購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
購入日 | 2019年10月11日 |
購入金額(税込み) | 2035円 |
テイスティング日 | 2019年10月29日 |
日本酒データ:
地域 | 富山県 |
タイプ | 純米大吟醸 |
使用米種 | 五百万石 |
好み度(MAX五つ星) | ☆☆☆☆★ |
コメント:
東京駅の酒店を定期巡回しているときに目に飛び込んできた一本。
見てみると以前に試験的に販売されたもので、かつ今年から正式販売となった日本酒。
かつ、2015年10月に日本航空国際線ファーストクラスラウンジでも採用実績のあるものであったので迷わず購入。
グラスに注ぐと、比較的さらっとした印象のクリアな色合いという印象。
ただ、実際にはグラスをスワリングすると比較的しっかりと脚を出すのでそれなりに粘性は高い。
香りは甘味がありとてもフルーティーで華やか。
日本酒らしい米の旨味や麹の香りは感じられないが、その代わりにジューシーで上品な熟した果実感をたっぷりと感じる。
口に含むと香りの印象同様に非常に柔らかく上品な甘みがスッと広がる。
その味わいは良く熟したストロベリーやパイナップルのニュアンスさえ感じられる。
中盤にはこの甘味がしっかりと、かつしつこくなく十分に感じられる。
余韻には若干日本酒らしい風味を感じるが、それでもキレの良い酸味がその風味と甘味をきれいに流してくれる。
上品に仕上げられたひやおろし系の味わいに近い印象だが、それよりももっと研ぎ澄まされた洗練された味わい。
この日は豚肉とナスのチーズ巻きと合わせた。
最初は合うかどうか不安であったが、実際に試してみると豚肉の脂やチーズの旨味に負けずにしっかりとマッチしてくれる。
つまみと合わせてもよし、食事と合わせてもよしと、幅広く楽しめる一本。
現在はまだ入手しやすく、純米大吟醸という事を考えればコスパも悪くはない。
個人的にはかなり好きな味わい。
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