
名前:ほうとう蔵 歩成 河口湖店
場所:〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津6931
地図はこちらからどうぞ
交通手段:中央自動車道 河口湖インターから車で5分
営業時間:11:00~21:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=オシャレなモダン木造建築の店内でゆったりと過ごしながら山梨名物のほうとうを頂ける観光立ち寄りスポット的なほうとうのお店
外部リンク:ほうとう蔵 歩成の公式HPへのリンク
備忘録:
(2023/07/21記載)
2023年4月下旬の週末の夜に利用。
かれこれ20年以上前から山梨県に来た際には必ず行くほうとう店があったのだが、どういうわけだか昨年あたりからに使われている具材と味が残念な方向に変わりそれ以降は他の店を新規開拓してきたのだが、今回もその新規開拓の一環としてこちらの店を初めて利用してみた。
調べてみるとこちらのお店は山梨県内に4店舗を持つチェーン店のようで、うち3店舗は山梨市エリアにあるとのこと。
河口湖エリアには2017年にこちらのお店がオープンしたようだが、この辺りを通る時は全くスルーをしていた。
<お店の場所はどこ?>
お店は中央道の河口湖インターを降りて139号線を河口湖方面にでる。
アンダーパスを抜けて一つ目の信号「船津登山道入口」を通過してしばらく入った左側にお店がある。
道路沿いに店名の書かれた看板が出ているのでそれを目印に左折するとすぐ目の前に8台程度、奥にも駐車場がある。
道路沿いに大きく「ほうとう歩成」と書かれた看板が立てられているので、それを目印に入っていく。
駐車場は入ってすぐのところと店舗奥にもある。
こちらが店舗外観。
全面ガラス張りのオシャレな造りになっているが、ここは店内への通路となっている。
満席時にはガラス向こうにある席で待つことも出来る。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の17時すぎにお店に到着。
休日の夕食時ではあったがまだ早めの時間帯だったこともあってか駐車場には比較的余裕があった。
100席近い店内も7割程度の客入りということもあって、そこまで待たされることなくスムースに入店できた。
ただ、18時を過ぎると夕食を食べて帰る観光客らしき県外ナンバーの車が続々と入店、外から見たかぎりでも数組の待ちが出ているようであった。
なお、こちらのお店は待ち客の有無にかかわらず、入店する際には入口にある発券機に人数を入れて整理券を発行する仕組みになっている。
混雑時は発券された整理券に記載されているQRコードを読み取ってスマホに通知を飛ばすことも可能なよう。
席が用意されると店内で番号を呼ばれるので呼ばれたら案内に従って席に着くというスタイル。
こちらのお店は造りがとてもオシャレで2階分の天井高のある細長い建物は柱を見せるタイプの木造建築になっている。
また、靴を脱いで入る造りになっており、建物は奥に向かってゆっくりと高くなっていくスロープ状の造り。
料理だけでなく、こちらのオシャレな和モダンな造りの建物も楽しむことができる。
店舗前には受付方法のルールが記載された案内板が置かれているので必ず目を通してから入店しないといつまでたっても呼ばれることは無いので要注意。
こちがら店内入口にある発券機。
待ち人数が無くても案内に従って整理券を発券する必要がある。
店内は二階席あるが、我々が利用した17時の時間帯ではまだ開放していなかった。
写真だとわかりにくいが、店内は奥に向かってなだらかなスロープになっており、座席は階段状に通路左右に4名掛けの掘りごたつ式のボックス席がアレンジされたとてもオシャレな造りになっている。
一番奥は全面ガラス張りになっておりとても開放的。
天気の良い日は真正面に富士山が見えるのだが、この日はあいにくの曇りであったので残念ながら見ることは出来なかった。
なお、今回案内された一番奥のエリアは4名掛けの座敷席となっている。
店内一番奥からの景色。
幾何学的に配された見せ柱がオシャレな空間を演出している。
<オススメのメニューは?>
ほうとうの店ということでメインは当然ほうとうではあるが、こちらのお店はほうとうの種類を比較的絞っているいる。
基本メニューは「黄金ほうとう」となっており、そこに追加で入れる具材(鶏肉・豚肉・あわびの煮貝)の組み合わせで金額が変わる。
そのほかの変わりダネとして海鮮ほうとうや坦々ほうとう、イタリアンほうとうなどもある。
また、一品料理として山梨名物の「鳥もつ煮」や「馬刺し」などやアルコール類もそれなりにあるのでランチであればほうとうを、夕食時であればほうとうをシェアして一品料理を頼みながら一杯飲むという使い方も出来そう。
今回は初訪問ということで、素直に「黄金ほうとう 豚肉入り(1430円)」をオーダーした。
メニューは冊子状になっており、最初のページにはこちらのお店のほうとうのダシ汁や素材へのこだわりが書かれている。
ほうとうのメニューは1種類のみでそこに加える肉などでバリエーションがある。
なお、肉抜きの場合はマイナス110円で対応して貰えるよう。
ほうとうの外にも山梨郷土料理系の一品料理がいくつか用意されている。
オーダーしてから待つこと15分弱で料理が提供された。
こちらが「黄金ほうとう 豚肉入り」。
大きな鉄鍋を熱々の状態で席まで提供するスタイルは他のほうとう店と同じ。
ただ、デフォルトで取り皿用にお椀がついているのは熱いのが苦手な人にはありがたい。
豚肉ほうとうということで、豚バラ肉とととも油揚げ、しめじ、えのき、まいたけなどのきのこ類、白菜、大根、里芋、ごぼう、かぼちゃなど様々な野菜が煮込まれておりとても賑やかなビジュアル。
まずスープを頂くが、ダシがしっかりと効いており味噌の風味が少なめのタイプ。
いわゆる味噌の風味ガッツリ系の味わいではなく、どちらかというと味噌汁に近いイメージの味わい。
ただ、ダイレクトに味噌の風味を感じるタイプの味が好きな人だと少し物足りない感じもあるが、一方で上品で複雑な味わいが好きな人にはピッタリハマるタイプのスープという印象。
個人的には結構ガッツリ系の味わいが好きなので若干パンチが足りないような気もしたが、そんな時は卓上においてある「特製辛みそ」を少し加えると味がかなり変わる。
いわゆる辛味が強いタイプというよりは濃厚なニンニク味噌をベースに辛味を加えたイメージのもの。
少し加えるだけで印象がガラリと変わる。
そしてほうとうだが、こちらは平打ちで幅広タイプのもの。
見た目はきし麺を厚くしたようなイメージだが、食感もそれに近くそこまで強いコシはない。
ただ、小麦粉感は結構あるタイプなので、上品で複雑な味わいのスープとパンチのあるほうとうのコントラストはなかなか面白い。
ほうとうそのもののボリューム感もそれなりにあり、たっぷりと入った野菜の量と相まってほうとうのみで十分にお腹一杯になる。
<まとめ>
今回は初訪問ということで変わりダネはオーダーせずに、シンプルに「黄金ほうとう 豚肉入り」をオーダーした。
ほうとうそのもの十分ボリューム感があり、それに加えて豚バラ肉とととも油揚げ、しめじ、えのき、まいたけなどのきのこ類、白菜、大根、里芋、ごぼう、かぼちゃなど様々な野菜がたっぷりと入っていることもあり、ほうとうだけで十分にお腹が満たされる。
そのスープはダシがしっかりと効いており味噌の風味が少なめのタイプ。
いわゆる味噌の風味ガッツリ系の味わいではなく、どちらかというと味噌汁に近いイメージで、上品で複雑な味わいが好きな人にはピッタリハマるタイプのスープという印象。
そしてほうとうだが、平打ちで幅広タイプのもの。
食感にはそこまで強いコシはないが、小麦粉感は結構あるタイプなので、上品で複雑な味わいのスープとパンチのあるほうとうのコントラストはなかなか面白い。
こちらの店は店内の造りがとてもオシャレでインパクトのある和モダンな造りになっており、晴れている時は建物一番奥の目の前が富士山になっていることもあって、料理共に建物や景色を楽しめるので、観光の際のランチや夜ご飯を楽しむのにはおすすめのお店であった。
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ほうとう蔵 歩成 河口湖店 (ほうとう / 河口湖駅、富士急ハイランド駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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