
名前:ミサキ イタリアーノ ボッカ
場所:〒238-0243 神奈川県三浦市三崎5-2-6 香山第2ビル202
地図はこちらからどうぞ
交通手段:京浜急行線 三崎口駅 バス約30分
営業時間:11:30~14:30、18:00~20:30 毎週月・火
また行きたい度:=☆☆☆☆=6種類の料理を3000円のコースで楽しめる港町の雰囲気のいい究極コスパイタリアン
外部リンク:ミサキ イタリアーノ ボッカの食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/04/26記載)
2025年3月中旬の休日の夜に利用した。
「三崎港にあるコスパイタリアン」として以前から気になっていたお店で2024年の年末の平日に予約無しでランチ時間帯に行ったところ「満席」とのことで利用出来ず。
それもあり、事前にディナータイムの予約をして伺った。
<お店の場所はどこ?>
店舗は城ヶ島の手前、三崎港エリアにある。
今回は車で向かったので、横浜横須賀道路から三浦縦貫道路を経由して向かったのだが、公共交通機関の場合は京急の三崎口駅からバスで向かうことになる。
なお、周辺にはパラパラとコインパーキングがあるが、こちらの店は港にある「うらりマルシェ」という三浦の地の物の産直品を売っている商業施設の奥にある「三崎漁港交流広場駐車場」が指定駐車場。
こちらに停めて食事をすると1時間分の駐車券を貰える。
なお、1時間210円となっているので、2時間利用して駐車料金は210円で済むのが嬉しい。
店舗は「三崎漁港交流広場駐車場」に停めた場合は「うらりマルシェ」を通り過ぎ、目の前の道路(西海岸線)を渡った反対側の建物の2Fにある。
なかなか目立ちにくい場所なので、初めての場合は建物左横にある階段に置かれている看板を目印にすると分かりやすい。
こちらが店舗へ続く階段。
2Fには複数の店舗が入っており、入口は共通。
階段を上がり突き当りを見ると、青く彩られた扉があり、こちらが店舗入口となる。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日かつ、基本的に週末は予約をしないと入れないということで、2週間弱前に予め予約をしての訪問。
18時の開店と同時に入店したが、カウンター席が10席程度、2名席のテーブル席が5卓、計20名程度のキャパの店内は流石に先客無し。
ただ、その後18時半頃までに3組程が入店、いずれも予約客のようだったが、その後は新たな入店は無し。
店内は良い意味で使い込まれたカウンターテーブルであったり、白を基調としたシンプルな雰囲気でまとめられていて、窓から見える漁港の景色も相まって、イタリアの田舎町の漁港に来たような雰囲気。
変にこじゃれておらず、個人的には好きな雰囲気。
こちらがテーブル席。
片側がベンチタイプの椅子となっている。
真っ白の壁にはサインなどが書かれており、なんとも独特の雰囲気がオシャレ。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店はコース・アラカルトでのオーダーが可能だが、コースは事前予約が必要。
そのコースは「ボッカコース(3000円)」と「マグロコース(2500円)」の2種類あり、今回は初回ということで店舗名が入った看板メニューの「ボッカコース(3000円)」を事前にオーダー。
なお、プラス500円でデザートと飲み物を追加することも可能。
飲み物はソフトドリンクに加えてビールやウィスキー、カクテルなどもあるが、やはりワインがなかなか充実している。
グラスワインの他にボトルワインもあり、こちらは泡・白・赤それぞれイタリアの銘柄を中心にトータル10種類少々となかなかの品揃え。
今回は白ワインから「ファレーリオ(2300円)」をセレクト。
なお、今回コースメニューは以下の通り
本日の前菜
本日のカルパッチョ
三浦野菜のバーニャカウダ
マルゲリータピッツァ
本日のスパゲティ
本日のお肉料理
こちらが今回オーダーしたコースメニュー。
コースの他にもアラカルトでオーダーすることも可能。
こちらがドリンクメニュー。
一通りのお酒は揃っているという感じ。
そしてこちらがワインリスト。
品揃えもコスパもなかなかのもの。
食事は既にコースをオーダーしていたので飲み物のオーダーを済ませるとワインが提供された。
なお、今回は白ワインをオーダーしたこともあり、ワインクーラーも別途用意頂いた。
こちらが「ファレーリオ」。
ワインリストの説明書きには「フルーティーでまろやかな酸のあるワイン」と書かれていたが、それに加えてイタリアのワインにしてはなかなかしっかりとした飲み口。
トレッビアーノ、パッセリーナ、ペコリーノで作られているワインのようで、市価1700円程度のワインのよう。
それを2300円で提供しているのだから、コスパはかなり良い。
最初に提供された「本日の前菜」は「パテドカンパーニュ」。
薄めにスライスされた3口ほどのサイズのものがラスクに乗せられて提供。
ガッツリ濃厚という感じではなく、白ワインと合わせても美味しく頂ける。
「本日のカルパッチョ」は真鯛と金目鯛の2種盛り。
サラダがたっぷりと盛られていて魚そのものは見えないのだが、それぞれ4切れ程度盛られており、2名で食べても十分なボリューム感。
金目鯛のカルパッチョが食べられるのは漁港すぐ横のレストランならでは。
料理の盛り付けやお店の雰囲気は、いわゆるオシャレなイタリアンとはちょっと違うが、逆に肩肘張らない穴場的な雰囲気が心地良い。
そしてこちらが「三浦野菜のバーニャカウダ」。
一部の野菜が変更になっているが、ビーツやカリフラワー、スティックセニョールなど、カラフルで特徴的な色合いが印象的。
濃厚なニンニクの味わいを感じるソースに新鮮な野菜を絡めて頂くといくらでも食べられてしまう。
こちらは「マルゲリータピザ」。
いわゆるピザを想像するとちょっと違った印象のもの。
サイズ感は25センチくらいと1名で食べたら丁度良い少し小ぶりの物。
薄い生地にニンニクなどの味わいが効いたペーストが塗られ、コルニチョーネはほとんどないタイプ。
油がたっぷりと絡められていてスナック感覚で後を引く味。
「本日のスパゲッティ」は「ブロッコリーと海老のトマトクリームソース」。
濃厚なトマトクリームの風味がワインとしっかりマッチ。
そして最後に「本日のお肉料理」が提供された。
炙った牛ハラミをスライスしたシンプルな料理ではあるが、特製のソースとよく絡めて頂くとなかなかの味わい。
<まとめ>
今回はドリンクにボトルワインを1本、そしてコースでのオーダーということで、仕上がりは8000円程度。
1名あたり4000円と金額だけ見ればまあ少し安めという感じではあるが、実際に提供される料理を考えるとコスパはとんでもないレベル。
トータル6品が提供されたが、いずれもしっかりと1人前のボリューム感があるもの。
カルパッチョは鯛と金目鯛が2種盛りになっていたり、バーニャカウダはこだわりの三浦野菜が使われていたりと、地元食材へのこだわりもなかなかのもの。
一方で料理そのものはトラディショナルなイタリアンというよりも、少しアレンジが入ったもので、特にマルゲリータはいわゆるよく見るピザと異なったビジュアル。
コルニチョーネの部分が無い薄いクリスピーな生地にたっぷり油と共にトマトソースやモッツァレラチーズが乗せられたピザはスナック感があり後を引く味。
肉料理もしっかり1人前あり、このレベル・ボリューム感で3000円は安いと素直に思えるレベル。
難点は最寄駅からのアクセスがあまりよくなく、折角の美味しい料理をコスパのいいワインと楽しみたいのだが、そうすると車でのアクセスが出来なくなるのが残念ではある。
また、料理の提供ペースがあるのか、感じはいいのだが食事をせかしてくることもあり、良い雰囲気の中でもう少しゆったりと過ごしたいと思っていると油断出来ない部分もある。
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ミサキ イタリアーノ ボッカ (イタリアン / 三浦半島その他)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
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