新政 秋櫻2019 改良信交 純米酒



購入場所 こちらから購入可能
購入日 2020年03月06日
購入金額(税込み) 2480円
テイスティング日 2020年12月30日

日本酒データ:

地域 秋田県
タイプ 純米
使用米種 改良信交
好み度(MAX五つ星) ★★★★☆

コメント:

よく行く日本酒専門店を定期巡回した際にたまたま運よく見かけたので、定価でもそこそこのお値段はするが迷わず即買いしたもの。
そのレア度とそこそこの価格帯の日本酒ということもあって、なかなか飲めずにしまっておいたのだが、ちょっと奮発して良いお酒を開けたくなったので飲むことにした。
色はほぼ透明で、ごくわずかにグリーンのニュアンスを感じられるかどうか、という印象。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁には脚がしっかりと見られる。
香りは華やかでバランスの良い酸味と果実のようなジューシーな印象、少しばかり感じられる木のアクセントが心地良い。
口当たりはとてもスムーズ。
ガッツリとした日本酒感は全くないのだが、それでも米の旨味がしっかりと凝縮された味わいは口の中にジワジワと広がっていく。
中盤からはフレッシュで若干の発泡感を伴う酸味とともに甘味もバランス良く感じられ、鼻からは木のニュアンスが僅かに抜ける。
丁寧に、上品に、手間暇かけて作られた味わいは派手なインパクトこそないものの、飲んでいくうちにじわじわとその旨味を感じされる味わい。


この日はカツオのたたきやシメサバ等、刺身系のコテコテの和食と合わせてみた。
カツオのたたきは玉ねぎやネギ、大葉などの味わいが色々と絡み、その中でも玉ねぎの苦味との相性はあまり良くない。
カツオのたたきとそのタレだけであればしっかりと日本酒の旨味とともに味わえる。
シメサバは文字通り酢の酸味が強めに効いているが甘味も強いためかそこまで相性は悪くなくお互いの味わいを損なう事になく楽しめる。
比較的繊細な味わいの日本酒なので、食事と合わせるよりも日本酒単体で楽しんだ方が良いのかも知れない。

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