勝沼の甲州 辛口樽熟成 2019 (蒼龍葡萄酒株式会社)



購入場所 オギノ(こちらから購入可能
購入日 2020年08月25日
購入金額(税込み) 1728円
テイスティング日 2020年08月25日

ワインデータ:

国名 日本
地域 山梨県
地区 勝沼町
ヴィンテージ 2019年
ブドウ品種 甲州100%

コメント:

山梨県滞在時の「山梨ワイン縛り」で購入した一本。
こちらのワインは以前飲んだような記憶があったのだが、調べてみるとどうやら同じワインでもヴィンテージ違いのものだったよう。
ということで試してみることにした。


色は薄めではあるが、イエローがかった輝きのあるゴールド。
粘度はほどほどで、グラスの縁には細いながらも脚はしっかりと出ている。
香りは若々しさが前面に出ており、フレッシュ感がしっかりと感じると同時に、樽の香りも程よく感じられる。
シューシーな果実感はグレープフルーツなどの柑橘系がメインで、そこにわずかなハーブ感とミネラル感が加わり、バランスよく仕上がっている。
以前飲んだ2017年は若干熟成がすすんでいたこともあってか、バランス感が樽香に傾いていたが、こちらはまだフレッシュ感がしっかりと残っている。
味わいだが、思っていた以上に樽香が感じられる。
口に含むとまずは甘さとともに樽のニュアンスを感じる。
続いて搾りたてのレモンのような爽やかな酸味とともに、グレープフルーツのような果実感が程よいボディー感で感じられる。
余韻はスッキリとしており果実感は比較的キレが良いが、最後にはほのかに甘い樽香が残る。
甲州を飲み慣れている人が気分転換でちょっとひねりの加わった甲州を楽しみたい時に飲むのにはオススメの一本。

インプレッション:

外観 清澄度 輝いている
色の濃淡 淡い
粘度の高さ 涙が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 ゴールド

香り 強さ 殆ほどほど
果実感 レモン、グレープフルーツ
香辛料 レモングラス
化学臭 ミネラル感
味わい アタック 心地よい
甘辛度 やや辛口
酸味 適度な
タンニン 少ない
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★★
コスパ ★★★☆
総評 ★★★☆


この日はグリルチキンと野菜、道志で購入したクレソンを合わせて頂いた。
グリルチキンはハーブ岩塩で味付けをしてガスオーブンで焼き上げた。
皮がパリパリでジューシーな味わい仕上がったグリルチキンは全く違和感なくワインとマッチする。
そして新しい発見だが、クレソンの独特の味わいがワインと合わせるとなんとも不思議な甘味に変化して、とても面白い味わいになる。
樽香が感じられるワインなので、合わせる料理もベーシックな料理に一ひねり加えたものと合わせてみると良いかも知れない。

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