七賢 ひやおろし 純米



購入場所 オギノ
購入日 2020年08月24日
購入金額(税込み) 1320円
テイスティング日 2020年08月24日

日本酒データ:

地域 山梨県
タイプ 純米
使用米種 ひとごこち、あさひの夢
好み度(MAX五つ星) ☆☆☆☆

コメント:

山梨県滞在時に地元の日本酒として購入したもの。
七賢は山梨の有名酒蔵で、日本航空の成田空港のファーストクラスラウンジでも採用された実績がある酒蔵。


今回はスーパーの目立つ場所に陳列されていた季節ものの「ひやおろし」があったので試してみることにした。
使われている酒米を調べるために公式HPを見ていたのだが、発売は2020/9/1となっており、もしかすると地元には少し早めに卸しているいるのかも知れない。
色は透き通るようなクリアな印象だが、ごくわずかにグリーンのニュアンスがあるかどうかというところ。
粘度は高めで、グラスの縁にしっかりと脚が出てくる。
香りは豊かでとてもエレガント。
日本酒感もそれなりにあるのだが、どちらかというと軽く樽で仕上げられた上品なシャルドネ、というような印象。
とても柔らかく、わずかに酸味のニュアンスも感じられる。
口に含んでも印象は全く同じ。
フワっとした口当たりからは凝縮されすぎない程度の濃厚な米の旨味と優しい果実感が感じられる。
中盤からはジューシーな果実感も加わり、全体的なお酒としての厚みはしっかりとある。
余韻にはしっかりとしたアルコール感とともに日本酒感も感じられるので、決して軽い味わいではないが、まさしく気温が低くなってきた秋に星空を眺めながらやや冷やした状態で頂きたいと思わせる日本酒。


この日は最近ハマっているマグロの漬け丼と冷ややっこという和風メニューと合わせてみた。
冷ややっこは麺つゆで味付けしたオクラをトッピングとして乗せたが、麺つゆや醤油とは全くケンカせずにすんなりとマッチする。
漬け丼は醤油のしょっぱさは控えめにしていることもあって、日本酒のまろやかさと何の違和感もなく合う。
味わい的には比較的しっかりとしたタイプなので、生魚・焼き魚・煮魚等、魚介系の料理全般に無難に合いそうな印象を受けた。

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