| 購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
| 購入日 | 2025年11月17日 |
| 購入金額(税込み) | 2200円 |
| テイスティング日 | 2025年11月17日 |
日本酒データ:
| 地域 | 栃木県 |
| タイプ | - |
| 使用米種 | 山田錦 |
| 好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:

久しぶりにこちらの店を巡回したときに再び発見したもの。
以前一度飲んだことがあり、シャンパンと同じ瓶内二次発酵で作られた発泡タイプで美味しかった印象があったので再度購入してみた。
程よくうす濁り感のあるこちらの日本酒は、よくある微発泡という感じではなくかなりしっかりとした発泡感がある。
薄濁りということで事前に少し混ぜるために瓶をそっと2、3回ひっくり返したのだが、それだけで抜栓の際に吹きこぼれそうになるほど勢いよくガスが発生する。
そしてグラスに注いだ瞬間にシュワシュワっと発泡し、その後もしばらくの間は泡が少しわきでるような感じで、色さえついてなければスパークリンワインと間違えてしまうほど。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁に脚が出る。
香りは澱の独特の香りに加え米の豊かな甘味を感じるが、そこまで穀類や果物のような甘味は感じないスッキリ系。
口に含むと豊かで若干刺激的な泡が口の中一杯に広がっていく。
一方で、うす濁りでよく感じられるような甘味は前回飲んだ時のよりは控えめという印象。
中盤には泡の刺激ともにフレッシュな酸を爽やかに感じられ、非常スッキリとした味わいになる。
余韻も豊かな泡の刺激もあり、シャープなキレをを感じるのだが、澱と風味や米の甘味はしばらくの間残る。
シャンパンと同じ瓶内二次発酵で生まれた豊かな泡をその刺激と共に楽しめるスッキリめの味わいの期間限定の発泡日本酒。
<アルコール度数13%、精米歩合%>

この日は毎度の野付産のホタテと肉じゃがと合わせてみた。
ホタテはいつも通りのクオリティーで食感と甘味は冷凍ものとは思えないほど。
そのホタテとの相性だが、スッキリとした飲み口の日本酒ながら魚介類の生臭さを全く強調せず相性はなかなか。
肉じゃがはダシをベースに醤油で味を調え少し濃いめに仕上げたもの。
こちらは味付けそのものはそれなりに濃いのだが、日本酒の泡がその味わいをスッと流してくれる。
スッキリとした味わいに加えて泡の刺激という要素が加わることもあり、魚介系から少し濃いめの料理までオールマイティーに合わせられる日本酒という印象であった。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>






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