購入場所 | オギノ(こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年08月26日 |
購入金額(税込み) | 1980円 |
テイスティング日 | 2020年08月26日 |
ワインデータ:
国名 | 日本 |
地域 | 山梨県 |
地区 | 勝沼地区 |
ヴィンテージ | 2019年 |
ブドウ品種 | マスカットベーリーA100% |
コメント:
山梨滞在時に「山梨縛り」で購入したもの。
最近は山梨縛りでも白ワインの甲州がネタ切れになってきたこともあり、比較的マスカットベーリーAにも手を出し始めた。
ただ、このブドウはなかなか料理との相性が難しく、毎回試行錯誤しながら料理と合わせていた。
そんなときに、「醤油や味噌系の肉料理とも相性がいい」なんていう話を聞いたので、先日ワイナリーを訪れたこちらのワインを早速試してみることに。
色はそこまで濃くはないがそれなりにしっかりとした色合いで深みがある。
粘度は意外と高く、グラスの縁をゆったりと落ちていき、脚もそれなりに出る。
香りはマスカットベーリーAらしく、甘く果実感をたっぷりと感じさせる香りが周囲に豊かに広がる。
イチゴのような甘味をしっかりと感じさせる香りをベースに、カシスのような酸味や、わずかに土感を感じさせるようなニュアンスが加わる。
全体的に甘さが前面に出ている香りはワインというよりは香り豊かな濃厚ブドウジュースという感じもする。
口に含むとまずは小さな果実の甘酸っぱさがサッと口一杯に広がる。
アタックはそれなりに印象的ではあるが、ボディーは少々物足りなくか細い印象。
一方、酸味はアタックから引き続き中盤もしっかりと感じられ、そのまま余韻へとつながっていく。
香り同様に濃厚なブドウジュースに爽やかな酸味を加えたような、よく言えばとても飲みやすいワイン。
今回は常温、とはいえ20度程度で試したが、少し冷やした方がフレッシュな感じで味わえるような印象を受けた。
インプレッション:
外観 | 清澄度 | 深みのある |
色の濃淡 | 中庸 | |
粘度の高さ | 脚が出来る | |
発泡度 | 無し | |
気泡大きさ | 無し | |
色調 | ルビー |
香り | 強さ | 華やか |
果実感 | ストロベリー、木苺、ブルーベリー、さくらんぼ | |
樹木 | 針葉樹 |
味わい | アタック | 心地よい |
甘辛度 | やや辛口 | |
酸味 | 爽やか | |
タンニン | 少ない |
キムラ的おすすめ度(5点満点) ★1点 ☆0.5点 |
味わい | ★★★☆ |
コスパ | ★★★ | |
総評 | ★★★☆ |
この日は肉じゃがと合わせてみた。
少し甘めに仕上げられた肉じゃがとの相性は思った程悪くはない。
が、「醤油やみりんを効かせた料理」との相性が良いという前評判があったせいか、マリアージュというところまでではなかったのが正直なところ。
とはいえ、ワインの酸味と肉じゃがの甘味は不思議とお互いを邪魔せず、スムーズに味わうことができる。
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