山梨甲州　シャンモリワイン 2018（盛田甲州ワイナリー）

ワインデータ：

コメント：

山梨に行った際、地元のマックスバリューで見かけた。
通常価格は1300円のようだが、なぜか30%オフで売られていたので試してみることに。
スクリュートップをひねりグラスに注ぐと限りなく透明に近いほのかなグリーンをした色のワインであることが分かる。
粘度はそこまで高くはないが、液体はグラスを伝って落ちていく。
香りはそこまで強くは無いがボリューム感があるフレッシュな柑橘系の香りと共にわずかにハーブのニュアンスを感じる。
口に含むとまず感じられるのは酸味。
かなりしっかりとしておりシャープな酸味はレモンを連想させる。
併せて熟したリンゴの甘味を感じられるが、酸味が圧倒的に強く、甘味は陰に隠れてしまう。
余韻にもアタックで感じた酸味が残り、味わいのバランスは酸味にかなり偏っている。
ただ、900円で山梨産ブドウを使っている事考えれば、この特徴的な味わいも個人的には嫌いではない。
もしかすると30%引きの原因は味わいの変化なのかも知れないので、機会があれば再度チャレンジしてみたい。

インプレッション：

この日は既に夕食を済ませていたので無難にナッツ系のおつまみと合わせた。
強めの酸味はあまり食事系と合わないかと思ったがさにあらず。
飲み進めていくとこの酸味が意外と心地良く、夏の太陽のもときっちりと冷やせばグビグビ飲めてコスパ抜群。