名前:家系総本山 吉村家
場所:〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2-12-6
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交通手段:各線横浜駅 徒歩約6分
営業時間:11:00~22:00 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆=いつ行っても大行列ながらも流石家系総本山の味
外部リンク:家系総本山 吉村家の食べログへのリンク
備忘録:
(2019/09/19記載)
2019年9月上旬の平日の夜に訪問。
横浜家系ラーメンの元祖といわれているこの店だが、横浜に住んでいながら過去に1度だけしか行ったことが無い。
というのも、いつ・どんな時間に行っても常に店の前には20名以上の大行列があり、正直そこまで並んでして食べるほど新鮮な味ではないと思っていたからである。
この日はたまたま知り合いと横浜駅界隈で飲み、その知り合いが「久しぶりに行きたい」という事でお付き合いとしていくことにした。
こちらは店舗外観。
岡野町の交差点すぐ近くに店舗はあるが、常に店の外に大行列が出来ているので店舗を知らずともその大行列で必ず気付く。
店舗前の大行列に並ぶ前に、まずは入口右側にある券売機で食券(プラスチックの小さなチップ)を購入するのがルール。
こちらがその券売機。
今回は久しぶりの訪問、かつチャーシューが美味しかった記憶があるので「チャーシューメン(810円)」に「のり増し(50円)」を追加して購入。
そして例の列に並ぶが、我々が並んだ直後に閉店(ラストオーダー)の22時を迎えたこともあり、22時ピッタリで券売機をシャットダウン。
その後から来た人はことごとくお断りされていた。
その後、待つこと20分・3回転でようやく入店。
こちらの店舗は席が空いたら客を入れるのではなく、店内の席がある程度固まった人数分空いたら一気に入れるというスタイル。
客からすると明らかに待ち時間が長くなるのだが、店側からすると一気にラーメンを作って提供できるので効率が良いのかもしれないが、個人的にはどうも好きにはなれない。
こちらが店内の様子。
かなり広めに取られている厨房スペースを囲むようにコの字型のカウンター席が並ぶ。
席数にして20名程度、赤いカウンターが特徴的。
テーブルの上には味変用の薬味がずらっと並んでいる。
なお、緑色のコップはニンニクだが、こちらのニンニクは北海道の「行者ニンニク」を使っているとの事。
思えば薬味のニンニクに「行者ニンニク」を使っているのを初めて見たのもこの店かも知れない。
さて、待つこと5分程度で着丼。
こちらが「チャーシューメン」ののり増し。
当たり前だが、いわゆるよく見る「家系」ラーメン。
少々醤油の色味が入ったトンコツスープの上にトッピングとしてチャーシューとほうれん草とのりが乗っているという非常にシンプルなもの。
まずはスープから頂く。
獣臭さは抑えられており思っていたよりはマイルドな味わい。
ただ、味濃いめにしたこともあってか、醤油の風味が少し濃いめに効いており飲んでいてギトギトもせずバランスが良い。
続いて麺を啜るが、こちらはやや細めのストレート平打ちタイプ。
もちもち感があり、スープに負けずしっかりと主張する。
そして、麺の長さが他店舗のものより若干短めのような感じもした。
さて今回はチャーシューメンをオーダーしたが、そのチャーシューは薄めに切られたしっとりタイプのものが6枚乗っていた。
大昔の記憶だとチャーシューは箸でつかんでも曲がらない程度の厚さだった記憶があるが、今回はは箸で持つと下手すると切れるような薄さ。
味自体は記憶と相違なく、肉のジューシーさと脂の旨味をベースに炭火焼き・スモーク感を加えた吉村家独特の味わいであった。
本当に久しぶりの来店であったが、味は流石本家といったところ。
ただ、閉店間際にも関わらず20分待ちの大行列、さらには店舗側の運営効率を考えた客裁きは個人的には少々苦痛。
今でこそ色々な店で味わえてしまう家系ラーメンだが、当時は斬新な味わいだったのでそれを考えると昔であればこれだけの行列に並んでも食べる価値はあると感じるが…。
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