
名前:ミサキ イタリアーノ ボッカ
場所:〒238-0243 神奈川県三浦市三崎5-2-6 香山第2ビル202
地図はこちらからどうぞ
交通手段:京浜急行線 三崎口駅 バス約20分
営業時間:11:30~14:30、18:00~20:30 毎週月・火
また行きたい度:=☆☆☆☆=旬の野菜と魚介をふんだんに味わえる三崎港の隠れ家コスパイタリアン
外部リンク:ミサキ イタリアーノ ボッカの食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/09/01記載)
2025年8月上旬の休日の夜に利用した。
以前は2025年の3月に利用しており、その際にリピートは確定していたのだがなかなか予定が取れず、初回訪問から5か月後にしてようやく再訪。
休日の夜ということもあり直前ではあったが予約したところ辛うじて滑り込めたので今回は料理とワインをしっかりと楽しむために電車とバスを乗り継いで向かった。
<お店の場所はどこ?>
店舗は城ヶ島の手前、三崎港エリアにある。
今回は料理とワインを楽しむために電車とバスで向かったのだが、流石に三崎口というエリアもあって、都内からだと普通に小旅行となる。
京急線の終点である三崎口駅まで電車で向かい、そこからバスに乗り換えて15分程度で三崎港にたどり着く。
店舗はバス停から徒歩30秒程度の場所にあるのでアクセスは良いのだが、バスそのものの本数がかなり限られているので、訪問時は事前にバスの時間を調べてから予約時間と決めた方が良いかも知れない。
階段を上がり突き当りを見ると、青く彩られた扉があり、こちらが店舗入口となる。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日ということもあったので前回同様に事前に予約。
と言っても前日のダメ元で電話してみたのだが、奇跡的にOKとのことで18時に向かった。
こぢんまりとした、それでも非常に落ち着く雰囲気の店内からは、夏で日が延びたこともあって前回来店したときには見えなかった目の前の三崎港がクリアに見える。
洗練された漁港という感じではないのだが、逆にその素朴な感じとこちらのお店のシンプルでな雰囲気が非常にマッチする。
我々は開店と同時に入店したが、その後、同様の予約客が3組程来店。
当日飛び込みの電話もかかってきたが、時間をずらしてだったらOKと対応していた。
こちらのお店のポリシーなのか、座席をフルにしての営業は好まないようで、最大でも7割程度しか埋めないこともあり、利用客としてはゆったりと食事が出来るのが嬉しいところ。
こちらがテーブル席。
前回はまだ春ということで同じ18時でも真っ暗であったが、今回は夏の訪問ということでまだ外は十分に明るい。
こちらがカウンター席。
窓の外に見える三崎港が観光地化されておらず、まるでイタリアのどこかの漁村にあるレストランで食事をしているのではないかと思わせるとても良い雰囲気になっている。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はコース・アラカルトでのオーダーが可能で前回訪問時は「コースは事前予約が必要」と言われていたのだが、今回は直前の予約ということもあってか来店時でOKとなった。
コースは「ボッカコース(3000円)」と「マグロコース(2500円)」の2種類あり、前回のお得感が忘れられず、今回も店舗名が入った看板メニューの「ボッカコース(3000円)」オーダー。
なお、プラス500円でデザートと飲み物を追加することも可能なので追加した。
飲み物はソフトドリンクに加えてビールやウィスキー、カクテルなどもあるが、やはりワインがなかなか充実している。
グラスワインの他にボトルワインもあり、こちらは泡・白・赤それぞれイタリアの銘柄を中心にトータル10種類少々となかなかの品揃え。
ワインリストは前回訪問時から1種類だけ変更があったものの金額は変更無し。
前回オーダーして美味しかった「ファレーリオ(2300円)」を今回もセレクトした。
なお、今回コースメニューは以下の通り
本日の前菜
本日のカルパッチョ
三浦野菜のバーニャカウダ
マルゲリータピッツァ
本日のスパゲティ
本日のお肉料理
デザート盛り合わせ
こちらが今回オーダーしたコースメニュー。
コースの他にもアラカルトでオーダーすることも可能。
こちらはアラカルトメニュー。
単品でもお値段はリーズナブル。
そしてこちらがワインリスト。
品揃えもコスパもなかなかのもの。
こちらはその他のドリンクメニュー。
アルコール類は基本的にかなり安いという印象。
食事はコースをオーダーしていたので飲み物のオーダーを済ませるとワインが提供された。
なお、白ワインをオーダーしたこともあり、今回もワインクーラーも別途用意頂いた。
こちらが「ファレーリオ」。
前回頂いてそのしっかりとした飲みごたえが心地よく今回もオーダー。
トレッビアーノ、パッセリーナ、ペコリーノで作られているワインのようで、市価1700円程度のワインのよう。
それを2300円で提供しているのだから、コスパはかなり良い。
最初に提供された「本日の前菜」は前回と同様の「パテドカンパーニュ」。
薄めにスライスされた3口ほどのしっかりとしたボリューム感のものがラスクに乗せられて提供。
濃厚な風味をワインと共に味わいながら夕食が始まる。
「本日のカルパッチョ」は真鯛とカツオの2種盛り。
前回同様にサラダがたっぷりと盛られていて魚そのものは見えないのだが、それぞれ4切れ程度盛られており、2名で食べても十分なボリューム感。
そしてこちらが「三浦野菜のバーニャカウダ」。
人参、キュウリ、赤オクラ、水ナス、紅芯大根、コリンキー、トウモロコシ、うずまきビーツと夏野菜らしい色合いで提供されるバーニャカウダは見ても食べても美味しい。
こちらは前回と同様の「マルゲリータピザ」。
正統派ピザかと言われると少々違うのだが、薄い生地にニンニクなどの味わいが効いたペーストが塗られ、コルニチョーネはほとんどないカリカリ感重視タイプ。
油がたっぷりと絡められていてスナック感覚で後を引く味。
サイズ感は25センチくらいと1名で食べたら丁度良い少し小ぶりの物。
そして「本日のスパゲッティ」は「茄子と牛肉のトマトクリームソース」。
濃厚なトマトクリームは牛肉としっかりとマッチ。
クリーム感もたっぷりとあり、この辺りからお腹が一気に満たされてくる。
そして最後に「本日のお肉料理」が提供された。
こちらは前回と全く同じ炙った牛ハラミをスライスし特製のソースをたっぷりとまとわせたシンプルなもの。
ただ、シンプルなだけに食材とソースの味わいがとても重要であるのが良くわかる料理。
今回はデザートを追加したので最後にプレートに盛り合わせとして提供された。
ティラミス、プラリネ、カシスシャーベットの3点盛りとなかなかのボリューム感。
<まとめ>
前回同様、とにかくコスパ感が半端ないイタリアンであることを再確認出来た。
今回も3000円のコースをオーダーしプラス500円でデザートを追加、ワインをボトル1本とグラス1杯頂いて、仕上がりは2名で10000円弱と、普通に考えたらありえないほどのコスパ。
料理そのものは正統派イタリアンかというと完全にそこまではないものの、とてもバランスよくセンス良くひねりが加えられており、むしろ店内の雰囲気や窓からの景色と合わせて頂くと、ここが本当に日本なのかと錯覚してしまう。
三浦野菜や地魚を使った料理は全体的にしっかりと味付けがされておりボリューム感も抜群なので、ついついワインが進んでしまうのだが、それでもお財布に優しいのがとても嬉しいポイント。
ただ、どうしても気になるのが店舗までのアクセス。
車で行けば高速を使ってそこまで苦はなく向かえるのだが、美味しいイタリアンを食べながら美味しいワインを頂くことを考えると最寄駅からバスで20分程度ゆられて向かわざるを得ないのがなかなか厳しい。
エリア的に観光地ということもあるので、一日ガッツリと周辺を満喫した後の締めの食事という、小旅行的な使い方であれば逆にそれはそれでアリかも知れない。
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ミサキ イタリアーノ ボッカ (イタリアン / 三浦半島その他)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
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