購入場所 |
戸田酒販 |
購入日 |
2025年08月29日 |
購入金額(税込み) |
1980円 |
テイスティング日 |
2025年08月29日 |
ワインデータ:
国名 |
日本 |
地域 |
山梨県 |
地区 |
白州 |
ヴィンテージ |
2024年 |
ブドウ品種 |
甲州100% |
コメント:
この日は吉田のうどんを食べに富士吉田界隈まで出かけたが、目的のうどん屋がこちらの酒屋のすぐそばだったので立ち寄って見つけたもの。
ラベルとみてみると「生産数約1300本」と、なかなかの限定感を出していたので思わず購入してみた。
色は比較的しっかりと色付いたグリーンイエロー。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁にしっかりと脚がでる。
香りは甲州にしてはしっかりと主張するタイプ。
しっかりと熟した洋ナシのようなニュアンスに、独特のハーブや土のようなニュアンスが感じられ、酸は控えめ。
その香りは2024年という1年熟成とは思えない深みと熟成感のある香りで、いわゆる甲州のフレッシュで酸がキリっと効いたようなイメージのそれとは異なる。
一方で、アタックは一口目から甘味をしっかりと感じられるもの。
その甘味は濃厚で、ほんのりとサクランボのようなニュアンスすら感じられる甘酸っぱさと共に、ピーチやプラムのような風味も感じられる。
中盤もその傾向は変わらず、しっかりと凝縮された果実感を感じさせるとともに、ほんのりと酸のニュアンスが姿を現す。
余韻にはアタックと中盤で感じられたぎゅっと凝縮された果実の甘味がしばらく続くとともにほんのりと苦みも感じられるもの。
甲州にしては果実感と甘味がギュッと凝縮された濃厚な飲み口が特徴的な限定1300本の酸化防止剤無添加ワイン。
<アルコール度数12%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
グリーンイエロー |
香り |
強さ |
ほどほど |
果実感 |
洋梨、ライム |
植物 |
干し草 |
香辛料 |
バジリコ、オレガノ |
味わい |
アタック |
心地よい |
甘辛度 |
やや甘口 |
酸味 |
少ない |
タンニン |
少ない |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★☆ |
総評 |
★★★★ |

この日は既製品ながら、クワトロフォルマッジをコンベクションオーブンで仕上げ、付け合わせにパンチェッタと、山梨県産のおおまさりの塩ゆでという、なんとも国際色豊かな組み合わせのメンバーと合わせてみた。
コンベクションオーブンで焼き上げたピザはパリパリの食感。
そこにチーズの風味と胡椒のスパイス感が加わりいくらでも食べられてしまうような錯覚に陥る。
甲州を使ったワインだったので想定としては爽やかで酸が効いたタイプだったのだが意外と甘味が強かったのでピザとの相性が気になったが、結果としては全く問題なし。
むしろ胡椒のスパイス感がワインの甘さを強調し、逆もしかり。
程よく燻製感の効いたパンチェッタも相性はバッチリ。
そして地元のスーパーで購入した生のおおまさりはしっかり塩ゆでして頂いたが、塩味控えめで茹でたこともあって豆の濃厚な旨味とほんのりとした甘味が印象的。
こちらもマッチしないわけがないコンビ。
ワインとしては甘めなジャンル、そして甲州としては珍しいタイプ、かつ、白州町産のブドウ限定で仕込まれたというユニークなワインなので、普通に食事と合わせてもよし、和食のコースの食前酒などにするもよしと、色々な使い方がありそうなワインという印象。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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