(2019/11/25記載)
2019年11月上旬の休日、沖縄から羽田に移動する際に利用した。
最近は当日アップグレードがめっきり取りにくくなったファーストクラスだが、今回もダメ元でカテゴリーSの3番目でキャンセル待ちを入れてみた。
結果、ギリギリ3席の当日開放枠に滑り込みほぼ1年の利用となった。
今回はB772のファーストクラスという事で、昨年利用した際と座席の設定変更はなし。
最近はクラスJばかりの利用であったので久しぶりにファーストクラスに乗るとその快適さに改めて気付かされる。
座席に着くと「First Class」と書かれた毛布とテンピュールの腰あてがセッティングされている。
お願いすると準備してくれる他のクラスとは差別化が図られている。
そして中央のセパレーターにはこの後提供されるメニューが置かれていた。
以前はその便のメニューのみが記載されていたが、効率化のためかその路線の往路・復路両方のメニューが1つの冊子に記載されるようになっていた。
離陸して15分後くらいからサーブが始まるが、提供は1列目のA席およびK席から行われるので、出来れば前方の窓側席を指定しておきたい。
というのも、ファーストクラスは料理を各席に提供した後にしっかりと内容の説明を行い、さらにシャンパンを注文した場合はボトルでサーブしてくれるので、3列目で料理の提供が始まるころには1列目はもう食べ終わっているという状況が多い。
那覇線であれば長時間なので問題無いが、福岡や千歳だと意外とこの時間がもったいないと感じてしまう。
今回は以下のメニューが提供された。
小鉢
牛蒡信田巻含め煮
蟹、若布揚げ茄子ローストアマニ ポン酢漬け
万能葱台の物
築地魚河岸 北田のサーモン昆布茶焼き
薩摩芋レモン煮、鶏松風、ケシの実香の物
ピリ辛胡瓜
俵御飯 新之助
焼きばら海苔の味噌汁
フレッシュフルーツ
上記の料理が一つのトレーで提供された。
有名料亭とコラボした料理を提供している夕方便ではないので正直見た目も味わいも物足りなさはあるが、それでも国内線でこれだけのものを提供してくれるのはありがたい。
そして、あわせて飲み物には「ニコラ フィアット コレクション ヴィンテージ ブリュット 2009」(市価6000円程度)をお願いした。
継続的に国内線ファーストクラスで提供されているシャンパンだが、昨年とはヴィンテージが変わったよう。
泡の滑らかさもさることながら、やはりNVではなくヴィンテージものだけあり熟成感と濃い味わいが特徴的。
食事の後はファーストクラス名物の「森伊蔵」をロックで頂いた。
一般的にはプレミアム価格で取引されている芋焼酎。
国内線ファーストクラスの機内のみで頂ける。
久しぶりに頂いたが、やはり芋焼酎っぽさが非常に少ないまろやかで柔らかい口当たりの焼酎であった。
そうこうしているうちあっという間に羽田空港に向けて最終の着陸態勢。
締めにコーヒーは頂きたいので、紙コップでの提供をお願いした。
約1年ぶりの利用ではあったが、やはりファーストクラスは羽田~那覇の長距離の移動でその真価を発揮する。
快適性・食事・ドリンクのいずれをとっても秀でているのだが、難点は当日アップグレードが昨年以降非常にしずらくなっているところ。
今年も数回チャレンジしたが、いずれも当日開放席が出ることなく「予約をお持ちのお客様で満席」というアナウンスを聞くばかりであった。
確実に利用するのであれば、株主優待券を使って事前に正規予約をした方が良さそうという印象。
=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
泡・白・フランス「ニコラ フィアット コレクション ヴィンテージ ブリュット 2009」
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