| 購入場所 | 不明(こちらから購入可能) |
| 購入日 | 2017年07月19日 |
| 購入金額(税込み) | 2116円 |
| テイスティング日 | 2021年01月14日 |
ワインデータ:
| 国名 | アメリカ |
| 地域 | ワシントン州 |
| 地区 | NA |
| ヴィンテージ | 2013年 |
| ブドウ品種 | ソーヴィニヨンブラン100% |
コメント:
この日は魚料理ながらトマト煮ということで、赤ワインなのか白ワインなのか悩み、「困ったときの泡」にしようと思ったものの泡のストック無し。
料理的には白の方が良さそうなのでセラーを色々見ていると、かれこれ4年前に購入していた白ワインを発見。
ネーミングも今日の料理にぴったりなので試してみることにした。
今回は「Fish」だが、実は「Steak」バージョンもあったりするおちゃめなシリーズ。
8年熟成の割に色はそこまで熟成感はないが、若干深みを感じられるグリーン系の色合い。
粘度はそれなりに高く、グラスの縁にしっかりとした脚を作る。
香りは若いヴィンテージのような瑞々しく弾けるような果実感は感じさせないものの、ソーヴィニヨンブランらしいハーブ感とトロピカルフルーツのニュアンスはしっかりと感じられる。
特徴的なハーブのニュアンスは熟成感があり、落ち着いてはいるものの深みのある香り。
口に含むと、軽い熟成感とともに濃縮された果実の旨味がサッと広がる。
アタックはそこまで強くないが、その後じわじわと口の中に甘味メインの果実感が広がり、ボディーの厚みはかなりある。
中盤からはまだ若さを感じさせる爽やかな酸味も顔を出し、余韻には甘味・酸味に加えわずかな苦みが混じり比較的ゆっくりと消えていく。
まだまだ若いフレッシュさと程よく熟成された濃縮感がバランスよく感じられる落ち着いたマッチョタイプのソーヴィニヨンブラン。
インプレッション:
| 外観 | 清澄度 | 深みのある |
| 色の濃淡 | 中庸 | |
| 粘度の高さ | 脚が出来る | |
| 発泡度 | 無し | |
| 気泡大きさ | 無し | |
| 色調 | グリーンイエロー |
| 香り | 強さ | ほどほど |
| 果実感 | 青りんご、パパイヤ、マンゴー | |
| 植物 | シダ | |
| 香辛料 | オレガノ、タイム |
| 味わい | アタック | 滑らか |
| 甘辛度 | やや辛口 | |
| 酸味 | 適度な | |
| タンニン | 穏やか |
| キムラ的おすすめ度(5点満点) ★1点 ☆0.5点 |
味わい | ★★★★ |
| コスパ | ★★★ | |
| 総評 | ★★★☆ |

この日合わせたのは鰆のトマト煮。
旬のカブとトマトと煮込んだとてもシンプルな料理。
ただ、鰆の旨味がスープにかなり染み出ており、味わいは思った以上に複雑。
ワインとの相性も悪くなく、さすが「Fish House」という名前がついているだけはあるという印象。
魚と合わせることによって苦みが強調されるかと思ったがそんなことはなく、むしろ果実の甘味が強調されてジューシーさを増す。
ソーヴィニヨンブランでも若いヴィンテージではなく落ち着いた熟成されたヴィンテージということもあって、料理との相性はそこまで難しくなさそう。







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