
名前:リチェッタ
場所: 〒401-0310 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山2861-1
地図はこちらからどうぞ
交通手段:中央道河口湖インターから車で約7分
営業時間:11:30~14:00、17:30~20:00 毎週水曜日
また行きたい度:=☆☆☆=直球勝負の窯焼きピザを楽しむ河口湖の骨太イタリアン
外部リンク:リチェッタの公式HPへのリンク
備忘録:
(2025/10/03記載)
2025年9月下旬の休日のディナーとして利用。
この日は近くにある宿に滞在しており、事前に付近で夕食を食べられるお店を検索。
折角ならばお酒を楽しもうということで徒歩で移動可能な範囲で検索をするとこのエリアでは有名なハンバーガーの店も目と鼻の先にあるのだが既に訪問済みかつハンバーガーは昼のイメージが強めなのでパス。
するとその横にこちらの店を発見。
全くをもってノーマークだったので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は河口湖と西湖の間、国道139号線沿いにある。
山中湖からだと空いていて25分程度、中央道の河口湖インターからであれば5分少々という距離感。
お店は国道139号線沿いにあるので、ナビに目的地設定をすれば迷うことなく到着できる。
河口湖方面から向かう場合は道路沿いに店名の書かれた白い看板があるのでそれが目印。
こちらが店舗外観。
一見するとレストランというよりは普通の家という感じのする造りとなっているが、道路側に店名が書かれた白い看板が立っている。
<混雑状況・店内の様子は?>
河口湖という観光地エリア、かつ週末ということもあったので事前に予約をしての訪問。
開店時間が17時半ということで、17時半に予約をして向かったが、流石に店内には先客無し。
店内はピザ窯のあるエリアとダイニングホール的なエリアに分かれており、今回通されたダイニングホール側は4名掛けのテーブル席が6卓、トータルキャパは20名少々という感じであった。
こちらエリアは天井が高く、見せ梁などのあるログハウス風のオシャレな雰囲気となっている。
なお、ピザ窯のあるエリアはカウンター席や窓側のテーブル席などもあるよう。
その後18時を過ぎると予約客が続々と入店し、飛び込み客用のテーブル1卓を残して満席。
客層的には常連が8割程度、車のナンバーがほとんど東京や神奈川のものから推測すると、この辺りの別荘住まいの人が定期的に訪れているという感じであった。
こちらが店内の雰囲気。
建物そのものもLED照明を積極的に使ったりと、まだまだ新しい感じのあるオシャレな雰囲気。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はイタリアン、その中でもピザ推しということで、ピザのメニューが充実している一方で、パスタは2種類のみとなっている。
前菜系はそれなりのラインナップで、メインの肉と魚も種類を絞って提供されている。
また、事前予約ということで、1名7000円のコース(前菜・ピザ・パスタ・メイン・デザート)もあるよう。
今回は初回訪問ということであまり冒険はせず、まずは前菜から「豚肉の田舎風パテ(1800円)」、ピザから「マリナーラ(1500円)」と「シチリアーノ(2000円)」をオーダーして状況を見てパスタを追加することにした。
飲み物はハウスワインから「白 メゾ(2300円)」をセレクト。
なお、ハウスワインと書かれているが、イタリアのグラン サッソがつくる「トレビアーノ ダブルッツオ」(市価1700円程度)のものとの事。
今回は500mlのメゾをオーダーしたが、ボトル3200円で提供していることを考えるとコスパはなかなか高い。
こちらがメニュー。
本日のオススメメニューが記載されている。
その他にグランドメニューとして前菜やパスタ、ピザなどがあるが、メインはピザのよう。
こちらが飲物のメニュー。
ビール、ワイン、ウィスキーとカンパリとメニューはかなり絞り気味。
ワインについては泡・赤・白一種類ずつだが、逆にコスパは悪くない。
オーダー後しばらくしてワインが提供され、その後10分程度で料理の提供が開始。
まずは前菜の「豚肉の田舎風パテ」から。
写真ではわかりにくいが、お皿そのものがメイン料理を提供できるくらいのサイズ感の大きめのもの。
そこにバルサミコ酢の効いたサラダとクミンの風味がしっかりと感じられる自家製ピクルス、そして厚切りパテが盛られている。
そのパテはかなり固めに仕上がっておりナイフでしっかりと切って頂くタイプ。
味わいは非常にシンプルで癖のないもの。
いわゆるパテ感のある濃厚なタイプではないので、白ワインでもしっかりとマッチする。
そして、前菜がほぼ食べ終わった段階で1つ目のピザ「シチリアーノ」が提供された。
こちらのピザはトマトソースにたっぷりとチーズが乗せられアンチョビがガッツリと効いたもの。
チーズ、アンチョビ、トマトソースの風味がそれぞれしっかりと主張してくる味わいは直球勝負の漢のピザという感じ。
手ごね生地を特注のピザ窯で焼き上げたピザ生地はしっとりフワフワ系のもの。
しっかりと主張するコルニチョーネはややしっかりと焦げ目が付けられるまで焼き上げられ香ばしさを感じられる。
生地そのものはカリカリではなく程よく水分が残っている一方でべちゃべちゃ感は無く、手作り感がある味わい。
そしてシチリアーノが食べ終わるころ合いを見計らって「マリナーラ」が提供された。
個人的にはシンプルなマリナーラが先に提供されるのかと思ったが、シェフのこだわりなのかこちらが2品目での提供となった。
シンプルにトマトソースとスライスされたニンニクのみで作られるのが一般的だが、こちらのマリナーラはそこにアンチョビがしっかりと効いた濃厚なタイプ。
コルニチョーネが土手のように作られた生地の中にはトマトソースなどの具材がトロトロのスープのような感じで良い香りと共に乗っている。
そして味わいはこちらもド直球。
ニンニク・アンチョビ・トマトソース、以上、という感じのワイルド感のある味わいとなっており、濃厚で甘味のあるトマトソースとガッツリと香るニンニクのコントラスト印象的。
こちらのピザはニンニクの風味がかなり効いているので、それもあって2品目での提供としたのかも知れない。
いずれのピザもサイズ感は25センチ程度と一般的なものと大差ないが、生地のボリューム感や具材の量がかなり多めということもあってか、1枚で十分お腹が満たされるものであった。
それもあり、追加のパスタをオーダーせずに満腹となった。
<まとめ>
宿泊先近くにたまたまあって初訪問したこちらのお店であったが、トータル的な満足感という点ではレベルの高いお店であった。
オーダーしたのは前菜1品とピザ2枚、そしてハウスワイン(500ml)と品数的には少な目で仕上がりは9000円弱とまあまあな金額ではあるが、1品のボリューム感と満足感はなかなかのもの。
前菜としてオーダーしたパテはかなり固めに仕上がっておりナイフでしっかりと切って頂く非常にシンプルで癖のないもの。
いわゆるパテ感のある濃厚なタイプではないので、白ワインでもしっかりとマッチする。
そこにバルサミコ酢の効いたサラダとクミンの風味がしっかりと感じられる自家製ピクルスも盛られており、これだけで前菜プレートという感じのもの。
そしてメインのピザだが、手ごね生地を特注のピザ窯で焼き上げたピザ生地はしっとりフワフワ系のものとなっており、しっかりと主張するコルニチョーネはややしっかりと焦げ目が付けられるまで焼き上げられ香ばしさを感じられる。
生地そのものはカリカリではなく程よく水分が残っている一方でべちゃべちゃ感は無く、手作り感がある味わい。
チーズ、アンチョビ、トマトソースで仕上げられたシチリアーノはそれぞれの素材の味わいをしっかりと主張してくる直球勝負の漢のピザという感じ。
そして、トマトソースとスライスされたニンニクに加えてアンチョビが乗せられたマリナーラも濃厚なタイプ。
コルニチョーネが土手のように作られた生地の中にはトマトソースなどの具材がトロトロのスープのような感じで良い香りと共に乗っており、濃厚で甘味のあるトマトソースとガッツリと香るニンニクのコントラスト印象的。
いずれのピザもサイズ感は25センチ程度と一般的なものと大差ないが、生地のボリューム感や具材の量がかなり多めということもあってか、1枚で十分お腹が満たされるものであった。
次回はピザ1枚、パスタ1品という形でこちらの店の他の料理も試してみたい。
「リチェッタ」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply