名前:Hard Wall
場所:Marina Mall 18 St, Abu Dhabi
地図はこちらからどうぞ
交通手段:アブダビ国際空港 タクシーで約30分
営業時間:10:00~翌1:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆☆=ちゃんとした中東系の料理を手軽に食べられる
外部リンク:Hard Wallの海外グルメサイトへのリンク
備忘録:
(2017/04/25記載)
2017年2月下旬にアブダビを観光した際に訪れた。
今回は1泊2日という短い期間、さらに宿泊先がエミレーツパレスホテルで、立地の都合からあまり移動に時間を掛けなくなかった事もあり近くにあるマリーナモールでランチをする場所を探すことにした。
事前調査ゼロでモール無いをフラフラ探してみたところ、ファストフード店が集中するエリアとフードコートエリア、それに加えてレストランやカフェのエリアがあることがわかった。
折角なのでレストラン・カフェエリアに行ってみたが、意外とアメリカンやイタリアン等のレストランが多く、中東らしい料理を出す店が少ないことに気付く。
色々探してみると「HATAM」と言うイラン料理を出すレストランがあるようで、物珍しいので試してみることにした。
しかし、その場所に行ってみるとなんとOpening soonという文字が張られたスペースがあるのみ。
結局その近くにあったこちらの店を物色し、アラブ料理を出すということなので入ってみることにした。
金曜日の13時過ぎ、100席以上あろうかという店内には先客が数組程度。
若干不安に感じながらも入ると、愛想の良い店員が喫煙席か禁煙席かを確認してくれた。
店内の雰囲気。
細工の施された木の飾りをベースとしたインテリアの向こう側から間接照明で様々な色のLEDがきらめく。
なんともアンバランスな感じがある意味新鮮。
水タバコの煙は実は結構臭うので禁煙席に通してもらい早速メニューを確認。
こちらはドリンクメニュー。
大体600円前後なので日本と余り大差無い金額。
メインコースのメニュー。
こちらはシーフードのメニューリスト。
ものにも寄るが、おおよそ2000円~3500円程度のものが多い。
そこそこお腹も空いているので、まずはサラダには定番の「Tabboule」(14AED 約400円)、個人的に結構好きな料理である「Beef Shawarma」(40AED 約1200円)、メインコースには「Mixed Grills Sea Food」(78AED 約2400円)を注文。
待つこと10分程度でようやくサラダが提供された。
ミントの葉がどっさりと添えられており、同じタブーレでもレストランによってレシピがかなり異なり面白い。
こちらのレシピはオリーブオイルが多め、刻みタマネギとたっぷりのレモン果汁でパセリの青臭さが抑えめに作られていた。
タブーレを食べていると残りの料理が一気にドカッと提供された。
日本のレストランでは余り考えられない提供方法だが、それはご愛嬌。
こちらはお通し(?)的なパン。
焼きたての状態だとこのように膨らんでいて、これをちぎってホモス(レンズ豆のペーストにオリーブオイルで味をつけたもの)に付けて頂くのが中東流。
さて、まずはシュワルマから試す。
普段良く食べているのはコボスという小麦粉から作られたピザ生地のようなものでケバブのような削ぎ落とし肉を巻いたものだが、こちらはコボスではなく器の中に肉や野菜を入れてオーブンで調理したような状態で提供された。
こちらの写真は提供直後の状態。
これにナイフを入れて中を開けた状態がこちら。
味はよく食べているシュワルマそのもの。
炭火でローストされたような香ばしい味わいの肉と、メニューにはビーフと書かれていたが実際にはマトンの肉も混ぜられており、かなり肉々しさが強調されている。
そしてメインコースのシーフードグリルだが、こちらはエビとサーモンとハムール(日本で言うところの「クエ」に近い魚)のグリルであった。
バターをたっぷりと効かせ強めの火でカリっとグリルされた海鮮はなかなかのもの。
トータルで152AED(約4500円)と、ランチタイムの食事にしては決してリーズナブルではないが、お手軽に中東系の美味しい料理を食べられるという意味ではオススメの店であった。
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