
名前:ベンジャミンステーキハウス 東京ガーデンテラス紀尾井町
場所:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス 4F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:各線 永田町駅 徒歩5分
営業時間:11:30~15:00、17:00~23:00(月~土)、11:30~15:00、17:00~23:00(日) 無休
また行きたい度:=☆☆☆=アメリカ牛の概念を覆す極上USDA PRIMEステーキ
外部リンク:ベンジャミンステーキハウスの公式HPへのリンク
備忘録:
(2025/09/19記載)
2025年8月下旬の週末のランチタイムに利用した。
この日は都内滞在ということもあり折角ならちょっと優雅にオシャレにランチが出来ればと思い色々探してみると、普段であればまず行かないエリアのこちらの店のランチセットが目に留まった。
乾杯ドリンクとサラダ、パンとメインにコーヒーとデザートがセットになったもので久しく本格的なステーキハウスには行っていないので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
店舗は地下鉄各線の永田町駅が最寄駅となり、地下通路で直結している。
改札を出たら「東京ガーデンテラス紀尾井町」方面の案内に従い地下通路を進む。
出入口9aを出るとそのまま東京ガーデンテラス紀尾井町に繋がり目の前にスターバックスが見える。
その横にエレベーターがあるのでそちらで4Fに向かうと「BENJAMIN STEAKHOUSE」と掲げられた店舗が見つかる。
なお、同ビルには赤坂見附駅からも地下通路で直結しているため、そちらからのアクセスも可能。
4Fまで向かうエレベーターを降りると目の前には東京ガーデンテラスの建物が見える。
なお、流石真夏の日中ということで営業していないが、すぐ横にはオープンエアのテラス席もある。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は12時に予約をしての訪問。
店舗入口まで到着するとスタッフの方が我々の到着を確認しドアを開けてくれるサービス。
中に入るとレセプションから左右にスペースが分かれており、今回は右側の方へ案内された。
店舗全体では完全個室含めて計200席以上のキャパがある大きな店舗のようだが、今回案内されたのは2名テーブル席が20卓程ある、通常であれば貸し切り等で使えそうなこぢんまりとしたスペース。
とは言え、片側は全面ガラス張りになっており、テーブルクロスもしっかりと布地のものが用意されており、お店の風格を感じさせる。
こちらのスペースはどうやら予約客で満席となっているようで、我々が到着した12時の時点で既に10名以上の団体がワイワイと食事しており、そのあと12時半過ぎには満席となった。
当日飛び込みも可能だとは思うが、メニューや金額などは当日飛び込みよりも事前にグルメサイトのweb経由で申し込んだ方がコスパは遥かに良いので事前予約がオススメ。
レセプションの右側には多くのワインが陳列されたワインセラーがある。
こちらは今回案内されたエリア。
メインダイニングとは別の場所にる20~30名程度の貸し切りで使われそうな雰囲気はあるが、それでもいわゆる宴会場ではなく外も見える場所なのでそこまで違和感はない。
<オススメのメニューは?>
こちらの店はその名の通りステーキハウスなのでメニューの主役はもちろんステーキ。
ランチタイムでもアラカルトメニューから色々選べるようだが、今回は事前に「ランチ限定コース(6050円)」で予約。
この時のコースメニューは以下の通りであった。
全18種類から選べる乾杯1ドリンク
パン2種、自家製ホイップバター
本日のサラダ
季節の素材をつかったスープ
USDA PRIME フィレミニョンステーキ120g
マッシュポテト/クリームレスクリームスピナッチ
本日のデザート
コーヒー/紅茶
こちらは店の外に出されているランチメニュー。
ランチは今回オーダーしたようなコースメニューが基本となっており、コース内で追加料金を払う事で料理を変更するようなスタイルとなっているよう。
もちろんアラカルトでの注文も可能。
席に着くと乾杯用のドリンクを聞かれ、しばらくするとドリンクが提供されるとともにコースメニューの提供が始まった。
今回は2名での利用であったが、きっちり2名用テーブルではなく4名用のテーブルが用意されており余裕をもって食事を楽しむ事が出来る。
この辺りは流石といったところ。
まずは乾杯用のスパークリングから。
キーンと冷えたスパークリングワインはキレのあるスッキリとした味わいながらもほんのりと甘味のあるタイプ。
そして最初に提供されたのが「本日のサラダ」。
レッドロメインやチコリーなどのベビーリーフを使ったエスクランサラダ。
ワインビネガーやガーリック、塩胡椒で味を整えオリーブオイルで仕上げたシンプルながらしっかりとパンチのある味わいになっている。
続いて提供されたのが「季節の素材をつかったスープ」。
この日は冷製コーンスープということで、トウモロコシの濃厚な甘味を感じられるスープの中にポップコーンが添えられているという、なんともオシャレな演出。
そしてほぼ同時に「パン2種、自家製ホイップバター」が提供された。
バターではなくホイップバターでの提供ということで、そのフワフワ感もあってあっという間に平らげてしまった。
そしていよいよメインの「USDA PRIME フィレミニョンステーキ120g」が登場。
付け合わせにマッシュポテトとクリームレスクリームスピナッチが添えられている。
ミディアムレアの焼き加減がオススメということもあり、もともとその焼き加減が好きだったのでそのままオーダーしたが、正直、アメリカ産の牛肉をここまで美味しく頂けるというのは驚き。
赤身の多めな部分ということもあり脂の旨味や甘味でごまかせない肉の風味を楽しめるのだが、よくある海外産の牛肉の「肉臭さ」は一切ない。
また、身も赤身なので繊維感はあるものの、切ることを意識せずともスッとナイフが入る柔らかさ。
塩味がしっかりと効いていることもあり、提供時に案内されたソースや塩コショウについては全く追加すること無くあっという間に胃袋に消えて行った。
120グラムというボリューム感は正直物足りなさはあるものの、「もう少し食べたい」という感覚が余計に美味しさを強調してくれるのかも知れない。
そして最後はデザートプレート。
コーヒーと共に食後の優雅なひと時を過ごさせてくれる。
<まとめ>
ディナータイムの利用だとすぐに2万となるレベルのステーキハウスだが、今回はランチタイムということとお得にwebで予約が出来たこともあって、その半額以下でこちらのステーキを味わう事が出来た。
コースそのものはサラダ、パン、メイン、デザートとコーヒーにプラスして乾杯用のドリンクが付いた軽めのコースではあるが、料理そのもののレベルは全体的に高い印象。
特にメインのステーキはステーキハウスというだけあって満足度はかなり高い。
今回はコースということでメニューは「USDA PRIME フィレミニョンステーキ120g」が指定されていたが、ミディアムレアで提供されたステーキはアメリカ産の牛肉をここまで美味しく頂けるのかというのが正直なところ。
もちろん牛肉そのもの質やレベル感もあるが、よくある海外産の牛肉は「肉臭さ」と「固い肉質」のイメージが強いが、その悪いイメージは一切ない。
赤身の多めな部分ということもあり脂の旨味や甘味でごまかせない肉の風味をしっかりと楽しめ、また、繊維感をしっかりと感じられる身は切ることを意識せずともスッとナイフが入る柔らかさ。
塩味がしっかりと効いていることもあり、提供時に案内されたソースや塩コショウについては全く追加すること無くあっという間に胃袋に消えて行った。
アメリカのステーキというとこんがりと焼き上げられたワイルドなものを想像しがちだが、こちらのステーキであれば上質なピノノワールやジンファンデルなどと合わせて優雅に楽しみたいというイメージであった。
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ベンジャミンステーキハウス 東京ガーデンテラス紀尾井町 (ステーキ / 永田町駅、赤坂見附駅、溜池山王駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7
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