
名前:Abd El Wahab Restaurant
場所:Souk Al bahar, Near Dubai Mall, Downtown Dubai, Dubai
交通手段:The Dubai mallに隣接(徒歩1分)
営業時間:12:30~00:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆☆=食事をしながらドバイの噴水ショーを見られる穴場スポット
外部リンク:Abd El Wahab Restaurantのトリップアドバイザーへのリンク
備忘録:
(2017/11/01記載)
2017年10月上旬に利用した。
今回は最近の海外旅行にしては珍しく事前に予約をして来店。
店舗はドバイモールに隣接するSouk Al baharの2Fにある。
こちらのモールはドバイモールとは異なり、20時前であるにもかかわらず、かなり人が少なくて落ち着いた雰囲気。
ただ、日曜日(中東エリアでは平日扱い)の夜にもかかわわず、こちらのレストランは大盛況。
予約無しで訪れたグループは入店できずに帰っていた。
レストラン外観。
なかなかお高そうなレストランの雰囲気を醸し出している。
さて、我々は事前に予約していたこともあり、店内の窓際に近い席に案内された。
こちらのレストランは、目の前がバージュカリファなので予約するときは窓側の席をお願いするのがオススメ。
なお、テラス席もありこちらからは噴水ショーを見ることもできるが、10月初旬の夜でも30度超、加えて湿度もある。
また、噴水ショーの時間になると店内の客もゾロゾロとテラスに出ていくので、落ち着いて食事をとることが出来ない。
こちらはレストランのテラス席から撮影したもの。
周辺の大混雑とは無縁に、食事をしながら優雅に眺める事が出来る。
店内の雰囲気。
なかなかオシャレで、テラス席でなくとも十分に楽しめる雰囲気になっている。
こちらのレストランは中東料理の専門店ということで、メニューはクウェートで見慣れたものが並んでいる。
こちらがコースメニュー。
英語で書いてあるので読むことは出来るが、メニュー自体を知らないとどんなものが出てくるか予測不可。
もちろんアラカルトもあり、こちらの方が比較的料理のイメージを付けやすい。
こちらはワインリスト。
中東でワインリストを目にするとは々驚きだが、レバノン産ワインを中心にリストアップしている。
今回注文したレバノンワイン。
かなりあっさりとした味わいだが、アルコール感はしっかりと感じられる。
これで約1万円と言われると、正直日本で出されたら若干疑問があるが。
注文するものは大体決まっているのだが、今回は折角なのでコース料理で頼むことにした。
また、ドバイは中東の中でも観光客に対してはイスラムの戒律を適用しないので、レストランによってはお酒も提供している。
今回は「中東でワイン」という貴重な経験をすべく、レバノンワインを注文。
お値段にして10000円程度とかなり高いが、「ドバイでワインを飲む」というプレミアムを含めた価格なので致し方なし。
ワインを注文した後にコース料理を注文すべくメニューを見たが、コース料理は2種類のみ。
提供される料理の種類と数の違いで30ディルハム(約1000円)の差であったので、欲張って高いほうを注文した。
それぞれ順番に提供されたが、「冷たい前菜」だけでこのような状況。
かなりのボリューム感。
先付?として提供されたのが、氷で冷たく冷やされたアーモンド。
早く食べてしまわないと、溶けた氷水を吸ってぶよぶよになってしまうので要注意。
まずはおなじみの「タブーレ」から。
こちらは言い換えると「刻みパセリのサラダ」。
パセリ好きにはたまらないサラダ。
そしてこちらもお馴染みの「フムス」。
ひよこ豆をペースト状にしたもので、別途提供されるパンに付けて食べる。
フムスなどはこのパンにつけて食べる。
いわゆる食べなれている「パン」とは違うが、なかなかの美味。
こちらも中東料理の定番。
直訳すると「ワインリーフ巻き」。
スパイス等をワインリーフで巻いてオリーブオイルで味付けしたものだが、これは好き嫌いがわかれるところ。
インゲン豆を使った冷菜。
若干スパイスが効いており、個人的には嫌いではない味。
こちらはサラダ。
バルサミコ酢的な味付けのドレッシングがかかっており、提供された料理の中では一番一般受けする味であった。
「Cold Mezze」というくくりで提供されたのは計9種類の料理であった。
一品一品かなりボリュームがあり、これだけでお腹が一杯になってしまうほど。
ただ、これはあくまで「冷たい前菜」で、続いて「温かい前菜」というくくりでさらに8種類の料理が提供された。
温かい前菜の盛り合わせ。
一見すると春巻きなどに見えるが、中に入っているものはいわゆる「春巻き」の中身とは違う。
味わいも中東チックなスパイス感たっぷりで、意外と好き嫌いが分かれそう。
日本的にいうと、手羽先の南蛮煮。
手羽先のフライを、お酢ベースのドレッシングに漬け込んんだような味で、これは日本人にも受ける味。
サイコロ状に切られたジャガイモをたっぷりニンニクと合わせた料理。
とてもシンプルながらわかりやすい味わいで、こちらも日本人受けしそうな味。
温かい前菜として提供された肉料理。
ソーセージ状のものだが、味わいはボソボソ。
また、すっぱさが際立ち、かなり好き嫌いがはっきりする味であった。
メインのグリルは未だ提供されていないが、冷たい前菜と温かい前菜が提供された状態のテーブル。
なかなかのボリューム感。
こちらがメインのグリル盛り合わせ。
エビ・白身魚(ハムール)・鶏が盛られているが、思っていたほどの山盛りではなかったので、なんとか平らげることが出来た。
この時点でテーブルの上はもはや大惨事。
味は比較的上品に仕上げられており、角の抑えられた万人受けする中東料理という感じ。
ただ、温かい前菜として提供されたソーセージはかなり個性的。
こちらは酸味がとても強く、同行者は全員「口に合わない」と言っていた。
メインコースの「グリル盛り合わせ」は思った程の量ではなかったので何とか平らげたが、デザートがまた強敵。
3種類提供された、うち2種類は中東独特のスイーツ。
不味くはないのだが、好き嫌いが分かれる味であった。
見た目はプリンだが、味わいは不思議。
香料のような味付けがされており、個人的には少々苦手な味わい。
中東でよく見かえるスイーツ。
味わいとしては、ちゃんぽんに使うような揚げ麺の間にマスカルポーネを挟んだような感じ。
言葉で説明すると少々?だが、これが意外と美味しい。
フルーツの盛り合わせということであったが、カットされることなくそのまま提供されている。
日本人の感覚だとカットされたものが提供されるのが普通と感じるが、中東では「丸ごと提供」が普通なのかも知れない。
それにしても、量が尋常ではない。
提供されたデザートをまとめて写したもの。
フルーツの盛り合わせのプレートの大きさが目立つ。
3名でコース料理とワインフルボトル1本で約35000円とかなり高級な夕食となったが、このボリュームとレストランの雰囲気を
考慮すれば妥当な金額かも知れない。
もちろん、アラカルトで頼んでシェアすることも可能なので、安く済ませたい場合でも十分利用できるレストランであった。
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