名前:アンビグラム
場所: 〒106-0047 東京都港区南麻布4−12−4 プラチナコート広尾1F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:地下鉄日比谷線 広尾駅 徒歩7分
営業時間:13:00~16:30、18:00~23:00(平日)、12:00~14:30、18:00~23:00(土・祝) 毎週日曜日・祝日の月曜日
また行きたい度:=☆☆☆☆=広尾の閑静な住宅街で頂くボリュームたっぷりの上質のイタリアン
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備忘録:
(2020/02/23記載)
2020年2月初旬の休日に利用した。
この日はちょっと雰囲気がいいお店でランチを予定しており、恵比寿・広尾界隈のお店を探していた。
調べると色々なお店があるのだが、オシャレすぎると値段もそれなり、また折角なのでワインも頼みたいところだが、やはり種類や値段などが微妙なケースも。
そんななか、色々検索しているとこちらのお店を発見。
アクセスも悪くなく、場所も地図を見る限りとても落ち着いたところにありそう、かつコースの値段やワインの種類や価格帯もかなり幅広く、こちらの店を予約することにした。
こちらが店舗の入るビル。
表通りから一本入った場所にあり、派手さもなく一見すると見過ごしてしまう。
ただ、近寄ってみるとオリーブの木が飾られていたり、店先にテーブルが出されていたりと、イタリアンの雰囲気を感じさせるとても上品な雰囲気。
店舗近くまで歩いて行った際、来店の雰囲気を感じ取ってくれたのか、ホールの方が入口のドアの前で待機してくれていた。
店内は道路側に面した日当たりのよいメインダイニングルームと、ちょっと大人の雰囲気を感じされる奥まったエリアがあり、今回はメインダイニングルームを案内された。
今回案内されたのは窓側の席。
外からの光も入ってくるので天気の良いランチだと非常に開放的。
テーブル自体は2名掛けがメインだが、パーティーや団体等の大人数の場合は適宜テーブル配置をアレンジしてくれる。
さて、今回は事前にランチのコース料理で予約。
■前菜2品
■パスタ1品
■主菜1品
■デザート
■エスプレッソ又は紅茶
■パン
となかなかのボリューム。
まずは折角なので泡で乾杯。
グラスで選べるの泡はスパークリングとシャンパン。
あとでワインもいただくことを考え、スパークリングをグラスでオーダー。
スプマンテが出てくるのかと思いきや、フランチャコルタが提供された。
ドサージュゼロという事で味わいもスッキリ、豊かな泡が湧き出る飲み心地がとてもシルキーな上質な一杯。
食事が提供される前にまずはパンが提供された。
フォカッチャはオイル感は控え目ながらしっかりとした味わいなので、オリーブオイルをお願いすることなく頂ける。
そしてこちらが前菜の一品目。
名前は失念したが、塩漬けした豚バラ肉でホタテとアンコウの肝をまいたもの。
そして付け合わせの野菜は軽くソテーしてビネガーオイルドレッシングで味付けをしたもの。
写真だとわかりにくいが、「前菜」というよりはもはや立派な一品料理。
カリっとソテーされた豚肉とフワフワとしたホタテの身の食感のコントラストが面白い。
また、豚肉なので肉の味わいを結構主張するのかと思いきや、ホタテの旨味やアンコウの味わいの方が強く、見た目は肉料理だが味は魚介系の味わいでなかなか面白い。
ビネガーオイルのドレッシングも甘酢に近い風味でとても上品な味わい。
泡が空いたのでこの後提供される料理を確認すると、トマトソースメインや仔牛のソテーなどということもあって、赤ワインをセレクト。
ブドウ品種・価格帯も非常に幅広く取り揃えており、飲みたいワインが見つかることは間違いなし。
また、ワインのことが全く分からなくても、ホールの方に聞けばかなり詳しく説明してもらえる。
色々悩んだ末に決めたのがこちらのワイン。
2013年と若干熟成の進んだサンジョヴェーゼ主体のもの。
抜栓直後は少し固さもあり酸味も強めだったが、メインの仔牛のソテーを食べるころには酸味も和らぎ旨味も増していた。
ボトルで6000円台中盤と、まあまあなお値段。
なお、グラスワインも用意してあり、この日はヴィンテージ・ブドウ品種が異なる3種類であった。
ワインにこだわりのある人には非常にうれしいお店。
さて、一品目がそれなりのボリュームであったが、続いて提供された二品目もかなりのボリューム。
こちらも料理の名称は失念したが、茄子の上に牛肉とトマトソースを合わせ、トッピングには玉子の卵黄と白身を細かく刻んだもので飾りつけをした料理。
一品目同様にこちらもしっかりと一人前のボリューム感。
トマトソースとしっかりと煮込まれて柔らかくなった牛肉で濃厚さを感じつつ、茄子のすっきりとした食感や味わいも楽しむことが出来る。
この時点でそれなりにお腹は満たされているのだが、ここでようやくパスタが提供された。
この日はラグーソースのパスタ。
また、使っているパスタは小麦1kgに対して卵黄を40個使っているものとのこと。
そのこともあってか、パスタは少し黄身がかっており、断面は円ではなく少し平打ち麺みたいな感じになっている。
肉をたっぷりと使ったラグーソースは濃厚で、赤ワインとよく合う。
お腹はすでにかなり満たされているが、ここでようやくメインディッシュ。
仔牛のソテーが提供された。
しっかりと中まで火が通ってはいるが、とても柔らかくジューシーな状態。
全く臭みもなく、ソテーする際に使っているオイルの旨味を非常に強く感じられ、もうこれ以上食べられない、という状況にもかかわらず何とか食べられてしまった。
もちろん、赤ワインとの相性もすこぶる良い。
そして最後にデザート。
四種盛りのデザートは全て大人の味でコーヒーとの相性は抜群。
見た目そこまでのボリューム感はなさそうに見えるが、色々な味わいのデザートを少しずつ頂くことが出来るので非常に満足度は高い。
この日は事前に予約したコースということで税・サービス料込みで6000円弱と、内容とお店の雰囲気、接客を考えると非常にリーズナブル。
広尾という立地、さらには駅隣接ではないこともあって隠れ家的な雰囲気のあるお店で頂くボリュームたっぷりのイタリアンはプレゼンテーションも味わいも抜群。
記念日やデートなど、オシャレに食事を楽しみたい時には是非とも選択肢に入れたいお店。
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