購入場所 |
オギノ(こちらから購入可能) |
購入日 |
2020年05月03日 |
購入金額(税込み) |
1386円 |
テイスティング日 |
2020年08月01日 |
ワインデータ:
国名 |
日本 |
地域 |
山梨県 |
地区 |
甲州・峡東 |
ヴィンテージ |
2018年 |
ブドウ品種 |
メルロー、マスカットベーリーA |
コメント:
山梨滞在時の「山梨縛り」で購入したもの。
元値はほぼ2000円となかなか高めではあるが、たまたま商品入れ替えということで、30%割引で売っていたので試してみることにした。
こちらは甲州市で収穫されたメルローと峡東で収穫されたマスカットベーリーAをブレンドしてブレンドして作ったものとのこと。
グラスに注ぐと少しクリア感と輝きのあるきれいなチェリー系の色合い。
粘度はしっかりと高く、グラスの縁からゆっくりと時間をかけて長い脚が出る。
香りも非常に華やかで、グラスの周囲までフレッシュで若々しい果実の甘味のニュアンスを感じる。
バランスはマスカットベーリーAの香りの方が強めに出ており、木苺やさくらんぼのような甘味とフレッシュな酸味が前面に出ている。
その背後にメルローのニュアンスが僅かに感じられる程度ではあるが、このバランスが100%マスカットベーリーAのワインのような甘さ全開を抑えているような感じ。
味わいは香りから感じた通り、かなりマスカットベーリーAが前面に出ている。
アタックは柔らかい甘味からスタートし、次第に酸味が姿を現す。
ただ、かなりライトな味わいで、アタックの後にはそこまで深みのある味わいは感じられず、そのまま余韻に移ってしまう。
その余韻にはしっかりとした強めの酸味と、ふわっと抜ける甘味が感じられるがキレは良い。
抜栓後1時間程度時間を置くと少しずつボディーの厚みが増してはくるものの、やはりライトボディーのワインであることは間違いない。
フレッシュで甘味と酸味が程よく感じられ渋みが少な目の飲みやすい味わいは夏の暑い日に少し冷やして飲んでも美味しいかも知れない。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
淡い |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
さくらんぼ |
香り |
強さ |
華やか |
果実感 |
ストロベリー、木苺、さくらんぼ |
乾燥果実 |
イチゴジャム |
味わい |
アタック |
滑らか |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
爽やか |
タンニン |
穏やか |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★ |
コスパ |
★★☆ |
総評 |
★★★ |
この日はガスコンベックで焼いた季節の野菜とバジルとガーリックで味付けをした鶏肉と合わせてみた。
白ワインで合わせることも考えたが、マスカットベーリーAのフレッシュで甘味を感じる味わいであれば赤でも大丈夫かと思いチャレンジ。
ハーブやスパイス、ガーリックをしっかりと効かせた鶏肉は外はカリっと中はジューシーに仕上がっている。
そこそこボリューム感のある味わいだが、味わい自体はシンプル。
この味わいとワインは格別合っているかというとそうではないが、少なくともお互いの旨味は損なわずに楽しむことができる。
赤ワイン=しっかりとした牛肉料理という印象があるが、このワインに限って言えばシンプルな味付けの鶏肉等の方が相性が良いかも知れない。
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