春鶯囀 あきざけ 純米



購入場所 オギノ
購入日 2020年09月09日
購入金額(税込み) 1078円
テイスティング日 2020年09月09日

日本酒データ:

地域 山梨県
タイプ 純米
使用米種 不明
好み度(MAX五つ星) ★★★☆

コメント:

山梨滞在時に「山梨酒蔵縛り」で購入したもの。
こちらは「春鶯囀」と書いて「しゅんのうてん」と読む山梨の酒蔵。
この日は良く飲む「七賢」ではなくこちらのお酒にチャレンジしてみることにした。
その中でも季節感のあるこちらを選んでみたが、酒蔵のHPを見ても詳細情報を見つけることができない、ある意味地元のみに販売しているようなお酒のよう。
色はとてもクリアで若々しさを感じる。
粘度はそこまで高くなく、グラスの縁をスッと落ちていく、
香りは米の旨味をしっかりと感じさせる日本酒感のあるタイプ。
そこにわずかに果実味を伴うような甘味も感じられるが、そこまでそこまで華やかに周囲に香るというタイプではない。
ただ、香りにはボリューム感もあり、相応の飲み応えが期待できそう。
口含むと、フレッシュな米の旨味がスッと口の中に広がっていく。
とても軽やかな味わいで米の旨味と甘味のバランスは良い。
ほぼ良いボディー感で、わずかに酸味を伴うスッキリとした余韻ながら、程よい日本酒感も感じられる。
味わいのバランスもよく、「ひやおろし」らしい丸くなった味わいは食中酒として合わせる料理を選ばなそうな印象。


この日は日本酒にあうような和食と合わせた。
写真はマグロのステーキだが、その他にも焼きナスや揚げ出し豆腐などの和風メニューと合わせた。
醤油とニンニクベースでしっかりと味付けされたマグロは見た目こそステーキっぽいが、味わいは完全に和食。
この個性の強めの味わいの料理に逆らうことなく寄り添っていくようなマッチング。
焼きナスは香ばしくカリッと焼きあがった皮の味や醤油の旨味と何の不安もなくしっかりとマッチした。
味わいに特徴があまりなく、角のない丸い味わいということもあって、予想通り料理との相性の幅は広い。

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