琵琶のささ浪 冬 しぼりたて生原酒 純米



購入場所 こちらから購入可能
購入日 2020年12月19日
購入金額(税込み) 2970円
テイスティング日 2020年12月22日

日本酒データ:

地域 埼玉県
タイプ 純米
使用米種 八反錦・埼玉県産米
好み度(MAX五つ星) ★★★☆

コメント:

時々購入している通販サイトから「季節のオススメ日本酒一升瓶セット」という内容の案内を頂き、通常であれば一升瓶を買うことはめったにないのだが年末年始の酒シーズンも控えているので思わずポチってしまったもののうちの1本。
あまり聞かない酒蔵だったので、調べてみると埼玉で日本酒のみならず地ビールやワイン、焼酎などを作っているブリュワリーのよう。
色はクリアでつややかな印象を受ける。
粘度はそれなりにあり、スワリングをするとグラスの縁から脚は出ないまでもゆっくりと流れ落ちていくようなイメージ。
香りは柔らかで日本酒らしい甘味が前面に出ており、温かみのあるボリューム感は冬にほっこりと飲みたくなるような印象。
口に含むと、ファーストインプレッションは香りから受けたイメージそのまま。
甘く柔らかな米の旨味がゆっくりと口の中に広がっていく。
ただ、中盤からはフレッシュな生酒らしい酸味もしっかりと主張し、余韻ではその酸味がピリリとキレのある味わいへ変わる。
喉を通りこした後もしっかりとしたアルコール感を感じられるので度数を見てみたら18度とかなり高めの設定。
香りもよく口当たりも柔らかめ、程よいボリューム感とかつキレのある味わいなので意外と飲めてしまうのだが、度数はかなり高いので要注意。


この日は刺身三昧のおつまみ系夕食。
カツオのたたきと鳥取産のイワシの刺身、それにヤゲン軟骨というなかなか呑兵衛仕様の食事であった。
刺身系は両方とも生魚の味わいが比較的強いが、その生臭さは日本酒が一気に洗い流してくれる。
イワシは脂がのっており濃厚な味わいだが、その脂の味わいとバランスよくマッチする。
一方でカツオのたたきはイワシと比べると脂感少な目ということもあり、若干日本酒の方が勝っていて物足りなさを感じる。
味わいとアルコール度数が高いということもあってか、料理は比較的がっつりしたものの方がマッチするのかも知れない。

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