日本航空ビジネスクラス 成田~ジャカルタ 729便 B787=機内食・ワイン編= (2018/09)



(2018/12/30記載)
※本レビューは「シート・設備編」と「機内食・ワイン編」に分けて掲載します。

2018年9月下旬、ジャカルタに弾丸旅行をする際に利用した。
今回の旅行はジャカルタという目的地ありきではなく、どちらかというと日本航空のビジネスクラス、それも「スカイスイート」を利用するためにジャカルタに行ったようなもの。

現在、スカイスイートには3種類あり、それぞれ機材や目的地によって使い分けがされている。
基本的に長距離欧米線の777系には「スカイスイート」が、中距離アジア線の787系には「スカイスイートⅢ」がアサインされている。
「スカイスイートⅢ」はシンガポール便で何度か利用しているので座席の快適性等は理解しているが、「スカイスイート」は長距離線という事もあり自腹で利用するには少々敷居が高い。

そんな中、2018年7月現在、ジャカルタ線には中距離かつ機体が787にも関わらず「スカイスイート」が設定されており、ビジネス往復でも15万円台となかなかリーズナブル。
ということでこちらを利用して弾丸ツアーを行う事にした。

フライト時間はシンガポール線とほぼ同じ程度の7~8時間。
中距離線ということで、全ての料理が個別の皿で提供される料理ではないが、和食・洋食共にBEDDでの提供。
和食は「くろぎ」とのコラボメニュー、洋食は「山田チカラシェフ」とのコラボとなっていた。


こちらがメニュー詳細。
今回は日本発便ということもあって、和食をチョイスした。


こちらがワインのメニュー。
泡1、白3、赤2、日本酒2となかなか充実したラインナップ。
泡はフランスの「シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ(市価5000円程度)。
白は南アフリカの「クライン ヴィンヤード セレクション シャルドネ」(市価2400円程度)、ドイツの「ドクターエル リースリング クヴァリテーツワイン ファインヘルプ」(国内正規流通無し)、アメリカの「クライン・セラーズ ヴィオニエ ノースコースト」(市価2300円程度)が提供されていた。
赤はドイツの「ヴィラ・ヴォルフ ピノノワール」(市価2500円程度)、フランスの「シャトー ルデンヌ」(市価2500円程度)が提供されていた。


離陸すると、あらかじめお願いしておいた「クライン ヴィオニエ ノース・コースト」と共におつまみが提供された。


おつまみを頂きながらしばらくゆったり過ごしていると、弁当箱が提供された。
前回のシンガポール便ではこれが和食メニューの全てと思ってしまったが、実はこちらは洋食で言うところのアペタイザーのような感じのもの。


蓋を開けたところの写真。
煮物は煮こごり、豚すき煮、なますやお造りなど、様々なメニューが一口大で盛られている。

和食を注文したこともあるので、食事と合わせて日本酒をオーダー。


こちらは「庭のうぐいす」(市価3000円程度)。


続いて頂いたのは「東洋美人 純米大吟醸」(市価1400円程度)。

いずれも飲み切りサイズの小さなボトルで提供してもらえるので日本酒を楽しみながら手元でラベルを見られるのがありがたい。

日本酒を楽しみながら弁当箱に入った先付を頂いたが、これだけでもそれなりにお腹が満たされる。
しかしながらこれで料理は終わりではなく、この後に台の物が提供される。


こちらが台の物。
メインの料理と味噌汁に加え、機内で炊き上げた白米も提供される。
外資系航空会社の場合、ビジネスクラスでも白米は事前に調理され笹や柿の葉で包まれたものが提供されるので、やはりここは日系キャリアのこだわり。


この日の台の物は豚ロースと太刀魚の竜田揚げ。
見ての通りかなりのボリュームがある。
搭乗前にラウンジで軽く食事をしてしまったこともあり、白米を含めて頂いたが満腹感が半端ない。

今回は同行者が洋食をチョイスしたので写真だけ撮影させてもらった。


こちらが前菜。
キノコのマリネと豚のリエット。
盛り付け方もオシャレでボリューム感もなかなかのもの。


こちらがメインの和牛サーロインステーキ。
機内での提供であることを考慮してもそれなりに柔らかく仕上げられており、厚みもしっかりとあり、前菜同様になかなかのボリュームとの事。


日本夕方発便ということで機内ではしっかりと食事が提供されたが、小腹が空いたときのためにバーコーナーにはおつまみととチョコレートも準備されていた。


到着が現地時間23時過ぎであったが、到着の1時間ほど前にちまきが提供された。


おにぎりよりも少し小さいサイズだが、もち米を使っていることもあってかボリューム感はなかなかのもの。


併せてカップラーメンも勧められたので、思わず「そばですかい」をオーダー。

こちらを頂いた後にコーヒーで目を覚ましたのちにジャカルタにランディング。
中距離線ながら料理の質やボリューム、お酒の種類も十分にあり、満足出来るフライトであった。

=今回紹介したお酒は以下のリンクから購入可能です!=
日本酒「庭のうぐいす」
日本酒「東洋美人 純米大吟醸」
泡・フランス「シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ
白・南アフリカ「クライン ヴィンヤード セレクション シャルドネ」
白・アメリカ「クライン・セラーズ ヴィオニエ ノースコースト」
赤・ドイツ「ヴィラ・ヴォルフ ピノノワール」
赤・フランス「シャトー ルデンヌ」

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