セントレジス シンガポール宿泊記 (2024/03) =客室編=


名前セントレジス シンガポール

場所:29 Tanglin Rd, Singapore 247911
地図はこちらからどうぞ

交通手段:MRT Orchard Boulevard駅から徒歩5分

また行きたい度:=☆☆☆☆☆=クラシカルで上質な客室とバトラーサービスが印象的なホスピタリティ溢れるラグジュアリーホテル

外部リンクセントレジス シンガポールの公式ページへのリンク

備忘録

(2024/05/14記載)
2024年3月下旬にシンガポールを訪れた際に利用した。
今回は久しぶりのシンガポール訪問ながら2泊3日と短期滞在。
現地から日本に戻る便は22時発の深夜便だったので、最終日はゆっくり部屋で滞在出来るようようなプランが無いかと考えていたところ、最近時々利用するアメックスプラチナの会員特典である「Fine Hotels + Resorts」対象のホテルからこちらのホテルを発見。
「Fine Hotels + Resorts」対象のホテルでは、公式サイトや旅行サイトの最安値より数%ほど高い金額ではあるものの、当日の空き状況次第ではあるがアーリーチェックイン・レイトチェックアウト・客室アップグレードの特典が受けられ、更に朝食無料提供、ホテルクレジット(多くの場合は$100)は確約という非常に魅力的なサービスを受けられるので、アメックス・プラチナホルダーであれば使わない理由はない。


こちらが「Fine Hotels + Resorts」の優遇内容が書かれた案内リーフレット。
チェックイン時に詳細説明と共に渡された。

朝食編のインプレはこちらで掲載。

バー編のインプレはこちらで掲載。

こちらのホテルはベッドタイプとしてはキングとツインの2タイプの部屋がある。
その客室はスタンダードを基準として客室からの眺望や部屋の広さでトータル6種類のカテゴリーに分かれる。
更にその上のクラスとしてペントハウスタイプの客室やスイートルームが5種類と、客室タイプ・カテゴリーはなかなか多い印象。
ただ、一番狭い部屋でも52平米、広めの部屋で56平米とスイート以外は客室のサイズはあまり変わらず、どちらかというと眺望で金額の差があるような印象。
スタンダードも広めの部屋もそこまで広さの差が無いということで、今回は「キング シティービュー」という下から2番目の客室をブッキングした。


こちらがホテル外観。
こちらのホテルはレジデンスも併設していたりと、実際の正面がどこだか分からないが、MRTで向かうとこちらの近代的な雰囲気のエリアが一番最初に目に飛び込んでくる。
個人的にはセントレジスはもう少し保守的でクラシカルな印象だったので想像とは少しギャップがあるが。


正面のエントランスを入ると目の前には吹抜けのホールが広がる。


その奥にはロビーエリアがある。


白を基調としたセントレジスのイメージを体現したモダンクラシカルな雰囲気で、一部分は吹き抜けになっており開放感もある。


ロビー中央には2Fへと続く階段があり、こちらのエリアでは毎日18時30分にサーベルを使ってシャンパンのボトルの口を切り落とす「シャンパンサーベル」の演出が行われる。


パフォーマンスに使われるシャンパンはフランスの「ルイナール」。
市価10000円程度のしっかりとしたものを使用するのは流石セントレジスならでは。


そのパフォーマンスに使われたシャンパンはロビーで無料にて振舞われる。


今回は利用しなかったが、こちらのホテルにはプールも併設されている。
流石にリゾートエリアではないこともあって開放感はそこまで無いが、それでも25メートルサイズにしっかりとしたプールなので、ビーチソファーで寛いだりしっかり泳いだりとそれなりに楽しめる。

今回は「キング シティービュー」にて事前にブッキング、チェックイン時にアップグレードの有無を確認するとワンランクながらアップグレードあり。
客室のサイズは変わらず客室の階層が上層階となる「キング シティービュー」へのアップグレードとなった。
何となくではあるが、マリオット系はゴールドメンバーのためか全体的にアップグレードが渋く、国内海外問わず多くの場合は客室タイプではなく客室の階層が上がるアップグレードとなっている感じがある。
今回のアップグレードされた部屋とブッキングした部屋の差額はおおよそ7000円程度、チェックインを済ませると、今回アサインされたのは11階の1109号室であった。
ホテルの建物そのものが20階建てであることを考えると、上層階というよりも中層階程度という感じで、正直あまりアップグレードされた感じはなかった。


エレベーター内にはセキュリティーは無く、そのまま客室フロアにアクセスが可能。


エレベーターホールから客室に向かうが、ロビー階のようなモダンクラシカルという感じではなく、白を基調とした明るく落ち着いた印象。


こちらがホテルの見取り図。
建物は変形型の長方形をしており、各フロア15室程度とかなり客室数が抑えられている。
エレベーターホールは中央部分にあり、建物自体もそこまで大きくないので端の部屋をアサインされても移動にそこまで時間はかからない。


こちらは客室入口からの写真。
一般的なホテルの造りとなっており、入口の通路先に客室があり、手前には水回りの設備が配されているスタイル。
ただ、客室内は水回りエリアと客室エリアが明確に区切られており、水回りエリアの床は石張り、客室エリアはカーペット張りとなっている。


部屋に入ってすぐのところにバーコーナーがある。
こちらにはネスプレッソのマシンとシンガポールらしいTWGの紅茶が準備されている。
また、デフォルトで水が4本置かれているのもありがたい。


グラス類は下に収納されており、タンブラー、ワイングラス等、用途に分けて準備されている。


こちらは客室から入口を撮ったもの。
客室エリアと水回りエリアを区切るかのように木をベースにした通路が設けられている。


こちらが客室エリアの写真。
客室は52平米とそれなりに広いこともあり、水回りにかなりスペースを割いてはいるものの十分は広さが確保されている。
ベッドは200センチサイズのキングベッド、3名で座れる大きさのコーナーソファーや一人掛けの椅子など入れられているが窮屈感は全くなし。


こちらは反対側の角からの写真だが、テレビは壁掛け式の55インチサイズが準備されており、更にはBOSEの5.1サラウンドスピーカーが壁と天井にインストールされている。


ベッドの横にはベッドサイドテーブルが準備されており、ここでカーテンの開け閉めや室内の電気の調整を全て行える。
なお、設置されているコンセントはインターナショナルタイプなので変換プラグ無しでも日本のものがそのまま使える。


こちらが窓側からの写真。
3名掛けのソファーなどが置かれているにもかかわらず、十分なスペースが確保されている。


なお、ベッド横はクローゼットになっており、かなりの収納スペースが確保されている。


そしてこちらのホテルはターンダウンサービスがあり、夕方以降にベッドのターンダウンが行われる。
足元にスリッパが置かれていたり、枕元に水が追加されていたりと、至れり尽くせり。


今回は「Fine Hotels + Resorts」での予約ということもあって、ウェルカムギフトのプレゼントという特典があったのだが、こちらのフルーツプレートがそのギフトであった。
直筆のメッセージカードと共に、リンゴ、オレンジ、プラムなどのフルーツが準備されていた。


なお、こちらのホテルのホスピタリティを強く感じられるサービスとしてバトラーサービスがある。
このサービスでは荷物のパッキング・アンパッキング、シャツなどのプレスの他、淹れたてのコーヒーなどを部屋に運んでもらう事が可能。
時間帯に制限はあるもののサービス自体は無料ということで、チェックイン後と翌日の朝にそれぞれ1回ずつコーヒーをお願いした。


こちらが作業用テーブル。
部屋の雰囲気に合わせてクラシカルなスタイルのものが準備されている。
テレビは壁掛け式になっていることもあってパソコンを広げての作業も可能な広さ。
インターナショナルタイプのコンセントが準備されているので、こちらも変換アダプター無しで日本のものがそのまま使える。


こちらはリビングエリアだけを撮った写真。
ベッドを写さなければ普通にオシャレなリビングスペースといったところ。
広さも十分に確保されており快適に過ごせる。

なお、窓からは付近の家や木々が見えるという感じで、特に眺望が良いという感じではない。

さて水回りだが、流石にこのクラスのホテルなのでかなりしっかりとこだわって作られていた。
シャワーブースとトイレは水回りのエリアにはあるもののしっかりと個室になっており、水回りについてもかなり広くスペースがとられており、とにかくクラシカルな雰囲気が強い造りとなっている。


こちらが水回りエリアを客室側から撮った写真。
ダブルボウルとなっており、天井のシャンデリアチックな照明や大理石の壁を含めてゴージャス感が半端ない。


こちらのトイレは水回りエリアの左側奥にある。
すりガラスなので中は見えないが、シルエットは見えるので同時に使うのは少し気が引けてしまう。


こちらのシャワーブースは水回りエリアの左側手前にある。
トイレの正面に設置されており、広さは十分に確保されている。


バスタブの位置は少し特徴的。
水回りエリア入ってすぐ、洗面台の後ろ側に配されている。
ある意味このバスタブがミス回りエリアのアイコンという感じの配置。


アメニティーはシャンプーとボディーソープとフェイスソープでそれぞれ使い分けをしているというこだわりよう。
シャンプーとコンディショナーはスウェーデンの「Sachajuan(サシャワン)」のものを採用。
香水を思わせるような香りを感じられる上質なものでわずかにウッド系の香りを感じられる。
洗いあがりもキシミなどは一切なく、個人的には好きなタイプ。
日本国内でも入手可能なよう。
ボディーソープはオーストラリアの「Sodashi(ソダシ)」の物を、そしてフェイスウォッシュにはイギリスの「REN」の物を採用。
いずれも日本国内で入手可能。


準備しているアメニティーについて、ブランド及び詳細な説明も洗面台に貼られている。


その他のアメニティーも充実しており、RENのフェイシャルクレンジングや石鹸、そしてソダシのボディーローションなどが用意されている。

立地的にはオーチャードロードから徒歩だと少々厳しいエリアにはあるものの、かえってそのおかげもあってホテルステイは喧騒から離れた場所ということで落ち着いて過ごすことが出来た。
また、クラシカルな雰囲気の客室であったりこだわりのアメニティー、そして何よりもバトラーサービスがこのホテルのラグジュアリー感を一層際立たせている。
お値段的には少々高い感じもあるが、とはいえマリーナベイサンズやその周辺エリアのホテルと大差はないので、シンガポールに複数回来た事がある人や、マリーナベイサンズやマーライオン公園周辺エリアへの宿泊にこだわりがなく、ラグジュアリーホテルでゆっくりしたい場合には間違いなくオススメのホテルであった。
また、当日の空き状況次第ではあるがアーリーチェックイン・レイトチェックアウト・客室アップグレードの特典が受けられ、更に朝食無料提供、ホテルクレジット(多くの場合は$100)は確約という非常に魅力的なサービスを受けられる「Fine Hotels + Resorts」の利用ということもあって、ホテルそのもののステイだけでなく、トータル的にホテルライフを満喫できたのも嬉しいところ。
こちらのホテルは「Fine Hotels + Resorts」の指定ホテルのようなので、機会があればまた同じブランでの利用をしてみたい。

なお、アメックス プラチナカードは紹介で入会すると通常入会よりも様々な特典を受ける事が可能です。
当サイトでも「アメックス プラチナカード」、「ヒルトンオナーズ アメックスカード」をご紹介することが可能ですので、紹介希望の際はブログコメント欄からご連絡ください。
折り返し入会方法等についてご連絡させて頂きます。
コメントはこちらで承認しない限り表示されませんのでご安心くださいね!

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