購入場所 |
不明(こちらから購入可能) |
購入日 |
不明 |
購入金額(税込み) |
不明 |
テイスティング日 |
2020年08月21日 |
ワインデータ:
国名 |
日本 |
地域 |
山梨県 |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2012年 |
ブドウ品種 |
|
マスカットベーリーA100%
コメント:
事前に購入しておいた山梨ワインが底をつき、この日は何を飲もうかと考えながら家の中を色々探してみたところこのワインが見つかった。
いつ誰が買ったのかわからないワインだが、ビンテージは2012年と8年熟成もの。
マスカットベーリーAが果たしてどれだけ熟成出来て、味わいがどのように変わるのかを楽しみながら飲んでみることにした。
グラスに注ぐと熟成感を感じられるのがすぐにわかる色合い。
それなりにしっかりと色付きながらも落ち着いたルビー色に、若干オレンジのディスクが見える。
粘度は高く、脚はしっかりと出る。
香りだが、非常に芳醇でパワフル。
グラスに注いだ瞬間からかなり広範囲に香りが広がる。
その香りはしっかりと凝縮された果実の風味ではあるが、とても落ち着いており、若々しさやフレッシュな酸味は控えめ。
ただ、ベーリーA独特の甘い果実感は健在でいわゆる熟成香はあまり感じられない。
口に含んだ瞬間はあまり印象的なアタックもなく、何か非常に物足りなさを感じる。
ただ、その後非常に丸みのある果実感とともにじわじわと深みのあるい甘味が口の中に広がってくる。
余韻には少し舌先に刺激を感じるような酸味と、力強くもカドの取れた渋みを感じる。
抜栓直後は何かこの後にもうちょっとインパクトを感じるのでは?というタイミングでそのままフェードアウトしてしまうような印象を受けたが、時間経過とともに傾向が少しずつ変化。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
深みのある |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ルビー |
香り |
強さ |
芳醇 |
果実感 |
ストロベリー、ブラックベリー、さくらんぼ |
乾燥果実 |
イチゴジャム |
香辛料 |
ミント |
味わい |
アタック |
滑らか |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
柔らかい |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★ |
コスパ |
ー |
総評 |
★★★ |
この日はグリルした野菜とポークソテーと合わせてみた。
熟成がすすんでいることもあってか、味わいが丸く、野菜や塩気とはあまりケンカしない。
ポークソテーとも合わないことは無いのだが、「わざわざコレとコレを合わせるか?」というような相性。
やはりポークソテーは王道の白の方がよさそう。
マスカットベーリーAは素直に肉じゃがなどの少々甘味のある肉系の和食との相性がよさそう。
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