購入場所 | オギノ(こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年08月20日 |
購入金額(税込み) | 1980円 |
テイスティング日 | 2020年08月20日 |
ワインデータ:
国名 | 日本 |
地域 | 山梨県 |
地区 | |
ヴィンテージ | 2016年 |
ブドウ品種 | マスカットベーリーA100% |
コメント:
山梨滞在時の山梨ワイン縛りの白ワイン編はそろそろネタ切れになってきたので、視点を変えて赤ワインを攻めてみることに。
山梨の赤ワインと言うと、どうしてもマスカットベーリーAがその大半を占めるので今まではちょっと手を出しずらかったのだが、最近はあの「ぎっとりジュース感」をうまくコントロールししているワインも多いので面白いものがあるときにはこの品種でも試している。
今回見つけたのは2016年と4年熟成もの、かつ樽熟されたものとのことで、これならあのジュース感はないだろうと思いチャレンジ。
ワインの説明書きには
フレンチとアメリカンオーク樽で12か月熟成させました
と書いてあるので期待値も上がる。
グラスに注ぐと比較的濃い目の赤に近い色、そして非常に輝きのある深みにある色合いが見て取れる。
粘度もしっかりとありグラスの縁にはたくさんの脚が時間をかけて作られる。
香りは非常に華やか。
抜栓した瞬間に辺りには軽やかなベリー系の香りが広がる。
やはり甘味が先行しておりチェリーやいちごの香りが強いが、そこにさわやかな酸味とわずかなスパイスのニュアンスが見え隠れ。
口に含むと採りたてのジューシーな赤い果実の味わいがゆっくりと広がっていく。
アタックそのものは強くはないのだが、じわじわと時間をかけて広がっていく果実の甘味はミディアムボディーながらもそれなりのボリューム感。
そして余韻には少し主張が強めの爽やかな酸味が心地よく広がる。
その余韻は抜栓後時間の経過とともに少しずつ樽由来のバニラ香も感じるようになった。
ニューワールド系のピノの果実感をもう少しだけ軽く、そして上品に仕上げたような、軽く冷やして夏に飲みたいワイン。
インプレッション:
外観 | 清澄度 | 濁深みのある |
色の濃淡 | やや濃い | |
粘度の高さ | 脚が出来る | |
発泡度 | 無し | |
気泡大きさ | 無し | |
色調 | さくらんぼ |
香り | 強さ | 華やか |
果実感 | ストロベリー、木苺、さくらんぼ | |
花 | すみれ | |
香辛料 | クローブ |
味わい | アタック | 弱い、心地よい、滑らか、爽やか、強い、強烈 |
甘辛度 | 極甘口、甘口、やや甘口、やや辛口、辛口、極辛口 | |
酸味 | 無い、少ない、適度な、十分な、強い、とても強い ぼやけた、ソフト、爽やか、若々しい、刺激的、引き締まった | |
タンニン | 少ない、穏やか、適度、十分、強い、とても強い 柔らかい、心地よい、鋭い、苦い、茎っぽい、荒々しい |
キムラ的おすすめ度(5点満点) ★1点 ☆0.5点 |
味わい | ★★★ |
コスパ | ★★★☆ | |
総評 | ★★★★ |
この日は夕食の支度をしている時間もなく、出来合いのお惣菜たちと合わせることに。
油を使った揚げ物系が多かったのだが、どうも揚げ物の油との相性はあまりよくない。
ワインだけであればジューシーで適度な酸味を感じさせるのだが、油系と合わせると苦み・渋みが強調される。
どちらかというと肉料理や煮込み系の料理など、あまり油が前面にでないような料理との相性がよさそう。
和牛のステーキとも合わせてみたい。
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