購入場所 | |
購入日 | 2020年01月12日 |
購入金額(税込み) | 2200円 |
テイスティング日 | 2020年03月11日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | 純米 |
使用米種 | - |
好み度(MAX五つ星) | ☆☆☆☆★ |
コメント:
定期的に立ち寄っている新政を扱う酒屋に行った際、たまたま入荷していたので迷わず購入。
新政は本当に入手しにくく、売っていたとしてもプレミアムがついて驚くような値段になっていたりと、美味しいお酒なのだが少々購入をためらってしまう。
今回は箱入りのものを購入、箱から出すと紙のエチケットが貼られたタイプではなく、瓶の色を生かしたオシャレなボトルが顔をのぞかせる。
色はほぼ透明、グラスをスワリングしてもスッと縁を落ちて行く程度の粘度で、見た目は目立った特徴のない普通の日本酒。
香りは華やかに力強く香るタイプではないが、グラスの近くまで鼻を近づけるとしっかりと主張してくるタイプ。
甘味、ジューシーな果実感、酸味それぞれがバランスよく感じられ、非常にまとまりの良い印象で日本酒感はさほど感じさせない。
そして味わいも秀逸。
口に含むと、とてもフレッシュで軽やかな甘味、そして続いて爽やかな酸味がパッと弾けるように広がる。
その後も甘味や酸味が口の中で程よく余韻として残るも、もう少し余韻を楽しみたいと思うタイミングでキレイに消えていく。
特徴的な味わいがあるというわけではないが、とにかく香りも味わいもバランス感が絶妙。
Type-X S Rと三種類ある中のミドルモデルだが、十分な味わい。
ただ、出荷量が限定されていることもあり、定価での入手が困難なのが辛いところ。
折角なのでコテコテの和食と合わせた。
ぶりカマの煮付け、大根と豚肉の煮物、それにレンコンと人参のきんぴらと合わせてみたが、相性としては悪くはない。
ただ、大根と豚肉の煮物は味付けとしては濃くないが若干味わいを殺してしまっている感じがある。
同じ和食でもどちらかというと居酒屋料理よりも割烹系の繊細な料理と合わせた方がよさそうな印象は受けた。
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