラーズ。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
鮮やか |
色の濃淡 |
濃厚 |
粘度の高さ |
シロップのよう |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ブラックチェリー |
香り |
強さ |
十分 |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
レーズン |
焦げ臭 |
カラメル |
香辛料 |
シナモン、胡椒 |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
十分な |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★ |
総評 |
★★★☆ |

この日はサバのトマトソース煮ハーブ仕立てをメインに合わせた。
サバの味わいとスパイス、それにハーブの風味が合わさり、見た目以上にしっかりと主張する料理。
サバとシラーズの相性を若干気にしながら合わせてみたが思いのほか相性は良い。
しっかりと水煮されたサバは魚臭さもなく、わずかに残っている臭みもハーブとスパイスでうまく消されていることもあり、そのハーブとスパイスの風味がワインとよくマッチする。
オーストラリアのシラーというと、どうしてもラムチョップなどと合わせるイメージがあるが、合わせ方によっては魚料理ともしっかりマッチするということの良い例となった。
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