
名前:丸祇羅
場所:〒231-0043 神奈川県横浜市中区福富町仲通4-2 一和ビル 3階
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR京浜東北線 関内駅 徒歩6分
営業時間:11:30~15:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=古民家風の空間に映える彩りとスパイスの香りが広がるカレー
外部リンク:丸祇羅の食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/09/03記載)
2025年8月中旬の平日の昼食に利用。
この日はたまたま所要で平日の伊勢佐木町エリアにいたのでこのエリアのブックマークリストをチェック。
すると、以前から行こうと思っていて行けていなかったこちらの店が目に留まった。
常に混雑しているお店という情報や最近テレビで紹介されたばかりということもあり、若干尻込みしつつも覚悟を決めて行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
お店は伊勢佐木モールを一本外れた場所にあるのでまずは伊勢佐木モールを目指すのが一番迷わないアクセス方法。
最寄駅のJR京浜東北線の関内駅からは地上からもアクセス可能だが、駅を北口に出て目の前のマリナード地下街に降りて伊勢佐木モール側の出口で地上に上がるのが近道。
地上に上がったら伊勢佐木モールをそのまま進み、左手にある有名な書店・有隣堂伊勢佐木町本店、右手にカトレアプラザ伊勢佐木があるすぐ先の細い路地を右折する。
そのまま進み、二つ目の十字路を左折した先すぐの右側にあるビルの3Fに店舗がある。
ただ、こちらの店舗は非常に分かりにくい場所にあるので、しっかり探さないと見つからないので注意が必要。
こちらが店舗の入るビルの外観。
見ての通り、お店の看板はあまり目立たず店名も大きく書いてないので、初めて行くときは間違いなく見逃す。
今回も店舗の場所までは来たものの入口を探すまでに周辺をウロウロしたほど。
店舗へは雑居ビルの階段を上がりいくのだが、注意して見ないと場所が全く分からない。
なお、店舗は階段を上がって3Fまで行くのだが、混雑時にはこの階段に人が並ぶ。
冷房等はなく風通しもあまりよくないので、夏場はかなりキツイ。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の開店後20分で店舗に到着したが、店内は既に9割が埋まっている状態。
その後12時になると残りの席も埋まり満席となった。
店舗の入る建物自体がなかなかアヤシイ雰囲気で入るのに勇気がいるのだが、階段を上がった3Fにある店内は、中に入るとスパイスの香りが感じられる。
また、内装も特徴的で、古民家風ともエギゾチックなエスニック風ともいえるもの。
店内はコの字型のカウンターが10席程度、8名程度で使えるテーブル席が1卓、そして4名掛けのテーブル席が2卓と、トータルキャパは20名強と言ったところ。
なお、平日ではあるものの、食事を終えて帰る際には店の外に7組が待っているという状況であった。
平日でも開店直後に入店しておかないとかなり待つことになる。
こちらが店内の雰囲気。
レトロ感や古民家感、アジアンテイストが入り乱れる特徴的な内装。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はスープカレーの店なのでメニューはカレーのみ。
ただ、選び方がなかなか複雑で、それもあってかスタッフの方が1組ずつ丁寧に説明をしてくれる。
今回は開店後そこまで時間が経っていなかったこともあってか、1組ずつではなく入店してオーダーが済んでいない人に向けて一斉に説明を行ったが、オーダー方法だけでなくそれぞれの料理の特徴も含め、プレゼンのように5分程かけて詳細な説明をしてくれた。
こちらのメニューはベースとなるメニュー(カレー2種類、パリップ、バスマティライスと副菜5種類)があり、そこに好みで有償オプションを追加していくスタイル。
有償オプションにはカレーやトッピング、ドリンクなどがあり、スタッフの方が全てについてオーダーの有無を確認してくる。
人によってはこの工程が若干苦手(オプションオーダーが必須な空気感)があるようで、賛否両論のよう。
今回は初めてだったので、ベースとなるメニュー(1380円)に、オプションで「ケララフィッシュカレー(400円)」を追加、そして何となくおいしそうに見えた「ぶっかけスパイス蕎麦(500円)」を追加し、その他のトッピングやドリンクはオーダーしなかった。
こちらがメニュー。
初めての来店だと、何となく1380円というのは分かるのだが、何が入ってその値段なのかが分かりにくい。
こちらは辛味スパイスの追加オーダー表。
それぞれのスパイスの特徴と辛さが記載されている。
オーダーして待つこと25分程度で料理が提供された。
なお、オーダーするまでに10分程度待っている(説明含め)ことを考えると、体感としては30分以上待っているという感覚であった。
こちらがケララフィッシュカレーを追加したランチ。
とてもキレイなプレゼンテーションでの提供。
写真右側が本日のカレーである「スリランカチキンカリー」、中央のバスマティライスを挟んで上側にあるのが「フィンネルキーマ」、器に入ったものが追加でオーダーした「ケララフィッシュカレー」、そしてその器の反対側にあるのが「パリップ」。
まずはスリランカチキンカレーから頂くが、辛さは控えめながらも香辛料がたっぷりと入ったスパイス感のあるタイプ。
パクチーがアクセントとなり、その他に鰹節的な和の魚介の風味も見え隠れする。
ガッツリと旨味を引き出したタイプというよりは、スパイス感たっぷりのライトタイプのカレーという印象。
一方のフィンネルキーマは味付けがかなり濃いめ。
一般的に提供されるキーマカレーとは異なり、濃いめで甘辛く仕上げられた味わいが特徴的。
インド版肉そぼろというような印象で、ご飯との相性は良い。
スリランカチキンカレーの味わいがライトタイプということあり、スタッフの方が繰り返し「当店のカレーは混ぜて召し上がって頂くことでその味わいをさらに楽しめます」と言っている意味が分かった気がする。
そして追加オーダーしたケララフィッシュカレーは玉ねぎを焦がしたようなこんがり香ばしい風味が特徴的。
フワフワっと仕上げられた白身魚の食感と、他のカレーとは異なるスパイスがたっぷりと感じられる辛味もしっかりとある味わいはなかなか。
こちらは別途オーダーした「ぶっかけスパイス蕎麦」。
10食限定ということで、我々のあとであっという間に品切れになった。
平打ちの蕎麦を使用しているが、食感的には乾麺のよう。
予め器に入れられた汁はいわゆるダシの味わいがしっかりと効いた一般的な麺つゆをベースにして、スパイス感と辛味と甘味が加わる何とも不思議な味わい。
辛さがピリ辛程度なのと、色々な香辛料の実やパクチーが入っており、ちょっと癖になる味わい。
<まとめ>
今回は初めての訪問だったが、そもそも店の入口からかなり悩み、オーダーの方法にも悩んだ個性の強いスパイスカレー専門店という印象であった。
オーダーはベースとなる1380円のメニューにオプションを加えていく方法なのだが、ちょっと油断してあれもこれもと追加していくとすぐに2000円、3000円となかなか良い金額になる。
今回はベースとなるメニュー(1380円)に、オプションで「ケララフィッシュカレー(400円)」を追加、そして「ぶっかけスパイス蕎麦(500円)」も追加したので、気付けば2000円超と、ランチとしてはそれなりの金額になった。
この日のベースメニューは「スリランカチキンカリー」と「フィンネルキーマ」の2種類のカレー、「パリップ」とバスマティライス、それに漬物的なものが5種類盛られたものであった。
こちらのカレーは全体的に味わいの深みというよりもスパイス感を強調したタイプという印象で、辛さは選ぶことは出来ないものの、それもあってそこまでガッツリ辛いという感じではなかった。
メインのスリランカチキンカレーは辛さは控えめながらも香辛料がたっぷりと入ったスパイス感のあるタイプでパクチーがアクセントとなり、その他に鰹節的な和の魚介の風味も見え隠れする。
一方のフィンネルキーマは一般的に提供されるキーマカレーとは異なり、濃いめで甘辛く仕上げられた味わいが特徴的。
インド版肉そぼろというような印象で、ご飯との相性は良い。
そして追加オーダーしたケララフィッシュカレーは玉ねぎを焦がしたようなこんがり香ばしい風味が特徴的でフワフワっと仕上げられた白身魚の食感と、他のカレーとは異なるスパイスがたっぷりと感じられる辛味もしっかりとある味わいはなかなか。
確かにスパイスにこだわって作られたカレーであることは間違いないのだが、金額や提供までの時間を考えると気軽にちょこちょこ足を運べるお店という感じではなさそうであった。
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